猫の年齢と平均寿命を知っておこう!人に換算するとうちの愛猫は今何歳?

猫の年齢と平均寿命を知っておこう!人に換算するとうちの愛猫は今何歳?

猫を飼育する上で「人に換算すると何歳なのか?」という猫の年齢や、平均寿命に関してもある程度は把握しておきたいですよね。その年齢に適した飼育をして、愛猫にはできるだけ健康で長生きしてもらいたいものです。

猫は人とは違って速いスピードで歳を重ねていきます。猫にとっての1年は人と比べると数倍のスピードがありますので、毎年その成長過程に合わせてキャットフードや住環境を変えるという対応が必要になってきます。

大きさだけで判断し、いつまでも子猫だと思っていると、キャットフードを替えなくてはいけない時期や、去勢手術の時期などを見誤ってしまいます。

かくいう私も最初の猫の時期を見誤り、部屋中に盛りのついた飼い猫(オス)がおしっこをかけまくられてしまったということがありました。臭いが取れず、じゅうたんや家具などほとんどを買い換えるという災難に見舞われました(泣)

そうなる前に、猫の年齢を人の年齢に換算する知識や猫の平均寿命を一応の目安として知っておくことも、猫を飼育する上での大切な要素なのです。併せて、猫が長生きするために見直すべき生活習慣や環境作りの工夫も紹介したいと思います。



猫の年齢を人に換算すると何歳?

猫の年齢を人に換算すると何歳?

猫は人よりも速いスピードで成長し、老化していきます。健康状態の良し悪しもありますので一概には言えませんが、人の約4倍と解釈するといいでしょう。ただ、人の1歳だったら猫は4歳、2歳だったら8歳のように、単純に一定というわけではありません。

特に、生後1~2年間はものすごいスピードで成長していきます。

生後1年経つとおよそ人換算で17歳という年齢に達し、生後2年では約23歳です。4年目からは1年が人間の4年分と考えられています。最初の1~3年は「人の約4倍」には当てはまりませんのでご注意ください。

私も最初はこのことを知りませんでしたので、「生後2年だから8歳だね」と勝手に思っていました。獣医にそのことを話したところ、違いを教わり、換算の仕方なども教えてくれました。(恥ずかしい思いをしました…)

猫にも個体差がありますので、一概に「○年経ったから人間でいうと○歳」とはいきません。おおよその年齢として考えましょう。

猫の年齢を人の年齢に換算する計算式(4年目以降)

猫は生後3年で28歳ですから、4年目からは1年に4歳ずつ歳をとると考えると、計算式は以下のようになります。

『28+(猫の実年齢-3年)×4』

子猫の期間を人間の年齢と比べてみると…

子猫の期間を人間の年齢と比べてみると…

子猫人間
1週間1か月
2週間3か月
3週間6か月
1か月1歳
2か月3歳
3か月5歳
6か月9歳
9か月13歳

出生してから9か月くらいまでを一般的に『子猫』と言います。一番かわいらしい時ですよね。でも、猫の時間というのは人間とは違い、驚くほど早く成長しているのだということが分かりますね。

一般的にみる、子猫っぽさのある無邪気な可愛い時期は約1年間で、人間でいうと思春期前の子ども(中学生から高校生)と同じくらいになるのです。本当にあっという間ですね。でも、猫じゃらしで遊んだり、ネズミのおもちゃを追いかけたりなんていうイタズラはまだまだ続きます!

たった1年間なのに、人に換算すると15歳ぐらいの高校生になると考えると、子猫の期間が成長にいかに大切な時期なのか分かると思います。

成猫の期間を人間の年齢と比べてみると…

成猫の期間を人間の年齢と比べてみると…

成猫人間
1歳17歳
2歳23歳
3歳28歳
4歳32歳
5歳36歳
6歳40歳

生後1年から6年くらいまでが、『成猫』の部類になります。体もずいぶん大きくなり、しっかりした感じになってきます。食事も大人用のエサでも大丈夫になる時期です。

最初の頃は、遊びたい盛りなのでかまって攻撃をかなり仕掛けてきますし、いたずらもいっぱいします。盛りが来るのもこの時期です。

若い頃は食欲も旺盛で、キャットフードの袋を破いて食べてしまったり、何でも食べようとする時期でもありますので、与える量を調節しましょう。

また、盛りがきてしまうと大声で鳴いたり、オスの場合そこら中におしっこをひっかけるようになります。それにちょっとのスキマを狙って外に飛び出して行きますので、外出時などは要注意です!

