*

猫の皮膚病は症状から分かる!その種類と予防法とは?

      2017/09/15

猫の皮膚病は症状から分かる!その種類と予防法とは?

季節が暖かくなってくる頃は、猫の皮膚病が流行る時期です。

室内で飼っていても、ちょっとしたことで、ノミやダニなどさまざまなことが原因となって、毛が抜けて皮膚病が発症してしまうことがあります。

また、人にうつってしまう場合もありますので、無視はできないところではないでしょうか。

ここで、皮膚病の種類とその症状を確認しておきましょう。



猫の皮膚病の種類

猫の皮膚病は、かかりやすいものが3つあります。

  • ノミやダニなど皮膚につく虫が原因で起こるもの
  • アレルギーが原因で起こるもの
  • 細菌やカビが原因で起こるもの

その他に、ホルモンの異常や腫瘍、自己免疫疾患が原因で起こるものなどがあります。

症状の出方

症状の出方

皮膚病の原因となるものによって、症状の出方が変わってきます。以下を目安にしていただきたいと思います。

虫が原因の症状

ノミやダニが原因の場合、最初に現れるのがかゆみです。耳の後ろやしっぽの付け根の辺りを異様に噛んだりしていたら、毛をかき分けて見てあげましょう。

赤く点々とした発疹のようなものがノミやダニが原因で出たものです。虫が1匹でも見つかれば、かなりの数がいると思ってください。

うちの猫たちもノミにやられました。もらい猫をしたときに、付いていたのでしょう。

飼っていた猫のほとんどに付いていましたので、動物病院で駆除をお願いし、自宅も年末の大掃除のような感じで徹底的に掃除をする羽目になりました。

市販薬も売られていますが、駆除をした方がいいですので、動物病院へ直行しましょう。

参考:猫のかゆい原因はダニやノミかも?その対策と発見した時の対処法

アレルギーが原因の症状

飼い猫の持っているアレルゲンに反応して、自分の免疫が過剰に反応してしまうために起こります。どこで症状が発症するかによって、症状の出方が変わります。

直に皮膚で触った場合、皮膚が赤みを帯びてかゆみが出ます。

ひどいと炎症を起こしてしまうこともあるため、市販薬に頼るより、アレルゲンを突き止めるためにも受診が一番です。

参考:猫アレルギーの症状と対策は? 治すこともできるの?

細菌やカビが原因の症状

毛穴から細菌やカビが侵入し、ニキビのような症状を起こします。これは膿皮症と呼ばれています。ひどくなるとかゆみを帯びますので、かきむしってフケが出てしまうこともあります。

かゆいので、猫も必死に舐めたり噛んだりして何とかしようとするのですが、これがかえって逆効果となってしまいます。(一夜にして毛が抜けてしまうこともあるようです!)

医師から薬を処方してもらうことで、早く良くなります。

猫の皮膚に変化が見られたとき、一番手っ取り早いのは猫用の市販薬です。でも受診をした方が治りも早いですし、猫が苦しまなくて済みます。(経験上)

参考:白い粉がポロポロ…飼い猫にフケが出てしまう原因と対策

皮膚のチェック

皮膚のチェック

健康な猫は、毛がつやつやしています。だからこそ、「抜け毛が急に増えた」などの点にすぐに気がつくことができるはずです。

変だなと思った場合は、下記のことをチェックしてみてください。

【皮膚のチェックリスト】

  • 体をしきりになめる・かく・かむ
  • 皮膚の色がいつもと違う(広範囲に赤みを帯びているなど)
  • 毛をかき分けると、炎症やただれがある
  • 体臭がする
  • フケが出てきた
  • 毛のつやつや感がなくなっている
  • ノミやダニを発見した

特に、体を必死になめたり、かいたり、噛んでいたら毛をかき分けて、皮膚の状態を見てあげてください。

猫から人への感染

猫から人への感染

猫の皮膚病が、人への感染を起こすことがあることは知っていますか?

「妊婦にトキソプラズマに感染している猫を近づけてはならない」という話は有名ですね。排泄物から感染し、胎児を感染の危険にさらしてしまうためです。

その中でも皮膚病では、次のものがあります。

真菌症:真菌という病原体が原因で起こるもの

猫には、円形脱毛やかさぶたといった症状が出ます。これが人に感染すると、かゆみを伴う赤い湿疹が出ます。それがリング状に広がっていくので、『ゼニたむし』と呼ばれることがあります。

疥癬(かいせん):ヒゼンダニが原因で起こるもの

猫には、脱毛や発疹、かさぶたやかゆみが症状として現れます。これが人に感染すると、手や腕、お腹といった皮膚の柔らかいところなどの赤斑が出ます。

この2つは、いずれも接触感染でうつります。

猫と人では症状の出方が違うので違う病気と思われがちですが、飼い主にも何かしらの症状が出てきたら、受診した際にそのことも話すようにしましょう。

猫の皮膚病の感染予防

皮膚病感染予防

皮膚病の感染を防ぐためには、清潔にし、手洗いと必要以上の接触を避けることです。でも、愛猫との楽しい関わりを減らしたくないですよね。(私もです)

ですから、愛猫と遊んだら手洗いをすることくらいはしましょう。また、人の免疫を高めておくのも予防になります。

飼い主が体調不良の時は、感染(お互い)を防ぐために、できるだけ距離をおくことや、手洗いうがいを徹底するといった方法を取りましょう。

これだけでも、うつる確率が変わってくると思います。

飼い猫の免疫力アップに!
公式:大切な家族の元気に。免疫力を保つ「ブロリコ・ペット」【ペット用ブロリコ】

まとめ

愛猫はかわいくて仕方のないものです。

でも、ちょっとしたことで皮膚病を発症してしまうことがあるということを忘れないでください。猫は話すことができませんので、どんなにかゆくても行動でしか示すことができません。

その辺を理解して、日常と違う動きをするようなら早めに確認し受診をしましょう。それが自分の体を守ることでもあるのです。

また、普段から猫の皮膚を清潔に保つことが予防にもつながります。猫は人間と違ってどうしても身体が汚れやすいですが、だからといって月に何回もシャンプーをするのはNGです。

シャンプーの刺激が皮膚に負担を与えてしまうため、できるだけ低刺激のシャンプーを使いましょう。

参考:猫のシャンプーはどれがおすすめ?洗い方や頻度もおさらいしよう!



  関連記事



  • 犬好きさんはこちらもチェック 犬と歩む道