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野良猫や捨て猫を保護した!飼い猫にする際の注意点とは?

      2017/03/26

野良猫や捨て猫を保護した!飼い猫にする際の注意点とは?

人なつっこくてかわいい猫が野良猫のように生活をしていたら、つい飼ってあげたくなりますよね。

街を歩いていたら偶然子猫の捨て猫を発見し、保護して飼うことになったという人も少なくないのではないでしょうか。

しかし、野良猫や捨て猫を飼うのにはそれ相応の準備が必要になることを知っておいて欲しいと思います。

ただ、「かわいいから」という理由だけでは飼うことは難しいのです。


飼い猫と野良猫の生活形態の差を考えてみると、野良猫は外で生活をしているので生活環境が粗悪であるということは言うまでもありませんね。

大げさに思われるかもしれませんが、野良猫・捨て猫は様々な病気を持っていたりなどで人間に害を及ぼすこともあります。

また、野良猫と呼ばれている猫たちの中には、元は飼い猫だったという捨て猫も多くいますので、その場合の飼育方法も変わってきます。

ここで、まず野良猫と飼い猫の違いを知っていただき、家に迎え入れる際の注意点を参考にして頂けたらと思います。

事前に知識を把握し、しっかりと下準備をしてから飼い猫として迎え入れるようにしましょう。

野良猫と呼ばれる猫たち

野良猫と呼ばれる猫たち

野良猫とは、現在人に飼われていない状態で、外で生活をしている猫を言います。

生活する範囲は人間の生活範囲とほとんど同じで、完全な野生化はしていません。人を見ると「シャー」と威嚇する猫もいますが、完全な野生化をしているとは言えない状態です。

その理由は、人間社会に依存した生活を送っているということが大きいと思われます。ネズミや鳥などを捕って食べるというよりは、人間が出したゴミ(食べられる物)をエサとして生活しているからです。

野良猫にも種類があって、元は飼い猫だったのに捨てられてしまったという猫もいます。

時折、人なつっこい性格の猫がいて、人間に寄ってきたりすることがあると思います。

そういった猫は、自由に外へ出入りしている飼い猫か、以前飼われていた捨て猫か、迷子になっている飼い猫か、ということになります。

人間に全くなつかない野良猫もいますが、なついてくる野良猫も多くいるのです。


野良猫と元飼い猫の違い

野良猫と元飼い猫の違い

野良猫と元飼い猫の一番の違いは、『環境の差』と『愛情』にあると私は思っています。

生まれつき野良猫

生まれつきの野良猫は、警戒心が非常に強いです。野生に近くなってきていることも考えられますが、人を信用していないということが大きいと思います。

そのため、自分から寄っていったり、人間に自身の体をゆだねるということはまずありません。人が近寄ると、ほとんどが威嚇するケースが多いです。

そして、縄張り意識が強いことが挙げられます。自分のテリトリーによその猫が入ってくれば、ものすごいケンカに発展することもあります。

常に意識を張り巡らしているので、大きなストレスを抱えていると考えられます。道路などで寝そべっていたりする姿から想像は出来ないかもしれませんが、環境が環境ですから、当然と言えるでしょう。

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元飼い猫・捨て猫

元飼い猫は、生まれながらにして野良猫とは明らかな違いが見られます。人に対して警戒心が弱く、人慣れしている様子がみてとれます。

人間を見てもすぐに逃げるということが少ないです。むしろ、寄ってきて触って欲しいと言わんばかりの態度を見せます。愛情をかけてもらったことのある猫は、それを求めて人間に寄ってくるのです。

元飼い猫には、いくつかタイプが分かれます。

  • 家に帰ることのできなくなった迷子猫
  • 母猫が元飼い猫で、その影響を受けた子猫
  • 実は飼い猫で外と中を自由に行き来している(野良猫とは言えないかもしれませんが…)
  • 捨てられてしまった猫

