愛猫の口臭がひどい…その原因を把握して対策をしよう!

愛猫の口臭がひどい…その原因を把握して対策をしよう!

猫を飼い始めて、ある日突然気になるのが口臭ではないかと思います。

子猫の時はそんなにきつくないのですが、大きくなるにつれて、お手入れを怠ると「うわっ!すごいニオイ!」となります。そのニオイを生ゴミのような臭さだと表現する友人もいるくらいです。(私もそのくらいの破壊力があると感じました…)

歯磨きをしていないことが原因ということもありますが、中には病気や体調不良によって引き起こしていることもあります。たかが猫の口臭…と思わずに、原因を把握して対策してほしいと思います。

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愛猫の口臭に注意!

猫の口臭に注意!

「かわいがるときに口臭がするのは嫌」という飼い主さんもいるかと思います。猫の口臭は誰にでもあるものですが、病気が関係していることもあるということを覚えておいて欲しいと思います。

口臭のニオイが少しでもきついようであれば、注意しなければならない黄色信号です。その他の症状があるような場合は受診を考えなければなりません。

しかし口臭だけで病院に連れて行くことが難しい場合もありますし、他の症状がみられない場合は「歯磨きが足りないなのかな」とブレーキがかかってしまうこともあるでしょう。(著者もこれは迷うことがあります。)

治療の対象かどうかということは、ニオイの種類や強さなどで判断することが最初にできることです。それ以外の判断がつけられない場合は、かかりつけの獣医さんに電話で相談をしてみるという方法もあります。

「歯磨きをしているから大丈夫」と思ってしまうかもしれませんが、あくまで予防でしかありません。歯を磨けば口臭の原因を完全になくすことができないのです。何らかの異常や、口臭以外の症状がある場合は、動物病院へ電話での相談や受診をして、早めに治療が行えるようにしましょう。

口臭と一緒にみられる症状も見逃せない!

ひどい口臭は、症状の1つとして考えていいと私は思います。やはり悪いところがあるためにニオイが出るのですから。口臭と一緒に以外に見逃せないサインがあります。

  • よだれが垂れるくらい出る
  • エサを食べる時に声を出している
  • 片側だけで食べている(食べにくそう)
  • 歯がぐらぐらしている
  • 食べたそうだけど食べていない(口から出している)

などがあります。

元気に遊んでいる姿を見かけているのに食欲が低下しているような、上記のサインがみられる場合は、何らかの異変がある可能性が高いです。

歯周病などの歯に関係する病気が多いかもしれません。口臭と一緒にみられる場合は、注意しておきましょう。そのような状態が続くようであれば、受診が必要です。

猫の口臭には種類がある

猫の口臭には種類がある

「口臭は、臭いものだ」と一括りにしてしまいがちですが、そうではありません。口臭がする場合は、何らかの原因があります。しかもニオイには種類があり、大まかに分けて3種類あるようです。

生臭いニオイ

生魚がそこにあるような生臭いニオイがすることがあります。生ゴミや汚水と表現される方もいらっしゃいます。猫によってニオイの度合いが違うため、きついと感じる子もいるかもしれません。

生臭いニオイがする原因は、口腔内疾患が疑われます。口内炎などができているかもしれません。これらは、食べかすや歯石などが溜まってしまい、このようなニオイを発していると考えられます。ある程度は歯磨きをすることで抑えられるかと思います。ニオイがすると思ったら歯磨きをしてみましょう。

キャットフードを食べたばかりの子は、生臭いニオイがすることがあります。食べかすが歯や歯茎に残っている状態であるということです。この段階で歯磨きをしてあげると、いいですね。

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膿のようなニオイ

何かが膿んでいるような独特なニオイがする場合があります。このような口臭は、口の中で炎症を起こしていたり、蓄膿症などで膿が口腔内に流れ込んでいたり、鼻腔内から漂ってきていることなどが考えられます。

感染症(猫カゼなど)にかかっていることもありますので、その他の症状に注意してみてあげてほしいです。

便のようなニオイ

口から便のようなニオイがしてくる場合は、消化器官などに異常があることが考えられます。例えば、巨大結腸症(大腸が拡張して排便ができなくなる病気)などのように排泄がうまくいかなくなるような病気が考えられます。

