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おしっこチェック!飼い猫が血尿をしたら体内の異常を疑おう!

      2017/03/26

おしっこチェック!飼い猫が血尿をしたら体内の異常を疑おう!

猫のおしっこって、なかなか見ないですよね。固まった猫砂を掃除して取るくらいで、まじまじと見ることは少ないと思います。

でも、猫も人間と同じで、体の中で何か異変が起きている時に血尿が出ます。見逃してしまいがちなおしっこも掃除の時に気にするようにしてみることも大切です。


血尿は病気のサイン

血尿は病気のサイン

通常、猫の尿の色は黄色です。体の中で何らかの異常がある時に、尿に血液が混ざり、赤い尿が出ることがあります。それが血尿です。

猫の場合は、血尿が出た時点で命に関わるような大きな病気が潜んでいる可能性がありますので、受診が必要となります。

原因となり得る病気をご紹介します。

尿路結石

尿路結石はオス猫が発症しやすい病気です。なぜかというと、オスは尿道が細く長くなっていて、先にいけばいくほどさらに細くなっていくような形をしています。

そこにエサの状況や水分補給の状態など、悪条件が揃ってしまうことで結石ができた時に詰まりやすくなってしまうのです。

症状としてみられるのは、トイレに何度も行くのに、おしっこが出ていない(トイレ砂にかたまりが見られない)ことや、排尿痛、食欲不振、陰部をしきりに舐めているなどがあります。

うちの猫(2歳:オス:MIX)も先日、尿路結石になりました。その時に気づいたのが、『陰部をしきりに舐めている』です。

どうしたのかなと思ってはいたのですが、あまりにも頻度が多すぎるので、トイレ掃除をする時におしっこで固まった砂を見たら、崩した時に変な色(赤というか茶色っぽい感じ)をしていたので、まさかと思って病院に連れて行って、尿路結石だと判明しました。

猫の尿路結石の原因と対策は?生活習慣やフードに要注意!

膀胱炎

膀胱炎は、膀胱が細菌などに感染して炎症を起こした状態です。排尿する際に痛みが走るため、トイレで鳴くということが多くなります。(うめき声のような感じ)

また、トイレに行く回数も多くなりますが、なかなか出ないので、しばらくトイレにいることもあるようです。そして、血尿が出ることもあります。

その他の症状として、お腹を触ると痛がったり(触ろうとすると怒ってシャーという子もいます)、発熱をしたりすることもあります。


何らかの中毒

猫は、ねぎ類(長ねぎ・玉ねぎ・小口ねぎなど)を食べると中毒症状を起こします。

体重1キロに対して28グラムの少量で中毒を起こすようです。症状は、貧血・ふらつき・下痢や嘔吐・血尿などがあります。

その他に、洗剤(殺鼠剤や家庭用洗剤など)や観葉植物(スイセンやポトスなど)が体内に入ることでも中毒症状を起こしてしまいます。

猫が舐めたり、いたずらで噛んだりしないように注意が必要です。

飼い主は要注意!猫が食べてはいけないもの8選

その他

猫もストレスが大きくかかると、血尿が出てしまうことがあります。

長く続く工事音や来客が多いなど、個々によってストレスとなる要因は変わりますが、ストレスがある場合は、脱毛などの他の症状も出てきます。

また、どこからか落下や事故で負傷したなんて場合も血尿が出ることがあります。この場合、すぐに出るのではなく、数日経ってからということがありますので注意が必要です。

猫の場合も自己判断は危険です。血尿が出た時点で受診しましょう。

血尿以外の症状は?

血尿以外の症状は?

血尿が出たら、それ以外にも身体的な症状が出ていたり、数日前などに何かしらやらかしたなんてこともあるでしょう。そういった状態を見逃さないようにしておくことが大切です。

「飼い猫が血尿!?」となった時に、獣医にしっかり説明ができないと、病変を見つけるまでに時間がかかってしまうことにもなります。

身体的症状

  • 元気がない
  • ふらつきがある
  • 発熱している
  • 尿が出ていないようだ
  • 性器から出血している
  • 腹部が腫れている
  • 口や口周りに変色がある
  • 嘔吐や吐きそうなそぶりをする

など。

当日~数日中に起こった事故

  • 高いところからの落下
  • 猫同士でのケンカがあった
  • 激突などの大きな事故(どこかにぶつかったなど)
  • 玉ねぎなどを食べたかもしれない(形跡があったなど)

こういった情報は、獣医にとって診断をするための大切なものです。気にかかることは全て話しましょう。


早期発見のためにはトイレをチェック!

早期発見のためにはトイレをチェック!

猫は言葉を話せません。そのため、具合が悪くても言うことはしないし、飼い主に訴えようともしません。飼い主が自発的に気づいてあげるしかないのです。

食事の様子や元気かどうかは見ればわかりますね。それ以外のところもチェックすることが早期発見に繋がります。

一番にしたいのは、トイレの状態です。

トイレ掃除は毎日すると思いますので、猫砂(おしっこシートなど)を崩して血尿が出ていないか、尿のかたまりはいつも通りか、猫がトイレに行った時にうめいたりしていないかなどの点をみましょう。

おしっこシートであれば、すぐに血尿だとわかると思いますが、猫砂の場合は、色が変色していることもあります。そこをよく見てください。

トイレ掃除の際は、マスクをして行うといいでしょう。ニオイや粉末などがある場合は、マスクに救われます。

血尿が出ていたら、それを持参するといいでしょう。現物があった方が、獣医も確認しやすいですからね。

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まとめ

猫のおしっこをチェックするのって、面倒ですしニオイもしますからさっさと終わらせたいと思うかもしれません。

だから、毎回する必要はありません。何かおかしいなという状態がみられた時でいいでしょう。

血尿を最初に見た時は驚きます。驚くような病気になっていることも十分に考えられますので、急いで動物病院に連れて行くようにしましょう。

それが飼い猫を救うことにもなるのです。決して自己判断だけはしないようにしましょう。

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