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猫のブラッシングのやり方とおすすめの猫用ブラシ(ファーミネーター他)

   

愛猫とのコミュニケーションの1つに「ブラッシング」があります。猫は、自分で毛を舐める「グルーミング」を行うため必要ないように思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ブラッシングはさまざまな効果があるのです。

ここでは猫のブラッシングについて、正しいやり方や必要になる猫用ブラシの種類(ファーミネーター他)を紹介していきます。


猫をブラッシングする必要性

猫のブラッシングのやり方とおすすめの猫用ブラシ(ファーミネーター他)

飼い主が、猫の毛をブラシなどでとかしてあげることをブラッシングといいます。コミュニケーションの1つとなるものですが、ブラッシングをするのには、その他にも理由があります。

抜け毛予防

猫は、犬と違って脱毛サークルが早い動物です。毎日掃除をしていても床やじゅうたんなどに毛が付いていることがあります。ひどいと洋服などにも毛がびっしり付いているなんてこともあるので、コロコロが手放せない飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。(うちもそうです…)

ブラッシングをしてあげることで、抜け毛をある程度取り去ることができますので、部屋中に散らしてしまうことが減ります。

参考:部屋中毛だらけに!愛猫の抜け毛対策と効果的な掃除の仕方

毛の絡まり解消

長毛種に多い問題です。(ちなみに短毛種は、毛の絡まりはほとんどありません。)毛が絡まってしまうと、引っ掛かった時にごっそり抜けてしまう原因にもなります。

うちで飼っていた長毛種がよく毛のもつれを作っていました。ひどい時は、毎日ブラシをかけているのに絡まりを毎回発見するなんてこともあったくらいです。長毛種は毛並みのきれいさが魅力なところがありますので、ブラッシングできれいにしてあげましょう。


毛玉の予防

猫は、飲み込んでしまった毛が胃の中で溜まり、毛玉として定期的に吐き出すことがあります。グルーミングで自ら取り込んでしまうことなどが原因なのですが、ブラッシングをしてあげることで毛を飲み込んでしまうことが少なくなります。

吐き出すのはつらいものですからなるべく回数を減らしてあげたいですよね。

参考:猫が毛玉を吐いた!?猫草などで毛玉対策をしてあげよう!

健康チェックができる

毛の状態は、猫の健康状態を示すものです。体調が悪いとパサパサ・ボサボサになってしまったり、フケが浮いてきたりします。外に出ることがある飼い猫だと、ノミやダニの早期発見にも繋がります。

うちの子が尿路結石になった時も、毛の状態がおかしかったです。変にパサついていてツヤがなくなっていました。

ブラッシングをしていれば、毛の状態をいち早く察知することができます。また、汚れの状態も判断しやすいです。

参考:楽しいだけじゃない!?飼い猫とのスキンシップは病気の早期発見にも!

ストレス解消にもなる

猫は基本的に親しい間柄でないとブラッシングをさせないようです。うちで飼っている子たちはブラッシングをさせてくれますが、実家の猫たちはたまにしか訪れない私にはさせてくれません。(威嚇されたことがあります…)

飼い主と飼い猫とのコミュニケーションです。猫は、ブラッシングで肉体的に心地良くなり、飼い主は飼い猫とのふれ合いでストレスを軽減させることができます。いわゆるアニマルセラピーのような効果のようなものです。

猫用ブラシの種類と使い分け

 

ブラッシングに使う猫用のブラシはいくつか種類があります。素材によっても変わってきますので、使い分けをすることをおすすめします。

ブラシの種類

猫用ブラシはペットショップやホームセンターなどでさまざまな種類が販売されています。大まかに分けると以下になります。

  • 獣毛ブラシ:全身に使えますが力加減が必要です。抜け毛をしっかり取ってくれます。
  • コーム:毛玉や毛の絡まりをといたり、毛並みを整えたりするのに使います。
  • ラバーブラシ:短毛種向きのブラシで、抜け毛を取るのに使います。
  • ピンブラシ:長毛種用です。毛並みを整えるための物です。
  • スリッカーブラシ:長毛種用で、毛玉や毛の絡まりをとくのに使います。
  • ファーミネーター:抜け毛をごっそりと取り除くことができます。

これらを上手く使い分けることで効果的に抜け毛を取り去ることができますし、愛猫に痛い思いをさせることがなくなります。私は最初、1つのブラシで行っていたことと、力加減をしていなかったため、ブラッシングの最中に逃げられてしまいました。痛かったんだと思います。

手でできるペット用ラバーブラシはかなり便利で、ベストセラーになっています。

 

毛の長さによって使い分ける

短毛種と長毛種で毛の長さが違いますから、使うブラシも全く違います。猫用ブラシは毛の長さによって使い分けることが大切です。

飼い猫が短毛種の場合は次のブラシがおすすめです。

  • 獣毛ブラシ(ソフトタイプ)
  • コーム
  • ラバーブラシ

毛が短いため、それほどブラッシングが必要ないのではないかと感じるかもしれませんが、意外と抜け毛が多いです。目安は週に1~2回ほどですが、抜け毛が多い時期は毎日でもいいかと思います。その際は獣毛ブラシ(ソフトタイプ)とコームの2種類でもいいでしょう。