去勢・避妊手術を考えている方はお早めに。

老猫(シニア期)の期間を人間の年齢と比べてみると…

老猫(シニア期)の期間を人間の年齢と比べてみると…

老猫人間
7歳44歳
8歳48歳
9歳52歳
10歳56歳
11歳60歳
12歳64歳
13歳68歳
14歳72歳
15歳76歳
16歳80歳
17歳84歳
18歳88歳
19歳92歳
20歳96歳

猫も7歳を過ぎますとシニア期に入り、老猫の貫禄が出てきます。後ほど詳しく説明しますが、シニア期は「中齢期」「高齢期」「超高齢期」と分類され、この年齢の猫は人に優しく接してくれます。

この頃になると人間と同じように脂肪がつきやすくなり、運動もあまりしなくなります。また、歳を重ねるごとに毛のツヤも失われていきます。

このころになったら、キャットフードはシニア用に替えるといいでしょう。

私が飼っていた猫たちは、年齢が高くなるとすり寄ってくることも多くなり、おっとりしたかわいさを出していました。それがより一層可愛らしく感じました。『何歳になっても猫はかわいいものだ』と実感した出来事でした。

12歳前後には歯が抜け落ちたり、病気にかかることもありますので、目やになどが出ていないかなど健康チェックが必要になります。また、介護が必要になってきます。

何歳なのか分からない猫の年齢の見極め方

何歳なのか分からない猫の年齢の見極め方

生まれたばかりの猫をもらってきた場合は、年齢で迷うことがほとんどありません。しかし、譲渡会などでもらってきた場合、猫の年齢が「およそ」という場合もあります。そんな時に見分けるためにを見ます。

  • 子猫の場合は乳歯の生え方
  • 成猫なら歯石の蓄積具合

自分で見分けることが難しいこともありますよね。そんな時は獣医に判断してもらいましょう。歯の具合から、およそでも年齢を知ることができます。

体格や体重、そして毛艶などでも判断することができますが、栄養状態や病気の有無などによって変わりますから当てにはならないこともあるようです。



猫の平均寿命はどのくらい?

猫の平均寿命はどのくらい?

猫の寿命は、エサや医療関係が発達してきたため昔と比べて伸びてきています。2013年、日本ペットフード協会が『日本の猫の平均寿命』を発表しました。それが15.01歳です。

現在の平均寿命は、完全室内飼いの場合15.81歳で、室内と屋外を行き来している猫の場合は13.26歳とされています。飼い猫と野良猫ではかなりの寿命幅があり、室内で飼う場合と外で生活する猫とでは寿命は大きく変わってきます。野外で生活する野良猫の場合は平均寿命が4歳と言われています。

飼い猫に関しては、人間と同じように昔よりも今の寿命は延びています。キャットフードが良くなったという理由もあるし、獣医の技術が向上したこともあります。

また、20年以上うんと長生きする猫もいますし、病気になってしまった場合などは短命となってしまいます。

余談ですが、私が飼っていた黒猫は、もらってきたときすでに成猫で、センターの人によると野良猫だったのを保護した時点で10~12歳くらいではないかと言っていました。

でも、そこから5年間も元気でいたので、亡くなったときは15~17歳くらいだったのではないかと思います。とは言っても、あくまでも最初に教えて頂いた年齢もアバウトなので、もしかしたらもっと高齢だったかもしれません。

産まれた時から飼っていない限り、猫の寿命は大まかな目安で考えていた方がいいということですね。家族として迎えた猫は、寿命をまっとうするまで大事にしてあげなくてはいけませんね。

猫の寿命は人間に換算した年齢を目安に

一般的には11歳以上になると老猫と呼ばれる状態になります。人間で言えば60歳くらいになるのですから当然ですね。ただ正確には7歳以降から衰えが少しずつ始まりますので、この頃からシニア期に突入します。

