猫のベッドはどんなタイプがおすすめ?春夏秋冬に適した寝床にしてあげよう!

猫は気まぐれで好きなところで寝ます。でも、場所をいくつか選ぶための基準があるのは確かです。初めて猫を飼う方はどうすればいいかと悩むことでしょう。

今回は、愛猫にとっての快適な寝床・ベッドを用意してあげるためのポイントや、おすすめの種類・タイプなどをご紹介します。


猫に快適な寝床・ベッドを用意してあげよう!

猫のベッドはどんなタイプがおすすめ?春夏秋冬に適した寝床にしてあげよう!

猫にとって睡眠は本当に大事です。もともと漢字の「寝子」からネコになったと言われているぐらい、一日の大半を寝て過ごします。1日平均15時間は寝ているので、そんな愛猫のためにとベッドを用意してあげる飼い主さんがいます。(私もその1人です。)

その一方でまったく必要ないと考えて用意しない飼い主さんもいます。この必要ないと考えている飼い主さんの中には、愛猫と一緒に寝たいという飼い主さんもいらっしゃるでしょう。その場合は愛猫とのラブライフを思う存分楽しんでいただいて問題ありません。

ただ、飼い主さんが仕事などで留守にしている場合、寝床となるところが必要です。猫のベッドが必要という理由には猫の寒がりな点を緩和することがあります。こたつや日が当たる場所など暖が取れる場所があればいいのですが、ない場合は用意してあげましょう。

猫用ベッドの選び方のポイント

猫用ベッドの選び方のポイント

猫は一見するとどこでも寝ているように思われるかもしれませんが、猫が好きな場所にはいくつかの共通するポイントがあります。

  • 自分のニオイがする
  • 好きな素材(柔らかい肌触り・クッション性)
  • 好みの広さや形(丸い形が好き)
  • 冬は温かみ・夏は冷たさを感じられる

このような場所が猫は大好きです。寝床やベッドにするところはこれらの条件が揃うようにしてあげると、安心しながら休むことができるはずです。

私が昔飼っていた猫たちはそれぞれお気に入りの場所が違いました。布団だったり、食卓イスのクッションの上だったり、テレビの上だったりとバラバラでした。普段は仲良く遊んでいても、寝床に関しては好みとポイントを抑えていたのです。

猫のベッドを選ぶ際は、上記を元にして以下のポイントも考慮して選びましょう。

  • ニオイがきつくない
  • 底面の安定
  • お手入れがしやすい
  • 移動しやすい

ニオイがすると、最初のうちは使ってくれないかもしれません。特に化学繊維や接着剤などの強いニオイがするものは中にも入ってくれません。私はその辺のことを何もわからずに「何で寝ないの!」とムッとしてしまった過去があります。今思えば嫌だったのでしょう。人間だって強いニオイがするようなところでは寝られませんものね。

ですから、ニオイがするときはそのまま放置してニオイが薄くなるまで待つか、飼い猫のニオイがする毛布などを一緒においてあげるといいかと思います。

猫は縄張り意識が高く、子猫といえどもそれは変わりません。それだけでなく、新しい環境に慣れるまでは自分のニオイのするところが安心圏内と感じているのだと思います。新しく猫をもらってきた場合は、もらい先からその猫が使っていた寝床の毛布やタオルなどを一緒にもらってくるといいでしょう。

拾い猫の場合は、最初にくるんだバスタオルなどをそのまま置いてあげてもいいと思います。こういったものを新しいベッドなど用意したところに置いたり、敷いてあげることで安心して休むことができることでしょう。

愛猫におすすめのベッドはどのタイプ?

愛猫におすすめのベッドはどのタイプ?