ニオイが強烈ですので、顔を背けたくなってしまいますが、受診の対象になると考えた方がいいでしょう。また、アンモニア臭がする場合は、腎臓に関係する病気などが疑われます。

排便ができない場合に口臭として体の中から口へとニオイが上がってくるようです。便臭がした時は体調が良くないと感じるような他の症状も出ているはずです。

猫の口臭の原因

猫の口臭の原因

猫の口臭の原因はさまざまです。ここでは大きく分けてみました。

口腔内疾患(口内炎・歯周病など)

猫は何か物を噛んでセルフグルーミングをします。そうやって歯を磨くのですが、不十分であることも多々あります。その際は飼い主が歯磨きをしてあげなくてはなりません。そうしないと口内炎や歯周病などになってしまいます。口臭はひどくなってきますし、歯が黄色に変色してもきます。

また、口内炎の場合は口の中に違和感を示します。キャットフードを食べづらそうにしたり、片側だけで食べていたり、食事中に突然鳴いたりといった症状を見せます。よだれがずっと出ているなんて症状が出ることもありますので、動物病院への受診が必要になります。

うちの飼い猫も、口臭がすごくて「どうした?」となったことがあります。成猫だったので、口を開けたがらず本当に苦労しましたが、歯をみてみると黄色く変色していました。歯石らしいものも見えたので、数回動物病院に通って、歯の治療をしてもらいました。

このように、愛猫の口臭が気になるときに最初に疑うのが歯に関係する病気ではないでしょうか。その代表格として挙げられるのが、歯周病です。成猫(3歳以上子)の8割がかかっている病気だと言われています。

歯周病とは、歯茎に食べかすなどが溜まり、そこで菌が繁殖し炎症を起こしてしまう病気です。歯茎の変色や腫れから始まり、歯茎の腫れやぐらつき、悪化してしまうと噛むことができなくなってしまうこともあります。さらには、歯が抜けてしまうことなど進行すると厄介な病気です。(顎の骨に異常をきたす子もいるそうです。)

歯石(食べかすが歯にこびりついて石のように硬くなって付いてしまう状態)が溜まっている場合も歯周病になりやすいです。歯石が付いてしまうと、通常の歯磨きでは取れない可能性が高いので歯石になる前、落としやすい歯垢のうちの対処が大切になります。

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歯石は、人間でも歯科医院に行かなければ取れませんので、猫の場合も同様と考えてください。ただし、猫の場合は麻酔が必要になるかと思いますので、猫への負担が大きいと思われます。(費用もかかりますので、飼い主さんの負担も大きいですよね)

歯石は歯の裏側や歯と歯肉の隙間などに付きやすいです。歯の色とあまり変わらないため、発見しにくい場合もあります。うちの子は、定期検診で見つかることが多かったです。歯磨きをしていてもできてしまう可能性があるそうですので、動物病院に行った際は必ず診てもらうといいと思います。

菌が繁殖する際に発生するニオイが、生ゴミや汚水のような強烈なニオイとして漂ってきます。このようなニオイがしたら、歯磨きを行うことで良くなる場合があります。歯がぐらつくような状態であれば受診が必要となります。

胃や食道などに炎症を起こしている

猫も人間と同じで、胃や食道などで炎症を起こすことがあります。ストレスだったり、病気に感染したりしていることで炎症を起こしてしまうのです。人間も胃が悪いと口臭がしてきますよね。それと似たような感じではないかと思います。

この場合は、食欲不振などの別症状がみられますので、動物病院に受診することをおすすめします。胃腸が悪いと気分も悪くなっていますから、愛猫のために連れていきましょう。

腎臓病

肝臓が何らかの病に冒されている場合、独特な口臭がします。先出しましたが、排便臭というか、アンモニア臭です。それがかなり強く臭ってきますから、何らかの異変があると気がつくことができます。

尿路結石をやったうちの子は、他の身体症状がたくさんみられたため、病院に連れて行くことができましたが、キャリーバッグに入れるために抱いたとき、口臭がしていたことを記憶しています。思わず顔を背けたくなるほど独特でおしっこ臭く、強いニオイですので、すぐにわかるかと思います。

ウイルス感染の疑い

猫カリシウィルスや猫クラミジアなどのウイルスに感染してしまっている場合も、口臭がひどくなります。症状が重くなってくると、口内炎を併発することもありますので、口の周りが赤くなったり、出血したりといった症状が出ます。よだれが出ますし、食事も食べなくなるため、すぐに病気だとわかると思います。

この場合は急いで動物病院へ受診しましょう。命が危険にさらされる可能性もあるからです。猫の口臭は、いわゆる体調不良のバロメーターと考えた方がいいかもしれません。

日頃から愛猫の口臭予防をしておこう!

