猫の年齢と平均寿命を知っておこう!人に換算するとうちの愛猫は今何歳?


愛猫の寿命を延ばしたい!長生きするための生活習慣とは?

愛猫の寿命を延ばしたい!長生きするための生活習慣とは?

飼い主は、「少しでも長く生きてもらうためには何をしたらいいのだろう」と考えることがあると思います。特に老猫期に入ろうとしている愛猫がいる方はそうでしょう。

私は、何匹もの愛猫に長く生きてもらうためにさまざまなことをしてきました。その中で「これはやって良かった!」と思った生活習慣を紹介したいと思います。

室内飼いにする

屋外に出る子と室内飼いの子とでは、寿命の差が3年以上もあるというデータがあることはご存じでしょうか(2012年日本ペットフード協会調べ)。

病気は外からもらってきますし、ノミやダニといった寄生虫も同じですよね。それに事故や他の動物との接触なんかも寿命を縮める原因になります。病気をうつされたり、ケンカになるなんてこともありますから、できるだけ外に出すことはしないで、室内飼いにした方がいいと考えました。

完全室内飼いの場合は、屋外で感染しやすいウイルスや寄生虫などの危険性が減ります。また交通事故を防ぐことができるため、平均して15年前後の年齢まで生きることができると言われています。

野良猫の平均寿命は、3~5年と言われています。その理由が、ウイルスや寄生虫の感染だけでなく、交通事故などによるものも大きく関わっています。

ハイブリッド、つまり室内で飼っているけれど屋外にも自由に出かけている猫もいるでしょう。ストレスのない生活ではありますが、感染や事故といった命の危険が高まり、寿命が短くなることが十分にあることを理解しておかなければなりません。

また、ストレスの心配をされている飼い主さんは、家庭内に猫の好きそうな空間を作ってあげるなど、環境を整えるだけでも違ってくるかと思います。

室内環境を整える

室内環境を整える

運動ができる環境に

最初に述べたように、室内飼いにすることによって長生きする環境が出来ますが、その分肥満を防ぐために、適度な運動ができるようにしてあげる必要があります。運動不足にならないようにするためには、上下運動ができる環境は大切です。

キャットタワーやキャットウォールを設置して、若いうちから十分に遊ばせることをしている子は大丈夫ですが、老猫になると運動量がぐっと減ります。ですから、飼い主が少しの時間でもいいので、おもちゃで遊んであげるようにしてあげた方がいいでしょう。

室内を適温に

気温への対応も大切です。夏は涼しく、冬は暖かくという環境(グッズなど)を用意すると愛猫も安心して暮らすことができるはずです。

トイレ環境を最適に

室内環境を整えるのは、物を揃えるだけではありません。清潔さを保つことも大切な点です。トイレを清潔にしておくことや、食器や水皿をキレイに洗っておくことなども重要な点だと考えた方が良いでしょう。

特にトイレが不潔(便が溜まっている・ニオイがしている・汚れているなど)だと排尿を我慢することがあります。それが続くと、トイレ以外のところで粗相をしたり、膀胱炎になってしまうこともあります。

膀胱に菌が溜まってしまうようなことが続くと、体中に菌が回って、命に関わる危険な状態になることもあります。愛猫が使う物は、常に清潔にしておくようにしましょう。清潔は長生きの秘訣です。

ストレス過多に注意が必要

ストレス過多に注意が必要

猫は自由を好み、自由に生きる動物です。飼い主といえども、しつこくしたり嫌だと感じたりすることをされると、ストレスを感じます。また、大きな音が続くような状況もストレスとなり、問題行動や異常行動を起こすようになります。問題行動や異常行動とは、夜鳴きや嘔吐、食欲不振や排便行動など、いつもとは違うさまざまな行動です。

長生きにはストレスをうまく発散することが大切です。飼い主さんが遊んであげたり、ゆっくり寝られるような環境を整えてあげたりと、ストレスを発散させられる場を設けるといいでしょう。