猫のベッドの種類はドーム型やちぐら型などさまざまあります。

  • ドーム型(体がすっぽり入るものがおすすめ!)
  • ちぐら型(体に合ったサイズを選びましょう)
  • ハンモックタイプ(高いところが好きな子に)

これらの形は「暗く狭い場所が好き」「高いところが好き」という習性を利用したものです。よくダンボールの中やタンスの上などに寝ている猫がいますよね。(うちの子もそうですが…)この習性がそのまま出てしまっているわけです。

あとは素材にも注目しましょう。柔らかくて暖かみのある肌触りの素材は好みます。購入する際に触って確かめてほしいと思います。その時、一緒に底がしっかりしているかどうかも見てください。底が平らではないものやぐらつきがあるものは寝てくれません。

猫が好きな素材のベッド

ベッドを選んであげるときには、素材は大事にしたいところです。猫はやっぱり、ふわふわ・もこもこした素材のものが好きです。これは温かみを感じることができるからだと思います。子猫は母猫の柔らかさを求めますので、温かみの感じられる素材を選んで用意してあげるといいでしょう。

猫用のドーム型の寝床やベッドなどがペットショップなどで売られていますから、それを用意してもいいと思います。最近人気があるのは「猫ちぐら」ですね。かごや段ボールなどでも大丈夫ですが、その中にクッションや子ども用のまくら、毛布やバスタオルなどを入れて、ふわふわ・もこもこする感じにしてあげると喜ぶと思います。

素材選びのポイント

ベッド全体が柔らかいというよりは、体を休めることのできる部分が柔らかいかどうかがポイントです。底面は安定している方がいいでしょう。

そして、適温を保てる素材が使われているかどうかも着目してみましょう。猫は汗をかくことができないため、体温調節が難しいといわれています。夏は涼しく冬は暖かいが基本です。市販のベッドであれば記載が必ずありますので、参考にしてみてください。

すぐに用意できない時は

猫を自宅近くで保護したなどの場合は、すぐに猫用ベッドを用意することができないこともあるでしょう。そのような時は、段ボールや空きケースを利用します。中には毛布やフリース素材の物を入れてあげます。できるだけ詰め込むくらいな感じで、そこに猫が入れるすき間を作ってあげるようにするとよいでしょう。

保護したばかりのときや初めてお家に来たときは、不安が強く今までいたところとニオイも違うため、常に警戒していると考えてください。鳴きながら寄ってくるような場合は、一緒に寝てあげるのもいいでしょう。ただ、これは人に慣れている子猫だけかもしれません。

それ以外の猫は、警戒して狭いところを探して歩くことがあります。人のぬくもりで休ませてあげることも大切ですが、暗くて狭いところになるような段ボールなどで作った寝床を用意してあげるといいでしょう。

夏は涼しく、冬は暖かく、気候に合わせたベッドを

猫は汗をかくことができませんので、夏場は涼しい場所に寝床を移してあげるなど、ちょっとだけ手間をかけてあげてください。子猫のうちは一緒の布団で寝たがるかもしれません。そんな時はぜひ一緒に寝てあげてくださいね。暑くなったり息苦しさを感じたりしたら、猫が自分で移動します。だから安心して一緒に寝ましょう。

うちの実家にいる子猫は、眠くなると鳴いて、母の胸のあたりまでジャンプしてきます。そして抱かれて眠ります。これは安心感とぬくもりを得られるからだと思います。例外だとは思いますが、こんな甘えん坊の猫もいるのです(笑)

以下に夏と冬に分けて対策グッズを一部紹介します。

夏の暑さ対策に

こちらの記事で夏の暑さ対策について詳しく紹介しています。

冬の寒さ対策に

こちらの記事で冬の寒さ対策(ペットヒーターや猫用こたつなど)について詳しく紹介しています。

好みの広さや形も考慮!

好みの広さや形も考慮!

猫のベッドは広ければいいというわけではありません。ちょっと圧迫感のあるような狭い感じのところが猫は大好きです。

だから段ボール箱に入り込んだり、紙袋の中にいたり、ちょっとすき間の空いている布団の中に潜り込んだりするわけなんです。ティッシュペーパーの空箱に入ろうとする猫もいるくらいです。

猫のベッドや寝床を用意する際は、丸型や穴っぽい形のものもいいですね。ドーム型になっているような物も大好きです。購入を考えていらっしゃる方は、『狭さを感じる』をポイントにして選んでみてください。

老猫には介護用ベッドも検討しましょう!