子猫や初めて子の場合はラバーブラシがおすすめです。体にくっついて毛が飛び散りにくいですし、血行促進効果もあるのでブラッシング初心猫には喜ばれるでしょう。

長毛種を飼っている方は、次のようなブラシが適しています。

  • 獣毛ブラシ(ハードタイプ)
  • コーム
  • ピンブラシ
  • スリッカーブラシ

長毛種は毛並みの良さも大切なところです。そのため、毎日のブラッシングは欠かせません。しかし長毛種は毎日ブラッシングしても毛がもつれたり、絡まったりすることがあります。

毛の絡まりなどはコームやスリッカーブラシなどを使って優しくときほぐしてあげましょう。ハードタイプの獣毛ブラシで「一気に!」なんてやってしまうと、毛が抜けたり、猫が痛がったります。ポイントは優しく!です。

スリッカーブラシは脇の下やももの付け根などをブラッシングするのに適しています。無理矢理やると痛みを感じやすい部分ですので、注意しておこなってあげましょう。

抜け毛処理におすすめな猫用ブラシは『ファーミネーター』

抜け毛処理におすすめな猫用ブラシは『ファーミネーター』

猫の抜け毛がたくさん取れると大人気のブラシ「ファーミネーター」。軽くブラッシングするだけで、なんと90%もの抜け毛を取ることができちゃうんです!

人間工学に基づいて作られた握りやすいグリップなので、飼い主も必要以上に力を入れずに使うことができます。変に力がかかってしまうこともないので、猫の毛や皮膚にも負担をかけることなくブラッシングができます。

たくさんの毛を取ることができますが、後始末はとっても簡単。手元にあるボタンを押すだけで、ブラシに溜まった毛を簡単に捨てることができちゃいます。

使用頻度の目安は週に一回。ちゃんと毛が乾いた状態の時にブラッシングしてあげてください。たくさん毛が取れるのが面白いからと言って長時間ブラッシングすると猫に負担がかかってしまうので注意が必要です。顔やお腹などのデリケートな部分は優しくブラッシングするように心がけましょう。

猫は毛づくろいをするときに抜け毛の約70%を飲み込んでしまっていると言われています。飲み込む量が多くなれば抜け毛リバースの頻度も多くなってしまいますし、健康面でも悪い影響が出てしまいかねません。

それに家中を走り回ることでソファーや服などに毛が付いてしまうこともよくありますよね。客人を招いたらソファーが毛だらけだったとか、いざ出かけようとしたら上着に抜け毛が付きまくっていたという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

そういった悩みもファーミネーターを使うだけで解消されちゃいます。猫の健康のためにも、抜け毛掃除などの飼い主の負担軽減のためにも、ファーミネーターはおすすめのアイテムです。抜け毛で帽子を作ったりする人にとっても、効率よく抜け毛を集められるのでおすすめですよ。

ファーミネーターは短毛種用と長毛種用があり、それぞれに小型猫用と大型猫用があります。

短毛種用(小型猫・大型猫)

 

長毛種用(小型猫・大型猫)

 

なお、ファーミネーターの廉価版のような類似品もありますが、こちらの口コミ評価も上々のようです。ただ、ライトハウスの正規品ファーミネーターには及ばないという声も結構ありますので、長く使えることを考慮すれば正規品をおすすめします。

 

ファーミネーターを使用している飼い主さんの口コミ

  • 「うちの猫様は頻繁に毛玉リバースをしていました。リバースの後処理も手間でしたが、頻繁にリバースするのが体の負担なのではと気になっていました。遊びに来た友達がブラッシングすることを勧めてきたので、ネットでブラシを調べたところファーミネーターがよさそうだったので購入しました。試したところ驚くほど毛が取れる。おかげでリバースの回数もかなり減りました。もっと早くから使っていればよかったです。」
  • 「驚くほど毛が取れる。取れ過ぎなんじゃないかっていうくらい取れました。猫毛をためて何か作るのも流行っているようなので、私も始めてみようかなって思うくらいたまります。そしてそのおかげでしょうか、毎日掃除をしても至る所にあった猫毛が全く気にならなくなりました。」
  • 「これでブラッシングをしているとうちのネコはとてもおとなしくしています。もともとそんなに走り回るタイプではないのですが、とてもリラックスできている様子です。人間でいうところのマッサージを受けている状態といったところでしょうか。毎日やってあげたくなっちゃうくらい愛おしい姿でブラッシングを受けてくれています。」