著者宅では、ストレスを発散させるために猫の好むものを用意してあります。例えば、キャットウォーク・暗くて狭い箱などです。私が外出していてもそれぞれが好きなところで寝られたり高い所から見下ろしたりできる空間を設けています。

年齢に合わせた飼育環境

年齢に合わせた飼育環境

歳を重ねるにつれて、睡眠時間を多く取るようになります。だから、寝ている姿を見かけることが多くなるでしょう。寝ることは体力を温存するだけでなく、体の機能回復にも役立つ本能です。人も体調の悪いときは起きられませんよね。それと同じなんです。

寝ていることが多くなってきたなと感じたら、具合の悪いところはないかをチェックします。病気になっていることもありますので、その辺は一番に確認をしましょう。

何ともないようでしたら、誰にも邪魔されずにゆっくり休むことのできる場所を確保してあげます。具体的には、冬は暖かくて夏は涼しい場所です。また、寝床に使う毛布なども柔らかめだといいでしょう。

うちで飼っていた子(推定19歳:オス:MIX)は、最期の頃はほとんど動かず、寝ているばかりでした。動くのはトイレとご飯、水を飲む時だけでした。室内で飼っていたのに、最期の時は姿を消していました。猫は自分の死ぬ姿を見せないと聞いていましたが、それが本当に起こったので家族みんなで驚きました。

エサ皿や水皿などは、寝床に近い方がいいです。トイレはテリトリー内の隅の方にしましょう。最初からその場所という場合は動かす必要はありません。

飼い猫の老化を感じ始めたら、少しでも快適な環境になるようにしてあげましょう。無理に散歩に連れて行ったり、一緒に外出したりするなども控えてあげるといいかと思います。

餌(キャットフード)

餌(キャットフード)

人間と同じように良質な食事が長生きの秘訣です。単にキャットフードを買ってきて与えたというだけでは、栄養がいきわたっているかわかりません。

まず、購入する時に「総合栄養食」と記載があるかどうかを必ず確認してください。このキャットフードなら必要とされる栄養がしっかりと含まれています。

ただ、中には利益重視の粗悪なキャットフードも多いため注意が必要です。価格の安さばかりに目が行ってしまうと、本当に大切な原材料を無視してしまうことになります。

飼い主としては出来るだけ安く抑えたい気持ちもあるかと思いますが、私たち人間が食の原材料にこだわるように、愛猫の主食であるキャットフードの原材料にもこだわりたいものです。

「手作り健康食」がコンセプトのプレミアムキャットフード

愛猫の食欲をそそる香りと味わい!プレミアムキャットフード『モグニャン』

年齢に合わせたキャットフードを

そしてシニア期に入ってきたら、シニア専用のキャットフードに切り替えることもお忘れなく。上記の「モグニャン」のように全年齢に対応しているタイプであれば問題ありません。

また、食事は栄養だけでなく食べる量にも気をつけましょう。体重で1日の摂取量が表記されているはずです。それ以上のものを食べさせると、肥満になりやすく病気にもなりやすいということになります。

飼い主の顔を見れば、「ご飯をちょうだい」と言わんばかりに鳴く子もいるでしょう。そんな時は1回の量を減らして回数を多くして与えるなどして、食べ過ぎにならないようにすることが重要です。室内飼いの約40%が肥満・肥満予備軍に入ると言われています。

水分摂取

水分摂取

猫の水分不足は腎臓や膀胱の辺りを中心に病気にかかりやすくなります。例えば、慢性腎臓病や膀胱炎、尿路結石などがそうです。うちの子も水分摂取量が少ないことが原因の1つとなり、数回尿路結石にかかりました。その度に痛い思いをしています。