野良猫と言えども、人なつっこい猫がいた場合は、『迷子猫』であることもあります。この場合は、保護が必要となります。

私は、以前野良猫をもらってきたことがあります。人なつっこい猫でしたので、動物保護官の話では、「捨てられてしまった猫ではないか」とのことでした。野良生活が長かったようで、正確な年齢がわからなかったです。

しかし、愛想がよくかわいらしかったので、引き取り手を探していたとのことでした。

運良く、感染症などの病気はありませんでしたが、ノミやダニ、寄生虫がいて、その治療を行い、予防接種をしてもらって、我が家に来ました。

元飼い猫の場合は、また飼ってもらえるというチャンスが巡ってくることが多いので、最初から野良猫というよりはいいのかもしれません。


野良猫の食生活と寿命

野良猫の食生活と寿命

野良猫は飼い猫と違って食に対してものすごく貪欲であるということは言えます。いつ食べられるかわからないという状況にいるのですから、貪欲さがあって当然のことかもしれません。

また、人間の残した物を食べていることや、事故などが原因で平均寿命が2~3年という短い生涯です。

飼い猫に比べて寿命が相当短いことがおわかりになると思います。

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外で生活をしているため、寄生虫やノミ・ダニ、感染性の病気を持っていることもあります。それが原因で命を落としてしまう猫もいるのです。

例え子猫であったとしてもこういった病気などを持っている可能性は高いので、触る際は注意しなくてはなりません。もちろん人間に移ることもあり、『トキソプラズマ』などが有名です。

自由な生活をしているように感じる野良猫たちですが、実は大きなストレスを抱えながら生活していて、短命であることも理解していただけたことと思います。

また、野良猫と言えども、その中には元飼い猫もいるので、状況や性質の違いがあることもご理解いただけたと思います。

大切なのは、どんな猫でも人間の生活圏内にいて、人から離れて生活することはできないということです。生活形態に大きな差がありますが、『環境の改善』と『愛情』が必要であることは明白なのです。

野良猫を見かけたら、地域の動物保護の課に連絡をして、保護をお願いしてみることも大切なことだと思っています。

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野良猫は飼うことができるのか?

野良猫は飼うことができるのか?

野良猫を飼い猫にするのは、意外と難しいところがあります。でも、結論から言うと無理ではありません。

その中でも生まれながらの野良猫は、家の中に入ったことがないので、しつけをするなどの基本的なところから徹底的にやらなければなりません。

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また、自宅に連れて行く前に必ず病院に連れて行く必要があります。

動物病院で、健康診断・予防接種・ノミ・ダニ駆除などをしてもらいます。

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その他にも外とは違う生活が始まるのですから、それに慣れさせるために時間がかかります。狭いところに入り込み、じっとしているなんてこともあります。

ペットショップや譲渡会などでもらってくる猫とは、明らかな違いがあることをあらかじめ理解しておくことが必要です。

元飼い猫の野良猫の場合はそれほど大変ではないでしょう。それでも、外で生活をしているのですから、家に迎え入れるための下準備は必要です。


野良猫・捨て猫の飼育の注意点

野良猫・捨て猫を飼う際の注意点

これから紹介する3点は、野良猫や捨て猫を飼う際に本当に注意をしなくてはいけない点です。飼う前に必ずチェックをしておきましょう。

健康状態

上記でも触れましたが野良猫の平均寿命は2~3年です。飼い猫は平均15年と考えるとかなり短命であることは明白です。

でも、栄養価が高く健康的なキャットフードを与えたり、定期的に獣医の診断&治療を受けることで寿命を伸ばすことができるとも言われています。

私がもらってきた猫は5年生きてくれました。なかには10年20年と生きる猫もいます。

それでも最初から飼い猫の場合と違って寿命が短いことは覚悟しておいてください。

まず、野良猫・捨て猫の場合、寄生虫の感染確率は80%と言われています。飼うと決めたのなら、必ず対処が必要です。

虫下しの薬がペットショップなどでも売られていますが、動物病院に連れて行って、獣医の診察を受けてから使うことをおすすめします。

家に迎え入れる時は最初が肝心であるため、素人の判断で薬を使うのではなく、その道のプロに任せて確実な対処をしましょう。虫下しを飲ませてから、3ヶ月後に出てきたなんてこともざらにあったりします。

