飼育が快適になる猫のしつけ6選!ぜひ愛猫にマスターしてもらおう!

飼育が快適になる猫のしつけ6選!ぜひ愛猫にマスターしてもらおう!

初めて猫を自宅に迎える場合、まだしつけがされていないことも少なくありません。譲渡会などではしつけを受けている場合もありますが。いずれにしても猫にとって初めての飼い主に初めてのお家なので、その環境の変化からとても緊張しています。

飼育初心者さんは、愛猫をどうやってしつけたらいいかわからないかもしれませんね。「どうやって教えればいいんだろう?」と心配になってしまうのでしょう。しかし、心配しないでください!意外と猫のしつけは難しくありません。教えるときも怒る必要もありませんので、楽だと思います。(経験上ですが…)

ここでは、愛猫にぜひマスターしてもらいたい『しつけ』を紹介します。もちろんこれは子猫に限りません。飼い主が声かけをしたり、おやつを与えることでできるものばかりですから、ぜひ実践してみてほしいと思います。

できれば、トイレは家に来てから数時間以内にスタート、食事は食べる時間にスタート、ベッドはいつでも休めるようにすぐに準備してあげましょう。やはり何事も最初が肝心で、環境が変わってから早ければ早いほど良いです。

ちなみにこのおやつ、しつけにかなり使えますよ!笑

そもそも「猫のしつけ」って?

そもそも「しつけ」って?

猫を飼育する上で困った問題行動を起こされてしまうことがあります。ただ怒るのではなく、飼い主としては最低限のしつけはしなければなりません。しつけをすることで愛しさも数倍に増しますし、猫と一緒に人生を歩んでいく上で必要なものです。

ところで、「しつけ」という言葉を誤って認識してしまっている飼い主さんがいます。「猫のしつけ」は、言うことを聞かせるものではありません。『決まり事を教えること』です。ここが他のしつけと違うところです。

実際にうちで生まれた子猫を譲った先でも、「しつけができない」と困って電話をしてきたことがありました。一生懸命に飼い主の言うことを聞かせようとするばかりだったようです。そのため、失敗をすれば怒っての繰り返しだったので子猫が理解をできなかったのです。

この飼い主さんのように怒ってしまっては、子猫は何がいけなくて、どうすればいいかがわからなくなってしまいます。その上、飼い主を怖い存在として認識してしまいますので、怒れば怒るほど逆効果、その恐怖を払拭するまでに時間もかかってしまいます。

大事なのは、「トイレはどこでする」「爪とぎはここで」といった決まり事を教えて、それを自分で出来るようにしてあげることです。

猫への叱り方

猫を叱ってもあまり理解していないと言われています。そのため、叩くようなことはやめましょう。問題のある行動(トイレや食事、噛むなど)をしたときに、「ダメ!」「痛い!」なんていう短い言葉を使った方が効果的です。

また、問題行動を起こしそうなときに、霧吹きをかけたり笛を吹いたり、大きな声を出すなどして「一瞬驚かせること」がやめさせる方法となります。これらを上手く使って、叩くようなことをしないようにしましょう。

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トイレのしつけ

トイレのしつけ

トイレの場所以外に粗相をしてしまって、家中排泄物のニオイになってしまうのは困りますよね。人間と同じ空間で生活するためには、トイレのしつけは猫を飼いだしたら真っ先に教えなくてはいけないものです。

難しそうに感じるトイレのしつけですが、実はそんなに難しいものではありません。猫のトイレサインを見逃さず、そのたびにトイレにつれて行く・教えるだけでできるようになります。だから、自宅にやってきたその日からしつけが可能です。

猫の習性の中に、次のようなものがあります。

  • 排泄はある程度広いところに土を掘ってする
  • 排泄物は土をかけて埋める

ただ、トイレサインがあろうとなかろうと、初めての場所での排泄は、猫にとって緊張するようです。うちにいた(いる)猫たちすべてがそうでした。これは、今までとは違うニオイがするためでしょう。とにかくうろうろします。もしくは、一所にじっとしてこちらの様子を伺うかをします。ですから、家に連れて来たら最初にトイレに入れておいてもいいかと思います。

トイレは真っ先に教えるしつけではありますが、まずは「トイレの位置を知ってもらうこと」と、「愛猫のニオイがする場所であること」を知ってもらいましょう。最初にそれができていると、愛猫にトイレのしつけがしやすくなります。いわゆるトイレ前の練習という感じに思ってください。

準備

トイレのしつけをする時に必要なのが、自分のニオイのついたトイレ砂(猫砂)です。どうしても新しい物だけでは警戒してしまいます。自分のニオイがすれば、安心してトイレに向かうことができますし、教える飼い主も楽です。

猫用のトイレは最初のうちは上ぶたを取って空間にしましょう。そこに猫の砂を多めに入れます。これで場所の準備が完了です。

トイレと猫砂の詳しくはこちらの記事を参考にしてみて下さい。

タイミングを見計らう

いきなりトイレを教えようとしても、猫は「何かされるの?」と不安になってしまいます。教えるタイミングを計りましょう。食事の後などに部屋の隅っこや床のニオイをかぎ出したらトイレタイムです!

