*

猫の尿路結石の原因と対策は?生活習慣やフードに要注意!

      2017/05/10

猫の尿路結石の原因と対策は?生活習慣やフードに要注意!

飼い猫が尿路結石になったら大変です。発見が遅れたら合併症を発症してしまったり、命の危険が迫ってきたりするからです。

尿路結石症の症状を知るのと同時に、原因・予防策を知っておくことも大切になります。

今回は、猫の尿路結石についてご紹介します。


猫の尿路結石ってどんな病気?

猫の尿路結石ってどんな病気?

分かりやすく説明すると、腎臓・尿管・膀胱・尿道の中に石ができてしまう病気です。石の大きさは、数ミリ~数センチと幅があります。

この石が、尿道などを傷つけたり、詰まったりするためにおしっこが出にくくなり、とても苦しみます。

石といても、本物の石ではなくて、「結石」と呼ばれるものです。(ストルバイト・シュウ酸カルシウム)

発症しやすいのはオスですが、性別に関係なくメスもかかる病気です。

症状を見逃してしまったり、放置してしまったりすると、命の危険がある尿毒症になってしまうこともありますので、注意が必要ですし、症状が見られたら、すぐに受診をさせなくてはいけません。

うちの猫(5歳:オス:MIX)も何度も尿路結石症になっています。1度やると、何回も再発すると言われました。

1度は症状を見逃してしまい、尿毒症を起こしていました。5日の入院で元気になりました。

2回目は1年後です。その時は症状が出てすぐに受診したため、大事には至らずに済みました。今後も気をつけていかなければと思っています。

 

猫の尿路結石はこんな症状が出ます!

猫の尿路結石はこんな症状が出ます!

もし、飼い猫が尿路結石症にかかっている場合、さまざまな症状が見られます。排尿に関する症状が多いです。

  • トイレに行く回数が増える
  • 頻繁にトイレに行くのにオシッコが少ない
  • トイレにいる時間が長い
  • 排尿の時、痛がって鳴く
  • 血尿が出る(血尿と言っても赤色だけではありません。オレンジ・茶色などの色の時もあります)
  • トイレ以外の場所で粗相
  • 落ち着きがなくなる
  • 性器あたりをしきりに舐める

などの症状をみせます。

性器あたりを舐める頻度が多い場合、尿道に結石が詰まるとオシッコが出ないことが考えられます。(うちの猫もこの症状をみせていました)

トイレに行っているからと思っていても、おしっこが出せないでいることもありますので、トイレ掃除をした時に、おしっこの量が少ない場合は注意が必要です。

2日以上排尿ができないと、尿毒症になってしまう可能性が高くなります。注意しましょう。

上記にあげた症状が見られる場合は、トイレの尿の量を確認し、動物病院へ受診しましょう。


猫の尿路結石の原因

猫の尿路結石の原因

猫の尿路結石症の原因を見ていきましょう。

結石がさまざまなところで詰まるために起こるのですが、結石にも種類があります。

代表的な結石の種類

  • ストルバイト:おしっこが、アルカリ性に傾くことでできる
  • シュウ酸カルシウム:おしっこが、酸性に傾くとできる

尿の中には、マグネシウムやリン、カルシウムなどのミネラルが含まれています。

それが急に増えたり、pHバランスが崩れたりすると結石ができやすくなるのです。

食生活

結石ができてしまう原因は、食生活が関係してきます。

猫は塩分が多く含まれている食べ物・キャットフードを食べ過ぎてしまうと、体の中でミネラルが濃くなってしまいますし、水分不足を招いてしまいます。

猫自身が水分をあまり摂らないことも原因で、水分不足によって尿の濃度が濃いものが出てしまい、どうしても結石ができやすくなってしまう状態になります。

特に、人間用の食べ物を与えることは尿路結石症に直結する原因となります。人間と猫では必要な塩分の量がまったく違ってくるから注意しましょう。

尿路結石対策は生活習慣とフードを見直す!

尿路結石対策は生活習慣とフードを見直す!

尿路結石症は再発しやすい病気。一度かかって治療したら終わりではありません。だからこそ予防が必要になります。

何よりも大事なのは、上記の原因と直結している『生活習慣の見直し』『フード』

生活習慣においては、いつでも綺麗な水をたくさん飲めるようにしてあげることや、適度な運動をさせて肥満にならないようにすることが大切です。

おすすめの水飲みはこの噴水タイプ。フィルターを通して常に綺麗な水が循環します。

 

猫の水飲みに要注意?水分補給には給水器がおすすめ!

そしてフードにおいては、ミネラル分の少ないキャットフードがおすすめです。

ロイヤルカナンから猫の尿路結石予防フードの「pHコントロール」が販売されています。口コミの評判も良く、専用タイプとしておすすめできます。

 

また、何よりも人間の食べ物を食べさせないことが大事です!

子猫の時分からついつい与えてしまうことが多いと聞きますが、人間の食べ物は塩分が多く含まれているため、猫に不必要な塩分を摂らせてしまうことになります。

かつお節やにぼしも猫用のものを与えるようにしてください。人間用のものだと塩分が強すぎるのでNGです。このあたりは知らずに与えてしまうことがありますので要注意!

一般的に猫に与えても良い食べ物や飲み物だと言われていても、塩分濃度やその他の添加物などが猫に適しているものとは限りませんので、とにかく人間の食べ物は容易に与えないで欲しいと思います。

普段のフードにしてもおやつにしても、必ず「猫用のフード」を与えましょう。

食事以外に猫におやつは必要?与えるなら何がおすすめ?

愛猫へのおすすめな食事とは?キャットフードの種類と選び方

また、トイレをきれいにしておくことも大切です。

掃除をしっかりしておけば飼い猫の排尿の異常にいち早く気づくことができるからです。

日々のおしっこの量を知っておくと、異変に気がつきやすいです。

おしっこチェック!飼い猫が血尿をしたら体内の異常を疑おう!

まとめ

猫にとって尿路結石症は意外とかかりやすい病気です。

「うちの猫は大丈夫!」と飼い主が過信しないことが大切になります。

私も飼い猫が尿路結石症になってはじめて、怖い病気だと知りました。

症状を見逃したり、知識がなかったりすれば、重症化して命を危険にさらしてしまうことがあるものだということも病気になってはじめて知ることができました。

私の経験が多くの人に伝わり、できるだけたくさんの猫が苦しい思いをしなくて済むことを願っています。



  関連記事



  • 犬好きさんはこちらもチェック 犬と歩む道