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無責任なクズ飼い主のせいで猫が保健所で殺処分されているという現実

      2017/03/26

無責任なクズ飼い主のせいで猫が保健所で殺処分されているという現実

今、この時にも猫が保健所で殺処分をされているという現実があることを知っていますでしょうか。

一時の感情だけで猫を飼い、不要になったからと飼育放棄をする飼い主がいるために、猫の命が危険にさらされています。

猫だけじゃありません。動物を飼うときは、飼い主としての責任を全うしなくてはいけないということを考えて欲しいと思います。


殺処分が行われる理由

環境省が公開している犬・猫の引き取り及び負傷動物の収容状況のデータを先日見せてもらいました。

平成26年度(2014)版によると以下の内訳となっています。

  • 行政による引き取り猫数の合計:97922匹
  • 飼い主からの引き取り要請:16542匹
  • 引き取り要請中の成猫:8838匹
  • 引き取り要請中の子猫:7704匹

「行政による引き取り」とは、動物愛護センターや保健所で、殺処分や譲渡を前提に動物を収容することを言うそうです。

殺処分が行われてしまう大きな理由は『飼い主による飼育放棄』です。殺処分される猫のほとんどは飼い主が持ち込んでいるという事実があります。

子猫を望まないのに、避妊手術を受けさせずにいて産み落とした子猫など飼えないから保健所などに連れてくるのです。

殺処分を受ける猫たちは、収容期限が過ぎると、閉じ込めた処分機に、二酸化炭素を充満させて酸素を抜いていく方法で処分されます。多くの自治体がこの方法を採用しています。

窒息殺は安楽死と呼べるものでは決してありません。息絶えるまでに15分近くも苦しみます。次々とその命を無理やり絶たれているのです。

保健所では猫を捕獲する義務がない事実

保健所では猫を捕獲する義務がない事実

猫は他の動物(例えば犬)とは違い、行政が捕獲しなければならないという法的義務がありません。

保健所が野良猫を捕獲しに行くということがないということです。

殺処分を受ける猫は、ほとんどが何らかの形で飼い主が持ち込んだということになります。

飼い主が猫を保健所に連れて行く理由をみてみましょう。

  • 引越し先がペット禁止だから
  • 猫が大きくなってかわいくないから
  • 飼ってみたら思った以上に大変だった
  • 予定外の出産で、子猫を育てられない
  • 子猫のもらい手がないから
  • しつけが大変で言うことを聞かないから
  • 妊娠出産で飼えなくなった
  • 猫が病気になったから
  • 老猫の介護ができない
  • 飼い主が他界

全部ではありませんが、クズ飼い主の一方的な都合ばかり。

それで猫が殺処分されるなら、いっそのこと逆になればいいのにって本気で思います。

ペットとは言え、いったん家族に迎え入れたのですから、最後まで面倒をみるという飼い主の責任があることを忘れないでほしいと思います。

生活がかかっているというのもわかりますが、そんなことは理由にならないし、飼い主に知識や予測することがあれば殺処分という現実を防げる理由もあります。

モラルのある人であれば、そんなことは飼う前によく考えているはずですよね。

逆に言えば、そんなことも考えないで「可愛いから」という安易な都合だけで生き物を飼って、終いには「いらなくなったから」といって捨てる人間がいる。

自分勝手な都合で生き物を見捨てるような人間とは関わりたくありませんが、そんな人間が社会にごまんもいると思うと、色々考えさせられますね。

飼い猫が老いてきたら…老猫の介護に必要な準備を始めよう!

殺処分された猫たちは…

殺処分された猫たちは…

殺処分された猫たちは、焼かれて灰になっておしまいです。土に帰ることはできません。むしろ廃棄物というゴミ扱いを受けています。

この現実を知らない人が多くいるのではないでしょうか。

殺処分の現状を知った青森県立三本木農業高等学校動物科学科愛玩動物研究室は、『命の花プロジェクト』を平成24年にスタートさせました。

生徒達が、県内の殺処分の現状をどうにかゼロにしたいと考え、始まったそうです。

青森県では、年間2000頭以上の犬や猫の殺処分が行われています。

処理施設には、殺処分された動物たちの骨を入れた袋が多く積まれ、ゴミと同様に扱われて処分されている現実があります。

何とかして、土に帰してあげたいという思いから生徒たちが行ったのは、殺処分された犬や猫の骨を保健所から持ち帰り、細かく砕いて、土に混ぜて花を育てる活動です。

これなら殺処分された犬や猫たちの命を花を通して土に帰すことで、「命の尊さ」と「青森県の殺処分の現状」を訴えることができます。

この活動は、さまざまなメディアから取り上げられ、殺処分の現状を多くの人に伝えることができています。現在も活動をしています。


殺処分ゼロを目指して

殺処分ゼロを目指して

殺処分の現状を知ったら、どうにかゼロにしたいと思う方も多いかと思います。

実際に殺処分0をかなえた国や地域もあり、ペット先進国のドイツなんかは有名ですよね。

ゼロにするためにどうしたらいいのかを考え、知ることから始めて欲しいと思っています。

私たちができることは何かということを考えてください。

  • 飼育放棄しない
  • 飼い猫に避妊手術を施す
  • 迷子にならないようにする
  • 一時の感情で猫を飼わない
  • 飼うことに責任を持つ
  • 保護施設から引き取る
  • 少額でもいいのでボランティアや寄付をする

こういった少しの行動や気持ちの持ちようで、かわいそうな猫を殺処分に送るなんてことがなくなります。

どうしてもの場合は、動物愛護センターに相談をするという形を取る(しつけ問題や急な転勤など)ことで、しつけに関してはやり方を教えてもらえるでしょうし、何かしらの力になってくれることでしょう。

しかし、勘違いをしないでいただきたいのは、お荷物になったと感じているペットを引き取ってくれる受け皿的な場所にしないということです。

まとめ

今回は猫の殺処分の現状をお伝えいたしましたが、同様に犬の殺処分もあります。

現実はすごく厳しいです。しかし、猫が飼い主の都合で保健所で殺処分されてもいいという理由なんてどこにもありません。

これから猫を飼う場合は、飼い主が親になる・家族になるという責任をしっかり持っていかなくてはならないということです。その辺をしっかり考えてから、猫を飼ってあげてほしいと思います。

殺処分を無くすには、飼い主のひとりひとりが責任を持つことです。

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