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知っておこう!子猫に必要な離乳食の基本まとめ

   

知っておこう!子猫に必要な離乳食の基本まとめ

生後ある程度経過した子猫から育てる飼い主さんもいれば、「愛猫が赤ちゃんを出産した」「拾ってしまったけどどうすればいいかわからない」という飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

猫を自宅で出産させ、子猫から世話をしてきた著者が、子猫の離乳食についての知りたいポイントや大切なポイントをまとめてみました。

子猫は生まれてすぐから4~5週間目までミルクだけを与えて育てます。母猫が母乳を与えている場合は問題ないでしょうが、母猫がいない場合は、ほ乳瓶を使ってミルクを与えます。

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離乳食はいつから?

離乳食はいつから?

離乳食は生後4~5週間を過ぎた頃から与え始めます。

拾ってきた子猫の場合は、週数などがわかりませんよね。その場合は、動物病院で獣医から聞きましょう。健康状態などを診ながら週数やミルクとの併用など詳しく教えてくれます。

子猫から育てている場合にしても、ミルクだけでは栄養が足らない状態になってきます。ですから、ミルク+離乳食と考えましょう。

与える期間は、生後2ヶ月くらいまでです。それまでの間に離乳食の形状を変えながら与えていくことになります。(食事の形状を変えるところは、人間の赤ちゃんと同じような感じです)

離乳食として何を与えるの?

離乳食として何を与えるの?

生後5週目にくらいになると乳歯が生えそろってきます。しかし、今までミルクしか飲んでいないため胃腸が丈夫ではありません。成猫のフードや量が多いと嘔吐や下痢を引き起こしてしまいますので、注意が必要です。

この段階では、固形物は食べられないと思ってください。離乳食のメニューの基本は、『消化が良く栄養価が高いもの』です。段階別でみていきましょう。

生後5~6週

ペースト状の肉や魚を使った離乳食用の缶詰を使います。そこに少し温めた猫用ミルクを少し加えて混ぜ合わせたものを用意します。(形状はドロドロした感じです)

最初は、飼い主の指に少量のせて舐めさせるような感じでスタートさせましょう。最初は「味を覚えさせる」ことがメインです。

与える頻度は、1日2回です。この段階では少量の用意で大丈夫です。ミルクの合間に食べさせる(舐めさせる)と思ってください。

 

生後6~8週

この時期になったら、味をかなり覚えてきていますし、ミルクの量が減って皿から食べられるようになっています。ドロドロからペースト状に変わります。

また、ミルクの量が減ってきているので、食事の回数は増えます。与える頻度は1日4~5回です。

ただし、便の状態を気をつけてみておきましょう。下痢をし出したら、子猫の場合脱水症状を起こして命の危険にさらされてしまうことがあります。(元気がない場合はすぐに動物病院へ!)
食事の量を減らすか、混ぜるミルクの割合を増やします。

便の状態が問題なければ、1回の量を少しずつ増やしていきましょう。

複数の子猫がいる場合、食べている猫と、食べられていない猫が出てくることがあります。個々で皿を用意しても、元気の良い猫に食べられてしまっていることが考えられますので、その辺りも注意してみてあげてほしいです。

生後2~6ヶ月

体調や便の状態に問題がなければ、ペースト状から半固形の離乳食へ移行します。ミルクはほとんど必要がなくなります。半固形に変えたときは、噛めているか、喉に詰まらせるようなことがないかを注意して見ておきましょう。

与える頻度は、1日3~4回となります。この頃は皿からしっかり食べることができるようになっていますので、飼い主にとっては安心してみていられると思います。

水分補給が十分必要ですので、新鮮な水を用意することも忘れないでください。

生後6ヶ月以降

この頃になると、活発に動き回り食べ方もしっかりしてきます。成猫と同じ食事に切り替えられる時期です。最初は少しずつ増やして1週間程度で切り替えをしていきましょう。

どうしても食べにくそうにしているときは、お湯でふやかした物を与えるといいですよ。
与える頻度は、1日2回(朝晩などの決まった時間)になります。

 

手作り離乳食を与えたいときのポイント

手作り離乳食を与えたいときのポイント

缶詰やパウチに入った離乳食を使うと簡単でいいのですが、もう少し手を加えたいという場合は、鳥のササミや魚の白身(刺身用)、ゆで卵(黄身の部分を少し)、牛肉の赤身部分などが使えます。

その際は、茹でて火を通すことが大前提です。

それぞれの週数に合わせて、市販の離乳食とプラスさせたい食材と猫用ミルクをミキサーでしっかりすりつぶしましょう。固形がありすぎると胃腸を壊してしまいます。

与えてはいけない食材

  • 豚、山羊、羊などの肉(消化が悪いため)
  • 人間の食べ物(加工してある物は塩分などが高すぎるため)

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注意点

  • 食べ残したら、必ず捨てること(食中毒を起こす可能性があるから)
  • 水分をしっかり摂らせる(脱水症状を防ぐため)

手作りの離乳食は、骨や筋肉を丈夫にしますし、健康にとてもいいです。ただし、気をつけなければならない点もありますので、そこは守るようにして作ってあげましょう。

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ドライフードは離乳食になる?

ドライフードは離乳食になる?

ドライフードは、離乳食として与えることができます。しかし、そのままの形状では食べることができません。

温めた猫用ミルクにドライフードを浸してふやかし、最初のうちはドロドロの状態になるまでしっかりふやかしてから与えましょう。週数に応じて硬さを調節していけばいいのです。

ただし、水分がかなり必要になります。ドロドロになるまでふやかすとなるとかなりのミルクが必要となりますので、最初はお湯でふやかしてから猫用ミルクに混ぜて与えるという方法をとってもいいでしょう。

ここで、私の失敗例をご紹介します。

温めることを面倒に感じ、「レンジを使えばいいじゃん!」とラップをしてレンジでチンしました。そしたら、熱が強すぎたのか、水分が少なかったのか、水分を吸って程よくなったところを通り過ぎて、かっちかちのせんべいのような状態になり、どうしようもなくなってしまったということがありました。

レンジで温める際は、目を離さずたっぷりめの水分で行うことをおすすめします。「ちょっとだから大丈夫」というのは、失敗の元です。

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離乳食を嫌がるときはこうしてみて!

離乳食を嫌がるときはこうしてみて!

ミルクになじんでいると、最初のうちは離乳食を嫌がる子猫がいます。飼い主が指にのせて舐めさせようとしてもぷいっとそっぽを向いてしまうことがあります。

そんなときは、少量を人差し指にのせて、子猫の口を開けて、素早く上あごに塗るようにします。

最初は吐き出すかもしれませんが、何回も続けてください。最初の時期は味を覚えさせる時期です。食べるというより味を覚えさせることが大切ですので、食事のたびにやってあげましょう。

味が気に入らないことが原因ということもあります。そんなときのためにいくつか味を用意して毎回変えて出してみてください。

この時期にしっかり味を覚えさせないと偏食をするようになってしまいます。しっかり食べることができるようになるまで手をかけてあげてほしいと思います。

まとめ

子猫の離乳食は、面倒なように感じる人もいるかもしれませんが、意外と楽しくてやみつきになってしまいますよ!子猫との強い信頼関係が生まれますし、絆も強くなるように感じます。

今は、缶詰やパウチの離乳食が売られていますし、ドライフードもふやかせば離乳食として使うことが可能です。

いろいろな味を試して、食べることに興味を持たせてあげましょう。

大事なのは、偏食が起こらないようにいろいろな味を覚えさせてあげることです。飼い猫の食事状況は、この『離乳食期の味の覚えさせ』にかかっています!

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