老猫や介護が必要な猫は、同じ場所にいる時間が長くなるので床ずれを起こしてしまいます。体圧が分散できるクッション性の高い介護用ベッドを用意してあげて下さい。

床ずれ対策も大切ですが、老猫になると、さらに体温調節がしにくくなります。うちの子がシニアになった時に、獣医さんからそう教わりました。夏は涼しく冬は暖かく過ごせるような機能性のあるものを用意してあげるといいでしょう。

寝床・ベッドは清潔にすることも忘れずに!

清潔にする

猫のベッドを清潔にしておくことが猫にも人間にも大事です。寝床となる場所は温かいので、どうしてもダニやノミの温床・カビや菌の繁殖場となってしまいます。ダニもノミも猫だけでなく人間にも付着します。かゆさだけでなく、アレルギーなどの他の病気の媒介になってしまうこともありますので、清潔にすることをお忘れなく。

洗うなどしたらニオイが消えてそこで寝てくれなくなるのではないかと思うかもしれませんが、意外と大丈夫です。ただ、掃除の仕方を間違えないようにしましょう。注意が必要なのは、香りのする消臭剤などをふりかけることや、人間用の洗濯洗剤や柔軟剤を使って洗濯することです。特に人工的なニオイを嫌います。

それなので、猫のベッドは「ペット用洗剤」で洗濯することをおすすめします。

毛布やクッションなどをこまめに洗濯したり、外に干したりすることが大事です。入れ物の中のゴミなどを取り、掃除機をかけましょう。毛布やクッションは洗えるものを選び、替え用を数枚用意しておくと便利です。

もし自分の布団で一緒に寝ている場合は、シーツやカバーをこまめに交換。外に干したり布団乾燥機を使ったりして、ダニやノミ退治をします。

普段の掃除は、粘着式ローラー(コロコロ)を使って抜け毛を取るくらいで十分です。床に置いてある場合は、どかしてホコリなどを掃除機で吸い取ってあげましょう。また、月に1度くらいは、天日干しをしてあげると日光消毒されて、暖かくて気持ちいい状態になるのでおすすめです。年に2回くらいはつけ置き洗いをしてあげましょう。

洗濯機を使うとベッドが変形してしまう可能性が高いのでその点も注意です。毛布や中に入れているフリースなどの場合は洗濯機で洗っても大丈夫です。洗い方はつけ置き&押し洗いをします。

40度くらいのお湯に猫用の洗剤(または酸素系の洗剤)を溶かします。そこに猫のベッドや毛布などを入れてつけおきます。その後、押し洗いをしてから洗剤が残らないようにしっかりすすぎましょう。洗濯機などを使って脱水をしたら、天日干しをします。しっかり乾かしてから使いましょう。

天気のいい日を利用すれば、半日で乾くことも多いです。ベッドや寝床に使っているおのは、清潔さを保つようにして、皮膚炎などの病気から愛猫を守ってあげましょう。

ところで、猫は寝る場所をなぜ変える?

ところで、猫は寝る場所をなぜ変える?

猫はいつも同じ場所で寝ているように思われますが、毎回寝る場所を変えています。飼い主さんと一緒にベッドで寝ているような子でも、日中はまったく別なところに寝ていることがほとんどです。

理由はさまざま、ストレスや性格による

猫の性格から考えて、気まぐれで変えているということも十分あります。または、気温の変化があって、気持ち良く眠れるところに移動していることもあります。上記のような理由であれば、何の問題もありません。それ以外には、安全だと感じる場所や飼い主さんの側(信頼関係がある人のところにいたい)といった理由もあります。

ただし、ストレスのせいで寝床を変えている場合は注意が必要です。家の近くで工事が行われていたり、テレビの音が大きかったりすることはありませんか?騒音や生活音が大きいと、人間の4倍以上の聴力があると言われている猫にとって、ストレスを感じている可能性は高いです。