  • キョロキョロし始める
  • 床のニオイを嗅ぎ出す

この2点が見られたら、すぐにトイレに連れて行きましょう。そして、前足で砂をかくようにして砂を触らせましょう。掘ることができれば、そこでします。この時に自分のニオイがしたら「トイレだ」とわかると思います。だからこそ準備が必要なのです。(私はこの方法で何匹もの子猫にトイレトレーニングをしてきました)

トイレが済んで、トイレの容器から出てきたら褒めてあげましょう。これを数回繰り返すと自分でできるようになります。だいたい2~3回くらいトイレに連れて行くだけで、あとは自分で行くようになるはずです。

飼い主が自宅にいる間にトイレトレーニングだけは覚えさせましょうね。部屋中にされたら後が大変です!

トイレ砂がないこともありますよね。そのような場合は、おしっこを拭いたティッシュなどを入れておきます。これで子猫に自分のニオイが分かるようになります。

注意点

注意点としては、トイレと似たようなものを猫の生活圏内に置かないことです。植木やプランター、観葉植物などある程度の大きさがあり、掘ることのできるようなものがある場所が他にもあると、トイレと間違えてしまいます。しっかりとトイレを覚えるまでは、こういったものは置かないようにしましょう。

また、猫用トイレに掃除用洗剤や強い香りの芳香剤を使わないでください。ニオイが強すぎて、くしゃみが連発して出るようになったり、トイレのニオイ(自分のニオイ)がわからなくなってしまうからです。

また、トイレのしつけでやってはいけないことがあります。それは、粗相をしたときに叩いてしまうことです。怒っても子猫には理解ができない上に、恐怖を植え付けることになります。粗相をしそうになったら、いつもより少し大きな声をあげたり、すぐに抱き上げてトイレに連れて行ったりしましょう。

おしっこが垂れてしまった箇所はしっかり拭き掃除をしてください。ニオイが残っていると、またそこでやってしまいます。消臭も完璧にしましょう。

詳しくは、こちらの記事を参考にしていただければと思います。

食べ物のしつけ

食べ物のしつけ

猫って人間の食べ物を欲しがりますよね。うちの子は人間の近くに座っておこぼれがくるのを待っています。「隙あらば取ってしまうぞ!」のような構えで、時々手を出そうとさえします。そんな姿がかわいくてつい、あげたくなってしまいますが、愛猫の健康のことを考えたらあげてはならないのです。

基本的に、猫には人間の食べる物を与えてはいけません。塩分量や食べてはいけない食材があるからです。いい匂いがしたら食べたくなってしまいますので、飼い主におねだりをすることもあるでしょう。いくら欲しがってもあげないことを徹底しましょう。

それから、猫の手が届くようなところには、食べ物を置かないようにすることが大切です。猫の食事は子猫は1日3回(朝昼晩)、成猫は1日2回(朝晩)が目安です。時折は、おやつなどを与えるようにしてもいいでしょう。

食べ物のしつけは、難しいところがあります。ですから、「おねだりは無視、与えない」を飼い主の方が徹底しましょう。愛猫の健康を守るためです。人間の食品を食べること自体が良くないので、それを避けるために、猫用のおやつを少し用意して置いて与えてもいいでしょう。

餌を与える際の注意点

猫の年齢に合わせた餌を用意してあげましょう。子猫にドライフードを与える場合は、猫用ミルクやぬるま湯で柔らかく食べやすい状態にして与えます。詳しくは次の記事を参考にして下さい。

また、食べられる量は猫によって違いますので、食べ残したらもったいないと思うでしょうが捨ててくださいね。作り置きもよくありません。風味が変わってしまったり、雑菌が繁殖して状態が悪くなってしまう場合があります。

寝床・ベッドのしつけ

寝床・ベッドのしつけ

ベッドのしつけはいらないと思われるかもしれませんが、猫によっては眠れなくて夜中鳴いてうろうろすることがあるようです。(猫友談)

