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猫にはどんなケージがおすすめ?居心地の良い環境を作るための注意点

      2018/03/29

猫にはどんなケージがおすすめ?居心地の良い環境を作るための注意点

猫は本来、自由にしていたい生き物です。だから、ずっとケージに入れて飼うということは、猫の寿命を縮めてしまうことになります。ただ、室内での飼育上、ケージに入っていてもらう状況も出てきます。そんな時は必要最低限の範囲でケージを活用するということを前提に考えておきましょう。

猫をケージに入れる際、できるだけ居心地の良い環境を作ってあげることはもちろんですが、他にも注意点があります。

今回は、猫におすすめのケージと、猫をケージに入れる際の注意点を紹介していきます。まずは猫用ケージの必要性から紹介していきますので、それに適したケージ選びをして下さい。

 

猫用ケージの必要性

「猫用のケージって、必要なの?」という話題は、初心者飼い主さんと話しているときに出ることがあります。確かに、キャリーバッグがあればケージの代用が可能なのではないかと考えてしまいますよね。しかし、キャリーバッグとケージはまったく違う物なのです。

ケージの必要性は、3つあります。まずは、飼い猫を事故(誤飲など)などから守るためです。来客中に入れることだけでなく、飼い主さんが留守をする場合、愛猫がゴミを漁ってしまうことや、お風呂に近づいてしまうなど、人間が予測しないような行動をします。その結果、事故や悲劇などに巻き込まれてしまうこともあるのです。

猫は、ただ寝ているだけではなく、さまざまに家の中を動き回っていますので、危険なものから守るために必要なのです。

もう1つは、ケージ自体が猫の安全圏になるということです。人間には、「パーソナルスペース」が存在しますね。親しい人以外は近づいて欲しくない枠のようなものです。猫の場合、自分の居場所とでもいいましょうか。安心できる場所となるわけです。特に飼い始めや、臆病な性格の子には必要な場所となります。

最後の1つは、安静にできる場所です。ワクチンを接種した後は、暴れたりすることはひかえなければなりません。また、ケガをしたり病気をしたりのときも同様です。大人しくしていなければならないときにケージに入れることが必要になります。

うちは多頭飼いですので、元気な子たちが「遊ぼう」と誘うことがあるため、ケージに入れて休めるようにしています。このような状態のときに、キャリーバッグだと安心して休むことができませんし、トイレや食事の問題が出てきます。だから、ケージが必要なのです。

猫用ケージの種類

猫用ケージの種類とおすすめのケージとは?

猫用ケージは素材別に見ていくと、次のような種類があります。

  • スチール製(一般に多く出回っていて、扱いやすい)
  • プラスチック製(軽くて掃除がしやすくて安価なので人気)
  • 木材製(香りが良く、インテリアにも合わせやすいが高価)

用意するケージは、軽いと掃除がしやすいです。また、ケージ内が分かれているものがおすすめです。猫によっては、トイレ部分と寝場所を分けたがります。だから上下に分かれているものがいいでしょう。

そして、移動がラクなキャスター付きだとなおいいですね。部屋の模様替えや来客、引っ越しなどでも移動させやすいためです。ペットショップにも置いてありますが、大きめなホームセンターだと豊富な種類を取り扱っているはずです。

おすすめのケージはどれ?

ここからは、上記で説明した猫をケージに入れる際の注意点を踏まえて、おすすめのケージをいくつか種類別に紹介したいと思います。今やどんな商品にも言えることですが、様々な種類・類似品が多くなり、選択肢が多過ぎてどれを選べばいいのか判断がつきにくくなっていますよね。

でもどのケージもそれなりに高品質な造りになっているので、買って失敗するということは少ないかと思います。ただ、みんなそれぞれ飼育環境が違いますから、飼い主と愛猫にとって最適なタイプを探しましょう。

まずはリアルな口コミの評価を参考にして選ぶのが一番無難かと思いますので、ここでは口コミも併せて紹介したいと思います。なお、ケージとサークルの違いについては、ケージは屋根(天井)があるもの、サークルは屋根が無く上部が空いているタイプを指します。

猫は機敏でジャンプ力があり、サークルだと容易に飛び越えてしまいますので、基本的にはケージを選ぶのが一般的です。

コンビネーションサークル・ケージ

 