また、過剰に構われたり撫でられたりすることもストレスになります。かわいいので、つい寝ていても撫でたり触ったりしてしまうことがあるかと思います。猫がリラックスしているときなどは、過剰に触ったり抱き上げたりすると安心して休むことができなくなります。

小さい子がいると、猫はかわいいので何度も抱こうとしたり、ずっと撫でていたり追いかけたりということをしてしまうことがあります。これが続くと、ゆっくり寝られるようにと高い所に上がってしまうことがあります。

寝ているのに耳を動かしてすぐ起きてしまうようなことや、横になっているのに場所をすぐに変えてしまうような場合は、ストレスに思っている何かがあると思った方がいいでしょう。

寝ている場所でわかる猫のこと

寝ている場所でわかる猫のこと

寝場所を変える猫を観察していると、寝ている場所によって愛猫の状態がわかります。

窓ぎわ

日光浴のためです。猫は日光を浴びることで、ビタミンDなどの栄養分を吸収しやすくしています。それに体温を一定に保つためでもあります。このようなときはできるだけ、構わないようにしてあげましょう。

寝るのではなく、窓ぎわで横になりながら外を見ている子も多くいます。その場合は、外にあるものに興味があったり、監視したりといったことも行っています。

実家の猫は、日中庭に面した窓で日光浴をしていますが、寝ているというよりは見張っているという感じで、顔は外を向き、目がしっかり開いています。このような場合は、日光浴兼テリトリーの監視をしているようです。

玄関や床など冷たい場所

暑さを感じるときに、体温調節ができるような冷たい場所を選んでいます。猫は、汗をかくことができません。そのため、自分で暑さを調節できるように移動していると考えられます。

暑いと床や玄関などの日の当たらないところで寝ていることが多く、寒いとこたつや布団の中で寝ていることが多いです。著者宅では、夏場になるとたまに、浴室の床で寝ているのを見かけることがあります。(浴槽の水は抜いてありますが…)



高い所

猫は、本能的に高い場所を好みます。その習性から安心できる場所を選んでいると考えられます。落ち着きたい時や、来客で警戒しているなどがあるようです。ようは安心をして休みたいのです。

それ以外に、体温の低下を感じている場合も高い所に行きます。それは暖かい空気が上に上がるので、少しでも暖かい場所を求めているのでしょう。その際は上に乗っている物類を落としてしまうことがあるかもしれません。箱がのっているような場合だと、中に入ろうとすることもあります。猫に入られたくない箱は、しっかり閉めておきましょう。

段ボール箱の中

猫は狭いところを好みます。箱の中に入って寝ている場合は少しでも安心して休みたいからのようです。来客があったり必要に構われたりすることがある場合、人気のないところで休むことが多いです。

実家の猫は、冷蔵庫上の段ボール箱の中で寝ていることがよくあります。お腹が空くまで出てこないこともよくあります。(呼んでも出てきません)猫にとって、高い場所にある段ボールというのは、どうしても入ってみたくなる場所のようです。

まとめ

まとめ

猫のベッドや寝床は無理して購入する必要はありませんが、寝ている時間が長い猫だからこそ居心地の良い快適な環境を作ってあげたいものです。猫のベッドを選ぶ上で、私の経験的におすすめするポイントをまとめると以下になります。

  • 丸洗いしやすいシンプルな形状(お手入れのしやすさ優先)
  • 猫が長時間同じ態勢でいても負担がかからないクッション性
  • ふわもこな素材
  • 愛猫にちょうど良いサイズ(広過ぎず狭過ぎず
  • 季節に合わせた保温性(暑さ対策・寒さ対策)
  • 床ずれしない老猫・介護用ベッド

なお、新しく用意したベッドに「猫は最初からスムーズに入ってはくれない」と心に留めておきましょう。気まぐれな性格もありますが、少しでも「違うな」と猫が感じたら入ってくれないのです。

でも、日数が経ち、徐々に慣れてくると自分からのぞいたり入り込んだりします。それまでは無理強いしないように長い目で観察しましょう。一度気に入ればずっとそこが愛猫の居場所になるはずです。

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