これを細かく分けていきますと、7~10歳で「中齢期」11~15歳を「高齢期」16~20歳は「超高齢期」となります。

老猫の高齢期に入る歳を人間の歳に換算すると、次のような目安になります。

  • 猫が11歳(人間60歳程度)
  • 猫が15歳(人間76歳程度)
  • 猫が18歳(人間88歳程度)
  • 猫が21歳(人間100歳程度)

20年以上生きる猫は少ないかもしれませんが、環境や体の状態によっては長生きする猫も少なくありません。

友人宅の猫(メス・MIX)は、24歳で天命をまっとうしました。上記の目安で見ていくと人間の年齢では110歳を超えていることになります。かなり長生きしたといえる部類に入ると思います。(著者宅では20歳を超えるまで生きていた子はいませんでしたので…)

世界最高齢の猫

一般的な猫の寿命は10~16歳となっていますが、世界には驚くような年月を生きた猫がいるのです。

テキサス州オースティンで飼われていたメス猫が、最高齢としてギネス世界記録に認定されています。2010年に発行されたギネス世界記録において、長寿記録『38歳と3日』となっています。人間の年齢に換算すると、168歳ということですから、かなり驚きです。

1967年に生まれ、2005年まで生きたというのですから、スーパーご長寿猫と言ってもよさそうな感じですね。まさに化け猫なのかもしれません。ちなみに、こちらの猫ちゃんのお名前は「クレームパフ」。

寿命の長い猫の種類

寿命の長い猫の種類

純血種の猫は、近親間での交配が進むことが多いため、血が濃くなりがちです。そのために起こる遺伝性疾患が起きやすくなると言われています。こうなると、長生きするのはとても難しいのです。そんな中でも、長生きする猫種がいます。

日本猫

日本猫の場合は、近親間での交配が少ないため、血が濃くなるということが少ないようです。また、寒暖差に耐えられる適応能力があると言われています。外で生活したとしても適応能力が高いので、乗り切れるようです。

日本猫の平均寿命は、近年になって18年以上生きられることが多いと言われています。20年以上生きる猫も珍しくないという話も入ってきています。日本猫の数が少ないため、とても大切に育てられていることも関係している可能性もあるかと思います。

ペルシャ

ペルシャ猫は、純血種ではありますが、毛の長さによって遺伝子性疾患の多い少ないがあります。長毛種は血が濃く、短毛種は血が薄いと言われています。短毛種の方が、長生きができるという考え方です。

平均寿命は15~16年で、長いと20年生きることができる子もいます

著者宅のペルシャは、長毛種でしたので8年ほどでした。やはり病気にかかりやすく、シニアに入る手前あたりから体調を壊すことが多く、元気もなかったです。純血種は仕方のないことだと思っていましたが、悲しいものですよね。

少しでも一緒に生活をしたいのであれば、短毛種の方がいいのかもしれません。

ヒマラヤン

ヒマラヤンも純血種ではありますが、平均寿命は14~16年と言われています。ただし、ヒマラヤンのかかりやすい病気がありますので、それに十分注意することが必要不可欠です。(毛球症や流涙症など)

MIX(雑種)

MIXとは雑種猫のことです。最近、寿命が長いことや、純血種の良いところが出るとあって人気が出ています。その辺にいる雑種猫という意味ではなく、純血種の中でも別な純血種を掛け合わせるという意味もあります。

例えば、スコティッシュフォールドとマンチカンを掛け合わせて生まれた子などがMIXと呼ばれます。別品種を交配させることで、血が薄くなります。そのため、遺伝性疾患の病気が起きにくくなっているのです。平均寿命は、約15年と言われています。

著者宅でもMIXを多く飼っていますが、うちの子たちの寿命は15~17年といったところです。長生きをしてくれています。

ここまで猫で長生きすると言われている品種を紹介してきましたが、ここに書いてある品種は絶対に長生きするというわけでもありませんし、逆に一般的に長生きとは言えない品種の猫でも長生きすることがあります。

 

記事後半は、『愛猫の寿命を延ばしたい!長生きするための生活習慣とは?』について紹介し、終わりにしたいと思います。

猫の飼育知識
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