コンビネーションサークルは、猫のケージでベストセラー1位になっているほど今人気があります。このタイプは、猫の成長に合わせてケージを横や縦にジョイントして拡張していくことができ、また部屋のレイアウトに合わせて右開きや左開きにするなど、形を自由に変えられるというカスタマイズ性の高さが人気の理由です。

今後ペットが増える予定のある方、部屋の省スペースを有効活用したい方に特におすすめ!高評価の口コミもたくさん見受けられます。

  • 頑丈でグラつきもなく安定感がしっかりしている。
  • 組み立てが簡単。
  • 飼育環境に合わせて拡張できるのは便利。
  • 買って正解!

価格も造りがしっかりしているわりに手ごろです。ケージとしての利用はもちろん、屋根を外せばサークルになりますので利便性も高いと言えますね。連結パーツや天井などの拡張パーツも豊富にありますので、飼育環境に合わせて必要なものを揃えていきましょう。

スタンダードタイプ

 

 

これといった形の特徴はありませんが、可もなく不可もなく無難に扱いやすいです。デザインの種類も豊富ですが、個人的には素材に木材や布が使われていて金属感を感じにくい自然で温かみのあるタイプが好きですね。

部屋のコーディネートにマッチするデザインのケージを選べば、統一感が出て部屋が狭く感じにくいのでおすすめです。

真逆な色や材質を選んでしまうと、部屋の中でケージの存在感が際立ってしまうので、違和感や圧迫感をすごく感じると思います。ケージはただでさえ大きいので、そういったことも考慮しましょう。

以下、スタンダードなケージで人気のものを集めてみました。どれも口コミで評判が良いです。

 

 

 

省スペース・スリムタイプケージ

 

 

部屋のスペースに限りがあり、横幅をスリムなタイプにしたい方におすすめ!先に紹介したコンビネーションサークルでも同じことが言えますが、アパートやマンションなどの狭い住宅事情を考慮して設計されています。

犬と違って猫の飼育環境は高さも必要になってきますので、縦の空間を有効利用するために1段~3段のラインナップから選べるものがほとんどです。ただ、設置スペースに余裕のある方はできるだけ広いタイプを選んであげて下さい。上述したように、狭いとストレスを溜めてしまいます。

 

 

 

オールプラスチック素材

 

猫のケージの材質は基本的にスチール製がメインですが、オールプラスチック素材もあります。主なメリットとしては、さびない、お手入れがしやすい、軽くて動かしやすいなどです。このタイプも1~3段のラインナップから選べます。

猫をケージに入れる際に注意すること

猫をケージに入れる際に注意すること

ケージに長時間閉じ込めないこと

ケージ内は猫にとって自由を奪われて、牢獄に入れられているような感じがするでしょう。人だって、そんな状況の中で生活するのは嫌ですよね。だから、長時間閉じ込めないことが大事なルールの1つです。アパートやマンションの一人暮らしで、勤務時間が長いような飼い主さんは、ケージ内で猫を飼うことはできないと考えてほしいです。

あまり長い時間入れていると、大きな声で鳴いたり暴れたりします。自由にできる空間での生活が主で、どうしてもの時にだけ入れるというのは致し方のないことですが、それでも長時間は心身的に良くないです。

ケージに入れるのであれば5時間未満にしましょう。長すぎるとストレスが溜まってしまうのはもちろんですが、体調を壊してしまうことにもなります。

震災などの時は、首輪とリードをつけて時折出してあげるなどする姿が見られました。やむを得ぬ場合以外は、長時間は禁物と心得ましょう。

動きの取れる空間を作ってあげること

ケージ内の環境は、動きが取れる十分なスペースを用意してあげるようにしましょう。猫は動くことができないと短時間でも不安感を持ってしまいます。狭いケージは設置する上でこそ省スペースでいいかもしれませんが、愛猫のことを考えるなら大きめで広いタイプを選んであげて下さい。猫は犬と違って高さも必要です。

また、トイレやエサ・水皿は、常時置かなくてはなりませんので、購入時にその分のスペースを確保することも考慮しましょう。

なお、サークルの場合は、キャットタワーなど入れて上下運動ができるタイプだと体を動かすことができますので、幾分楽かと思います。私は外出時にケージを持って行くようにしていますので、その際も広さの面を考慮して、なおかつ折りたたみのできるものを購入しました。(上面と側面がメッシュになっている物)

簡易的なものなので上下運動ができるような高さはありませんが、広さは十分なのでゆったり過ごしてくれていると思います。いずれにしても、高さもしくは幅のどちらか、理想的には両方とも大きいタイプがおすすめです。

やはり、空間に余裕がないと猫が不安を感じたら入ってくれなくなってしまいますので、広さは重要なポイントになります。

 

ケージの中でも水分補給ができるように!

