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繁殖させないことも必要!猫の去勢と避妊手術

      2017/03/26

繁殖させないことも必要!猫の去勢と避妊手術

春などの恋の季節がやって来ると、飼い猫はソワソワし始め、外に出たがります。

複数匹飼っていると相性が合えば、どうしても繁殖することに繋がってしまいます。

猫の繁殖力はとても強く、生後数カ月から妊娠が可能で、放っておくと次から次に子供が出来てしまいます。


そういった予期せぬ繁殖は、猫を飼う上でも注意しなければなりません。

中には、飼い猫の管理不足から無駄な繁殖を許してしまい、終いには子猫を捨ててしまうような無責任な飼い主さえいるのが現状です。

このように、猫をそのままにしておくと飼い切れないほど繁殖してしまうという事態にもなりかねませんので、意図しない繁殖は絶対に避けるべきです。

また、病気を予防するためにも猫の去勢と避妊の手術は必要になりますので、その辺りについて紹介します。

なぜ、去勢・避妊手術が必要なのか

メス猫の場合は、大きめな声で鳴きます。

そして、背中を触ると腰を上げるようなしぐさをするようになり、外へ出たがるようになります。

それでも外へ出さないでいると、ストレスが溜まるのでしょう。

毛が抜けたり、気性が荒くなったりします。(飼い主を意味もなく噛むことも)

オス猫の場合は、メス猫より大変です。

鳴くことはもちろんですが、『スプレー行為』おしっこをスプレーのようにまき散らす行為を行います。

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そのため、部屋の中はおしっこより臭いニオイが染みついてしまうことになります。

そして、メス猫同様にストレスが溜まって、毛が抜ける子もいれば、攻撃性が増し、暴れたりする子もいるのです。

それだけではありません。

不要な繁殖は、猫の命にも関係してきます。

平成26年に殺処分された猫の数

  • 子猫:47,043匹
  • 成猫:32,702匹

こういった現状を考えますと、去勢・避妊手術が必要なのがおわかりになると思います。

無責任なクズ飼い主のせいで猫が保健所で殺処分されているという現実

いつから手術を受けられる?

いつから手術を受けられる?

性成熟を迎える時期になったらすぐがいいそうです。

オス猫の場合は、6~10ヶ月齢程度です。

メス猫の場合は、6~12ヶ月齢程度(もう少し早い子もいます。)です。

しかし、個々によって時期がずれることがあります。

獣医は、生後6ヶ月以内に手術を受けることを推奨していますので、初めての検診の時に、去勢・避妊手術の件について獣医と話しましょう。


去勢と不妊にかかる費用について

去勢と不妊にかかる費用について

オス猫の場合、去勢費用は1~2万円程度です。

日帰りも可能ですが手術当日は入院を勧められるかもしれません。

メス猫の場合、避妊費用は、2~4万円程度です。

メスは開腹手術ですから最低でも2~3日の入院が必要です。

ですから、もう少し費用がかかることを想定しておきましょう。

また、地域・病院によって費用は変動します。手術の相談時に獣医から費用のこともしっかり聞いておくようにすると慌てずに済みます。

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去勢と不妊手術の手順

去勢と不妊手術の手順

予約は手術の1週間前に行います。

手術前日は、夕食後絶食になります。(水はOK)夕食が済んだら何も食べさせないことが大切ですので、ゴミ箱や台所、エサ置き場など食べられるものを置かないようにしましょう。

手術当日は、水を飲ませないようにします。(胃の中に何かあると、手術中に吐いてしまう恐れがあるからです。)

オス猫は、短時間で済みますので当日帰宅できる場合もありますが、メス猫は開腹手術となるため入院になります。

術後は、傷口を舐めたりしないようにするために、エリザベス・カラーをつけての生活となります。

術後7~10日で抜糸です。再度来院して、傷口の状態などを診てもらいましょう。

ただし、退院から抜糸までの間に傷口のただれ、出血などの変化があった場合は、すぐに電話をして獣医に相談をしましょう。受診になることもあります。

また、おしっこの状態や便のこともみておきましょう。トイレには行くけど出ていないなんてことがあったり、血が混じったりしているなんてことを見逃してしまうかもしれません。


去勢手術と不妊手術をすることで予防できる病気

去勢手術と不妊手術をすることで予防できる病気

去勢手術をすると、前立腺の病気や精巣や肛門周辺の腫瘍といった怖い病気を予防することができます。

避妊手術の場合も、子宮の病気や乳がんの予防になります。

うちで飼っている猫たちも去勢・避妊手術を受けています。

長年飼っていますが、その間に亡くなった猫も入れて、前出したような病気にかかることはありませんでした。

ただ、予防になるという話ですので、まったくかからないというわけではないことを思っておいて欲しいと思います。

きっとこの話は手術の説明の時に、獣医から話があるでしょう。そのときに、質問して聞いてみるといいと思います。

術後の性格は変わってしまうの?

術後の性格は変わってしまうの?

体内の男性ホルモンと女性ホルモンの割合が近づくと言われています。

そのため、オス同士・メス同士で仲良くなったりすることがあります。(うちにもそういう猫がいました)

性格などは元のまま変わらないように思います。

ただ、オス猫の場合は、スプレー行為をしようとお尻をあげたりする行動をします。

メス猫もお尻をあげたりすることがあります。

実際には臭いおしっこが出たりすることはないですし、交尾をするわけではないのですが、気持ちがあるということなのではないかと思っています。

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まとめ

去勢や避妊手術は、飼い主のエゴと言われればそれまでかもしれません。

でも、殺処分になってしまう可能性のある猫を増やしてしまうことなどを考えれば必要枠だと思うのです。

人の都合で手術してしまうことではありますが、病気の予防にもなるといったいいこともありますので、私個人としては、受けさせることをお勧めします。

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