猫のブラッシングのやり方

猫のブラッシングのやり方

まず、ブラッシングは基本的に掃除のしやすい場所で行います。ベッドやソファーなどで行うと毛がついて掃除が大変です。だからといってベランダなど半外で行うと、脱走の可能性が高くなりますので注意してください。日当たりの良い場所や暖かい場所は猫が好みます。窓ぎわなどでやってあげてもいいでしょう。

実際のやり方ですが、適当に毛をブラッシングすれば良いというわけではありません。猫の毛の流れに沿って行うことが大切です。そうすればきれいに仕上がりますし、愛猫に痛い思いをさせることはありません。

短毛種と長毛種でやり方は異なる

短毛種と長毛種によってブラッシングの仕方は異なります。短毛種の場合は猫自らグルーミングで毛づくろいをするので、飼い主からブラッシングされることを嫌がる猫もいます。でも、毛が抜けてあちこちに飛びますので毎日やってあげましょう。

長毛種はどちらかというとブラッシングが好きという傾向にあります。優しく毛を撫でられるのが気持ちいいと感じるのでしょう。しかし、気をつけなくてはならないのは毛の引っかかりです。毛玉ができやすかったり、何か粘着性の物質がついたりして、引っかかりができてしまうことがあります。

そんな時は優しくといてあげるのが理想ですが、取れない場合もあります。こんな時はトリマーさんにお願いをするか、引っかかりの部分を上手にカットするかの2つの方法があります。

猫の毛流れに合わせたブラッシング

  • 背中:頭からしっぽに向かってとかしていきます。お尻付近は嫌がる子もいますので、近くなったら力を弱めるか、腰あたりで止めましょう。
  • わき腹:毛は背中からお腹に向かっています。力を入れすぎると腹部が苦しいと感じるようですので、優し目に行ってください。
  • お腹:胸部からお尻に向かって生えています。わき腹同様、力を入れすぎないようにとかしましょう。乳房に引っ掛かってしまうこともあるので要注意です。抱き上げるか、横に寝ている状態だとやりやすいです。
  • 顔まわり:顔を中心にして外側に向かうようにしてとかします。首の上部だけでなく、顎の下もとかしてあげましょう。
  • 足部分:腿から足先に向かって生えています。短毛種の場合は、足先にいくほど薄くなっていますから、コームを使うようにしましょう。

ブラッシングをする頻度は?

ブラッシングの頻度は?

ブラッシングの頻度は、毛が抜ける春や秋は毎日必要だと考えてください。毛の抜ける量が本当に多いので、家の中が大変なことになってしまいます。うちでは、床の隅がほこりと愛猫の抜け毛で混ざり合ったものが漂うほどでした。

通常の時は、短毛種なら1日おきや2日おきでも大丈夫です。長毛種は毎日行います。お仕事などでできない場合は、なるべく毎日できるように時間を取るようにしてあげましょう。

短毛種

短毛種はやり過ぎに注意してほしいと思います。私はかわいいからと毎日やり過ぎて毛の薄くなる部分を作ってしまいました。それだけでなく、獣医に「皮膚を傷つけているよ、ブラッシングやり過ぎてない?」と指摘を受けました。やり過ぎは皮膚を傷めてしまうことがあるようなので注意して下さい。

獣毛ブラシはソフトタイプが好ましいです。また、選ぶ際に皮膚を痛めないような素材を見て選んであげるのもいいですよ。

長毛種

長毛種は短毛種とはまったく違います。毎日ブラッシングをしてあげないと大量に毛を飲み込んでしまうことになります。自分でグルーミングをするのですが、舐める時に抜けた毛がかなり口に入ってしまいます。そうすると毛玉を吐き出す量が多くなってしまいますよね。(ブラッシングを怠るとうちの子も結構吐いていました…)

重症化すると、胃の中だけでなく腸内にも毛が溜まり、手術をしなければならないこともありますので注意が必要です。

子猫

子猫から飼い出す場合はブラッシングを習慣づけることが大切です。小さい頃からやっていれば、毛をとかしてもらうことの気持ち良さが早いうちに理解できるからです。親や兄弟にやってもらったグルーミングを思い出すからではないかと思っています。

いきなり獣毛ブラシを使うと力の加減が必要になります。力を入れすぎて1度でも痛い思いをさせてしまうと、恐怖が植え付けられてしまい、頑なに拒否をしてしまうようになる子もいるからです。

子猫のうちは、獣毛ブラシのソフトか、ラバーブラシを使うことをおすすめします。子猫には、痛みがなく行えるブラッシング道具を選んであげてください。

うちの子たちは、子猫時代からラバーブラシを使っていますので、喜んでブラッシングをさせてくれます。飼い主さんも使い勝手がいいので、気に入るかと思います。

さいごに

愛猫にブラッシングをすることはとても楽しいです。毛がしっかり取れますし、コミュニケーションにもなって愛猫との間にも絆が生まれます。

飼い主と猫の両方にとって有益なことなのでぜひブラッシングをしてスキンシップをとってあげてくださいね。

 

 

 

 

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