猫に寝床を用意したり、一緒にベッドで寝たりと、飼い主さんそれぞれで考えているかと思います。最初のうちは、無理矢理寝床に押し込めても嫌がって出てきてしまうでしょう。まずニオイが違いますからね、安心できるところを求めてそこで寝ようとすることが多いと思います。

猫用の寝床を用意した場合は、おやつなどでそこに誘導するようにして、猫のニオイを付けます。そうするとそこに入って眠るきっかけになります。以前もらってきた子猫で、唯一自分のニオイがするトイレで寝ていたこともあります。それくらい自分のニオイが大事なのです。

寝るまでに飼い主に慣れれば、一緒のベッドに入って寝ることもあります。慣れるまでは待ってあげることが必要です。猫と一緒には寝ないという人は、ベッドに入って来ないようにしつけます。

また、寒い時期は暖かいベッドはもちろん、タオルで巻いた湯たんぽ・ホッカイロ・ペットヒーターなどを利用して暖めてあげましょう。暖めることで猫のニオイを感じやすくなるのでそこで寝るように仕向けることができます。

爪とぎのしつけ

爪とぎのしつけ

猫は爪をとぐ動物です。これは生まれ持った習性であり、目的があって行っているものなのでやめさせることはできません。一番の目的は、ご存じの通り「爪を整える」ためです。きちんとお手入れをしておこうとするのは、獲物を捕まえるためであり、身を守るためでもあります。そのために古い爪を剥ぐのです。

もう一つの目的は「マーキング」です。自分のテリトリーを示すこととして爪痕を残すだけでなく、肉球辺りから出るフェロモンをこすりつけています。

猫は爪が引っかかりやすい素材を選んでとぎます。爪の引っかかりがよくないと判断したらそこではやりません。それなので、爪とぎを教える時は、爪を出して引っかかり具合のいいことを教えます。

私が猫を飼い始めた頃は、段ボール素材のものを与えていました。でも、なかなかそこで研がなかったんです。代わりにソファーの裏でめちゃくちゃ研いでいました。刺繍が施してあるソファーの背面がボロボロになっています(泣)

猫もしっかり爪が引っかかる物を選んでいたようです。それからというもの、爪とぎ器の素材は爪の引っかかりを重視して選んでいます。そうすれば、大事な家具をダメにするようなことにはならないでしょう。

また、猫は爪をとぐとき、どのような体勢でも腰を落として体重をかけたような感じで爪をとぎますので、爪とぎ器自体が安定していることも重要です。爪とぎ道具はさまざまな形状がありますが、安定しているものを選びましょう。

子猫は生後2~3ヶ月くらいから爪とぎをし出しますから、飼う前に用意しておきましょう。

爪とぎ場所の確保

外で生活している猫の場合は木で行っています。以前、木のベンチで爪をといでいる外猫を見かけたことがあります。きっとその猫にとって爪を研ぎやすかったのでしょう。個々によってとぎやすい場所や姿勢など癖のようなものがあると思います。

ですから、爪をといで良い場所を教えます。市販されている爪とぎ器を用意しておきましょう。できるだけ目のつきやすいところに置くのがいいです。市販されてるものは、次のような種類があります。

  • カーペットタイプ
  • 段ボールタイプ
  • 木製タイプ
  • 縄タイプ

置き方は、横に寝かせるものや、立てて使うものなどいろいろです。飼い猫がどんなものを好むかわかりませんので、最初は2種類用意するといいかもしれません。もしくは、古くなったマットやカーペットの切れ端を置いておく方法をとってもいいでしょう。

うちの猫たちは、それぞれ違う物がいいようで、それを知らなかった私の家はボロボロになってしまいました。お気に入りのソファーの裏面や、カーペット、食卓用の椅子の座面とやりたい放題でした。そのため、カーペットタイプのものを床に置き、壁にかけてと3箇所置くようにしました。今ではそこで一生懸命に爪をといでいます。

爪とぎのしつけ方

爪とぎのしつけは他のしつけより少し時間がかかることを理解しておきましょう。数回教えても、自らお気に入りの場所を見つけてしまった場合、そっちに行ってしまうからです。爪をとぎやすいじゅうたんや布製のソファーなどには十分注意してほしいと思います。

爪をとぐような態勢を見せたら、すぐさまとぎ場所に連れて行きます。それを数回繰り返すと気に入った素材ならすぐにやり出します。カーペットなどでやり出してしまったのを見かけたら、「そこはダメだよ」と大きな声で言い、いったんやめさせてから爪とぎ場につれて行くようにしましょう。

