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猫にエリザベスカラーを付ける必要性は?おすすめのタイプはどれ?

   

猫にエリザベスカラーを付ける必要性は?おすすめのタイプはどれ?

「エリザベスカラー」というのは、動物がケガなどをした時に使う円錐形をしている物体です。

猫などが付けるとエリマキトカゲのような感じになり、猫好きにはたまらなくかわいい姿になってしまうものです。

しかし、ケガなどをして首につけられた方はかなりストレスの溜まるもののようです。

エリザベスカラーは、必ずつけなくてはならない物なのか、付ける時の注意点はあるのか、という疑問点を書きたいと思います。

エリザベスカラーの必要性

猫がエリザベスカラーを付ける必要があるのは、傷口や皮膚病になっている部分などを舐めさせないためです。

傷口などの患部を舐めることによって、口の中にいる菌などに感染してしまうといったことを防ぐためです。

また、薬をつけたりもすると思いますが、それらを舐めてしまうこともよくありませんよね。それらをさせないようにすることと、猫の体を守るために必要なものと言えます。

以前、去勢手術をしたうちの猫(当時1歳:オス:MIX)は、自分で勝手にエリザベスカラーを取ってしまい(ゆるくなっていたのでしょう…)、手術したところを舐めて炎症を起こしてしまうという事態に発展してしまいました。

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私の留守中にやったこととはいえ、かわいそうなことをしてしまったと、本当に反省しました。

だから、どんなに嫌がっても医師のOKが出るまでは、エリザベスカラーは外せません。必要枠と考えましょう。

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病院によってエリザベスカラーを使わないことも?

病院によってエリザベスカラーを使わないことも?

絶対に必要だと言われるエリザベスカラーを使う病院と、そうでない病院があるという話を聞いたことがあります。

猫友や獣医さんに話を聞いてみたところ、2つの理由があることが分かりました。

使用する麻酔の種類による?

手術をする際には麻酔を使います。麻酔には、「筋肉注射」と「気管麻酔」の2種類があります。

筋肉注射

筋肉に直接麻酔を打つため、筋肉に薬が残ってしまい、術後に傷口が治りにくいです。しかし安いので使われることが多いようです。体に負担のかかりやすい麻酔です。

気管麻酔

肺に打ち込むので筋肉自体にダメージを与えたり、術後に動かしにくいということがありません。傷の治りが早いですが金額が高いです。体に負担がかかりにくい麻酔と言えます。

手術の内容や予算などに合わせて、獣医さんが麻酔を変えるようです。

ただ、いずれにしても舐めることがないようにエリザベスカラーは必ず付けるはずだと獣医さんは言っていました。

付けないのではなく、付けている期間が短いだけではないかということでした。

なかにはメスを使いまわす病院も?!

手術に使うメスを使い回す病院があるという話を耳にしました。

消毒や滅菌管理をしっかりしているようですが、使い回すようなことをすれば、切れ味が悪くなることは必須です。

切れ味が悪いということは、通常より余計に切り口を大きくしなければいけないということです。これでは術後治るまでに時間がかかってしまうのは当然です。

しっかりした獣医がいる動物病院ではそのようなことはないようです。人間でも一度使ったメスは使い捨てにします。そうしないと感染症にかかったりするからです。

手術費用の見積もりが異様に安いなんて場合は、手術前に獣医に話を聞いてみた方がいいようですね。今回さまざまな話を聞いて私自身も怖くなりました。

猫にとってはストレスが溜まるエリザベスカラー

猫にとってはストレスが溜まるエリザベスカラー

猫にとって、エリザベスカラーをつけられるのはストレスになります。周りが見えにくいこともあるでしょうが、患部を舐めて治せないことや動きに制限が出てくることに不満を感じるのは当然です。

特に、病院で貸してもらえるエリザベスカラーにはサイズに制限があるので、飼い猫には合わないなんてこともあります。(前出した私の飼い猫の場合もそうでした)

それだけでなく、猫によってはエリザベスカラーを付けることによって動けなくなってじっとしてしまう子や、一生懸命に取ろうとする子もいます。

こういった動きを見せるのは、体調が悪いことも関係しているでしょうが、ストレスに感じていることも大いに関係しています。

ストレス軽減のためにソフトタイプを用意する

飼い猫に合うサイズのものを用意することで、少しは軽減されます。

市販の物だと、1000円くらいから買えます。しかし、視界や患部を舐めないような物を基準に選んでみることをおすすめします。

病院で貸してくれるものはプラスチック製などの固い物がほとんどなので、柔らかい物を選ぶのもいいでしょう。寝る時も何回も体勢を変えなくてもいいようです。

安全性を重視で選ぶ

エリザベスカラーは患部を舐めさせないために装着するものです。どんなに素材が良かったり、視界が良好だったりするものより、確実に舐めさせないことが一番大切です。

「体をくねらせたら患部を舐めていた!」なんてことになったら本末転倒ですから、安全性を重視で選びましょう。

おすすめのタイプはエリザベスウェア

エリザベスカラーの欠点を改良したものがエリザベスウェア。首に付けるタイプではなく、服として着るタイプです。

これならふとした瞬間に外れてしまうこともありませんし、猫にとってもストレスが少なくて済みます。

まとめ

飼い猫が手術をしたり、皮膚疾患になったりすることってあると思います。そんな時に大切なのは、患部を舐めさせないことです。

うちの飼い猫みたいに炎症を起こして悪化させてしまうなんてことはさせたくないでしょう。

そうならないように、勝手に外したり舐められるような短めのエリザベスカラーにしたりするようなことにならないようにしていただきたいと思います。

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