猫用のケージには、水分補給ができるようにしておかなくてはなりません。自分のペースで水分を補給できるようにしてあげることは、脱水症状にさせないためにもなるからです。ケージに入れる時に、一緒に新鮮な水を準備しましょう。いつでも新鮮な水が飲めることがルールの1つです。

子猫の場合は、暴れたりして、うっかりこぼしてしまうこともあります。こぼれているのを見つけたときに足しておくようにしましょう。脱水症状から猫を守るためにも、水分補給ができるようにしておくことは大切です!

参考:猫の水飲みに要注意?水分補給には給水器がおすすめ!

ケージの設置場所は周囲の温度をチェック!

室内飼育と言えど、ケージを設置する場所によって気温や湿度が大きく変わってきます。できるだけ快適な場所に置いてあげるようにしましょう。

  • 窓際(特に夏場)
  • ストーブやエアコンの近く
  • 寒い場所

上記のような場所は、熱中症になってしまったり、乾燥や寒さを直に受けてしまうので、猫にとっては厳しい環境となります。

夏場は、涼しいところ(カーテンを閉めて熱がこもらないようにするなど)、冬場は中に毛布などを入れてあげるなどして、暖かく過ごせるように工夫をしてあげることが大切です。特に、猫をケージに入れた状態で飼い主が外出してしまう場合は室内温度を気をつけましょう。

寒さ暑さ対策や室温に関しては、必要に応じて以下の記事も参考にしてみて下さい。

参考:やっぱり寒がりなの!?猫の寒さ対策に役立つグッズとは?

参考:猫の熱中症と暑さ対策!真夏の締め切った室内は要注意!

トイレのことも考えて!

ケージに入れる場合は、トイレを一緒にセットすることを忘れないでください。そうしないと、ケージを出てからも普段のトイレ以外でするようになってしまいます。トイレまで我慢しなくてはいけない状況がどんなに辛いことかおわかりになりますよね。愛猫にそんな思いをさせないようにしてあげることが大切です。

ケージやサークルには、あらかじめトイレなどがセットで販売されているものもあります。飼育初心者さんは、最初はそういった物を利用するのも便利でいいと思います。

 

ケージ用のトイレが無い場合は、小さめの段ボールでも一時的な代用として可能です。私は猫をケージに入れることがあまりないので、入れる時は簡単な自作のトイレを用意しています。ケージに入れる機会が多い方は、しっかりとしたトイレを用意してあげましょう。

 

参考:猫にはシステムトイレがおすすめ!?カバーもあった方がいいの?

ケージから出したら自由にさせてあげて!

ケージに長居させてしまったら、出してあげた際には思い切り自由にしてあげましょう。好きな場所で寝るもよし、おもちゃで遊ばせてあげるのもいいでしょう。

ケージの中に入っているときは運動不足になっていることは明白です。できるだけ体を動かしたり、ゆっくり過ごせるように配慮してあげることも必要です。自由になることで、ストレスの解消になります。

まとめ

猫は性格上、自由を好みます。だからケージの中ではなく広い部屋の中で自由にさせてあげたいものです。しかし飼育上何らかの都合でケージにしばらく閉じ込めなくてはならなくなってしまったときは、猫にとって居心地の良い環境を用意してあげることが必要です。

それは、猫の健康を守るためでもありますし、短命にさせないためです。ケージに長時間入れなくても良いように工夫したり、出してあげたときには自由を思い切り味わえるように配慮することを大事にしましょう。そうすれば、ケージに入ることを嫌がったりしなくなります。

愛猫に「ケージの中も安心できる、居心地が良い」と感じてもらえるような環境を作ってあげましょう。

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