もし、爪とぎ場に連れて行っても、何度も違う場所で爪をといでしまうようなら、場所が気に入らないということも考えられます。爪をといでしまう場所に爪とぎ器を置くようにしてみるのも一つの手ですよ!何度も根気よく続けてみることが大切です。なお、爪はこまめに切ってあげることも必要です。

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ハウスのしつけ

ハウスのしつけ

ハウスというのは、家のことではなくて猫用のキャリーバッグやケージのことです。散歩や定期検診などで外出するときに必要です。どうしても空間が狭いので、猫には「お仕置き部屋」みたいな感じがするのかもしれません。初めての時に無理強いをすると、不安や不快感を覚え、入りたがらなくなってしまいます。

ケージやキャリーバッグを嫌がってしまうということは、安定感がなかったり、自分のニオイがしなかったりするなどの理由があるかもしれません。その点を解決すると、意外と入ってくれることがあります。

うちの子もキャリーを嫌がって、病院に連れて行くのが本当に大変でした。出そうとすれば噛まれるなんてこともあり、困ったことになっていたのは事実です。

当時使っていたのは、多頭飼いしていたため、ハードタイプの少し大きめのサイズのものでした。ニオイのことなんて最初は考えてもいませんでしたので、毛布を敷いただけの状態でした。かかりつけの獣医に「この子のニオイがするものを入れると入りやすくなりますよ。それに猫のサイズにあった物の方がいいですよ。」と助言を頂きました。

だから、普段から入れるようにしておいたり、中におもちゃやおやつを入れておいたりして、楽しい空間作りをすることが大事になってきます。

ハウスのしつけは、猫が普段から気軽に出たり入ったりできるようにして生活の一部にしてしまえば、無理をすることもありませんし、嫌がられて不安感を抱かせてしまうこともなくなります。

噛み癖のしつけ

噛み癖のしつけ

猫は狩りをしていた動物ですので、当然ながら狩猟本能があります。だから「噛むな」という方が無理な話なんです。噛むことについては、子猫の時期に兄弟でかみ合いながらじゃれ合うことで、手加減を覚えます。だから、噛まれた側が鳴いたらやめるという行動ができるようになるのです。

でも、猫を迎え入れたときは手加減を知らないままという状態であることを理解しておかなくてはいけません。子猫や一度も飼われたことのない猫を飼い猫にした場合、本気で噛んでくることがあります。子猫のうちは噛まれてもそれほど痛いものではありませんが、成長するにつれて噛まれたら痛くなります。

じゃれていることもあるのですが、飼い主が歩いていただけで足に噛みついてきたりすることもあります。また、しつこく撫でることでも噛みつかれることがあります。これにはいくつか理由があり、甘えの一種であったり嫌がっていたりとさまざまです。

猫は気が変わるのが早い動物の代表格ですから、こちらが良かれと思ってやっていることが急に嫌に感じることがあります。例えば、体を撫でているときに急に首をあげて噛む(噛もうとする)など。このような場合は、ある程度撫でてあげたら切り上げることで大切です。

甘えの一種でじゃれ合いながら甘噛みしてくる場合は、飼い主ともっと遊びたいのではないでしょうか。足にまとわりつくなどして噛んでくるような場合も同様です。しっかり遊んであげることで噛むことが減ってきます。

手加減を教える

猫が飼い主の手をじゃれて噛んだときに、飼い主が「痛い!」と大きな声をあげます。そうすると口を離します。これを何回か繰り返すことで手加減がわかってきます。子猫同士がじゃれ合っているときに噛まれて痛い時は声を上げますが、それと同じようにすることで噛むのをやめますよ。(実際にやってみて通じたように感じました。)

飼い主が大きな声をあげたときに口を離すことができたら、褒めてあげましょう。ここが大切なポイントです。噛んでも、飼い主が「痛い」と言えばやめるということが身についていますので、問題行動を起こすことがなくなるでしょう。

叩いたりしても改善はされません。むしろ隅っこの方へ入り込んでしまい、なかなか出てこなくなってしまうこともあります。

おもちゃを使う

猫を遊ばせるときに、人の手を使わないということを徹底するでもいいでしょう。おすすめの方法は、おもちゃを使います。

どちらの方法を選ぶにしても、しっかり教えないと噛み癖がついてしまうという問題行動につながってしまいます。できるだけ子猫のうちにしっかり教えましょう。おすすめは先に紹介した「手加減を教える」です。

 

記事後半は、『猫の問題行動の対処法としつけ方』、そして『猫の嫌いな「ニオイ」と「音」をしつけに活用する方法』を紹介して終わりたいと思います。猫のしつけのコツを掴むために、ザッとでも構いませんので最後まで目を通してみて下さい。

猫の飼育知識
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