また、感染症などの病気を持っている猫もいるはずです。その中には人間に感染する病気もありますので、甘く見てはいけません。

目やにや鼻水などが出ている場合は、素手で触るようなことはしないようにしましょう。

そして、メス猫の場合はお腹が大きくない状態でも妊娠している可能性がありますので、一度獣医に妊娠の有無を調べてもらいましょう。

飼い猫と違って避妊治療もされておらず、猫同士の交配が盛んに行われていた可能性もあります。

脱走

外で生活していた猫にとって、家の中では運動量が足りなかったり、狭いと感じたりして退屈になり脱走することがあります。本能ゆえに自由さを求めてしまうのでしょう。

外に出してくれと言わんばかりに鳴いたり、狭さがストレスとなって体調を崩したなんていう猫の話を聞いたことがあります。

猫のストレスサインとその原因は?早く気づいて対処してあげよう!

特に最初の数ヶ月はこの問題に悩ませられるかもしれません。

対処法として、ストレス発散できるような環境を整えてあげましょう。

  • キャットタワーなどの設置
  • 思いきり遊んであげる
  • 高低差をつけて運動しやすいようにする

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なつくまでに時間がかかる

野良猫は、どうしても「危険なもの」「正体不明なものには近づかない、近寄らせない」ようにしています。それで我が身を守っているのです。

私がもらってきた野良猫も最初の1週間はほとんど飲まず食わずで隅っこから動こうとしませんでした。夜中にこっそりトイレに行ったりはしていたようです。

少し時間はかかりましたが、警戒心を解くために撫でてあげたり、話しかけてあげたりして根気強く接しました。そのうちに、出てきてスリスリしてくれるようになりましたよ!


野良猫・捨て猫を飼う際に準備しておくもの

野良猫・捨て猫を飼う際に準備しておくもの

繰り返しになりますが、野良猫は最初のうちはとにかく外に出たがります。

飼い主が外出するのを見計らって、一瞬のうちに飛び出してしまうことがありますので、いざと言うときのために用意が必要です。

安全首輪

普通の首輪だと引っかかって危ないので、力がかかると外れるものがいいでしょう。首輪を嫌がる場合は、マイクロチップという手もあります。

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脱走防止グッズ

脱走を防ぐためには窓に付ける「脱走防止グッズ」を使うようにしましょう。網戸に取り付けるなどさまざまなタイプがあります。網戸だけだと開けたり破られる可能性が高いです。

鳩よけネットやワイヤーネットを活用して通れないようにしましょう。

飼い主になる覚悟・家族の同意

野良猫・捨て猫を保護したら「最期まで面倒を見る」という飼い主になる人の覚悟も必要です。

上記で説明したように、飼い猫と違って苦労する点も多く、それでも根気よく愛情を注げるのか、今一度考えてみて下さい。「可愛い」と「飼育する」は全く違いますので、中途半端で安易な考えなら、家に迎え入れるのはやめましょう。

また、家族が同居している場合は、当然家族の同意も必要です。

どんな猫を飼うにしても覚悟は必要ですが、野良猫の場合はまた野良猫に戻してしまうことがないように、決意に近い大きな心意気が必要だと思っていただければと思います。

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まとめ

野良猫や捨て猫を飼い猫にするには、生活環境などの違いが必ず問題としてあがってきます。

でも、愛情や環境を整えてあげることで、少しずつ心を開いて、懐いてくれるようになります。

野良猫を飼い猫にした経験のある私は、そのことを身をもって知ることができました。

ただ、注意していただきたいのは、人なつっこい野良猫と思っていたら実は迷い猫だったという事例もあります。

飼い主さんが心配して探している場合もあるので、もし野良猫を保護をしたら動物病院や街の掲示板、保健所などで確認をしてみましょう。



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