日頃から愛猫の口臭予防をしておこう!

猫の口臭は、次のことに気をつけることで予防することができます。

日頃からの歯磨き

歯磨きは成猫になってから行うと暴れます。でも、子猫から行っておくと大暴れしたりすることはないかもしれません。日常的に歯を磨くことで、歯周病などの口腔内疾患を防ぐことができますので、口臭を抑えることができるでしょう。

歯磨きの際は歯茎をブラシで磨いてしまうと、痛みが生じてしまいます。そうなると暴れたり飼い主さんの手を咬んだりしてしまうことになります。あくまでも歯だけを磨くようにしましょう。

歯茎は濡らしたガーゼなどを使って優しく拭き取ります。その方が、汚れ落ちがいいですし、痛い思いをさせることがありません。

セルフグルーミングできるもの(噛むことができるもの)を渡しておくなども有効です。

毎年の予防接種&検診

病気にかかっていないかを検診や予防接種を行うことで、ある程度の病気は防ぐことができます。検診の時に、口の中もみてくれますから、歯の状態を知ることができます。

なるべく連れて行ってあげるようにしてください。

キャットフードの見直し

エサの種類の中には、油分が多かったり、添加物が多く含まれていたりするものもあります。油分は歯にこびりつくため、なかなか取れず、口臭の原因になりやすいとされています。歯磨きをしているのになかなかニオイが取れないという場合は、キャットフードを変えてみるというのも一つの手ではないでしょうか。

カリカリのドライフードだけでなく、ウェットフードや半生タイプのフードは、歯と歯の間にフードが挟まり口の中に残ってしまいやすいのです。歯と歯茎の間に食べかすが残ってしまって、歯磨きがそこまで及ばないことが続くと、歯周病になってしまいやすくなります。

また、歯茎などにくっついて舐めても取れないことが多いため、歯茎の変色などで気がつくことがあるかと思います。ドライフードの場合は、噛むことで歯垢などが付いている場合は除去されることもありますが、ウェットフードや半生タイプのフードはそういった効果がありません。

柔らかめなフードを与えた時は、いつもよりしっかりめに歯磨きをして、歯茎に残ってしまっている部分を拭き取るなどもすると良いでしょう。歯ブラシを何度か濡らして磨くと、取れやすいです。

どうしても口臭がひどい場合は獣医に相談してみましょう。飼い猫に合うキャットフードや歯ブラシなどさまざまなものや歯磨きの効率的なやり方を教えてくれます。

猫の口臭対策グッズもある!

猫の口臭対策グッズ

ペットショップやホームセンターのペット商品売り場などでは、口臭対策に関する商品が販売されています。例えば、以下のようなものがあります。

  • 『口臭ケアスプレー』
  • 『口臭対策用のおやつ』
  • 『口臭を予防するキャットフード』
  • 『猫用の歯磨きシート』
  • 『猫用のマウスウォッシュ』

ただ、こういった商品の効果は一時的なものです。それを理解した上で歯磨きと併用して使うようにしましょう。上手く歯磨きができない場合は、液体ハミガキもおすすめです。

こちらは歯石や口臭対策用のデンタルケアスプレーです。

サプリメントによって体の内側からの口臭対策もできます。

一時的な対策は長続きしませんし、費用もかかります。日常的に歯磨きをすることを前提とすることをお忘れなく。同じ口臭対策用品でも、歯ブラシや日常のケアに使うものは飼い猫に合う物を用意しましょう。

まとめ

猫に口臭がしてくるようになったら、最初は口の中をチャックしますよね。それと同時に食事の食べ具合などをチェックしましょう。

ここ数日、食欲が落ちているようなら体内で何か不調が起こっている可能性が大きくなります。口内炎ができている場合は、口周りを触っただけでものすごく嫌がります。そんな時は無理して開けようとしないでください。飼い主がケガをしてしまいます。

元気な時から歯磨きを行うようにして、予防を大切にしてあげるといいですね!

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