水は毎日朝晩に新しい物を用意してあげます。数カ所に用意してあげることが理想です。エサ皿の横に並べておくのとは別に、廊下などにも置いてあげましょう。多頭飼いをしている場合は当然そういう置き方をしているでしょうが、1匹飼いだったとしても複数用意しておくことをおすすめします。

水はミネラルウォーターでなく水道水にしましょう。ミネラルウォーターでは含有ミネラルが多すぎて、腎臓に負担をかける原因となってしまいます。よかれと思ってしたことが、猫に良くないことなのです。

猫の水分補給に関しては以下の記事で詳しく紹介しています。
猫の水飲みは自動給水器がおすすめ!水分補給の必要性と選び方のポイント
人間にとって水分は必要不可欠なものですが、それは猫も同じです。室内飼いの猫の場合は水飲みをしっかり管理してあげないと、健康を害してしまうことがあります。 キャットフードにはこだわっているのに、猫の水飲みは特に気にしていないとい...

動物病院への受診

動物病院への受診

動物病院にかかることは本当に大切です。病気の早期発見に繋がりますし、ワクチンなども打たなくてはならないからです。そして、少しでも異常を感じたら受診を心がけてください。

猫はかなり病院嫌いです。「嫌がらない子はいないのではないか」と思うほど、どの子も嫌がります。そのため、病院へ行く回数を減らすようにしてみましょう。

1年に1回のワクチン接種の時に、定期検診を一緒に行ってもらうとか、病院に行ったついでに病気やケガをしていないかと診てもらうといった具合です。このようにすれば、病気やケガをした時以外はワクチン接種のみで済むようになるでしょう。

ただし、シニアでも11歳を過ぎた子、いわゆる高齢期に入った子の場合は、半年に1度の検診が必要です。元気な子であれば問題なく終わるでしょうが、大きな病気をしたことがある子は注意をするに越したことはありませんからね。

定期検診

猫をもらって来た時に検診に連れて行きますよね。それ以降行かない、病気かもとなってからの受診では回数が少ないです。猫は体調の悪いことを隠す習性があります。死ぬときに姿を見せないようにするという話があるように、とにかく人に見せません(弱みを見せないのです)。

定期健診は病気の早期発見のためにはどうしても必要です。若いうちは1年に1回程度でもいいでしょう。でも、老猫期に入ったら、1年に2回の割合で定期検診に行くことをおすすめします。

ワクチン接種

ワクチンを打たないとさまざまな病気に感染したときに命を落としてしまうことに繋がります。子猫の時に受けさせることだけでなく、その後も必要なワクチンは受けさせましょう。予防も長生きをしてもらうためには必要なことです。

去勢・避妊手術

猫は去勢・避妊手術が必要です。理由は、望まない妊娠を避けるためと、生殖器疾患のリスクを減らすためです。去勢・避妊手術をしないでいると、繁殖行動ができなくて、ストレスを溜めてしまい苦しませることになります。

それに伴って起こす問題行動もなくすことができます。ストレスから突然凶暴になることもありますので、受けさせましょう。メスの場合は、避妊しないと乳腺癌にかかる確率が非常に高いですし、オスは、前立腺癌や精巣腫瘍が悪性である確率は高くなります

その上、発見が遅れることもあるため、転移しているなんてことも珍しくないようです。


猫の年齢と寿命まとめ

猫の年齢と平均寿命はできるだけ把握しておき、人間の年齢にも換算しておけるようにしておきましょう。飼い猫の変化がわかれば、食事だけでなく住環境を整えることもしやすくなります。キャットフードの切り替えタイミングや、老化現象が起こり出すなどの用心もしておけます。

「いちいち考えるのが面倒」なんて思わないでくださいね。人間と同様に、猫も衣食住を整える、生活習慣を見直すことが長生きの秘訣なのです。

それを飼い主が、いかにうまくサポートしてあげることができるかという点にあると思います。長生きするために高い物を揃えなきゃダメだなんていうことはありません。重要なのは、愛情をかけて、しっかりサポートしてあげることができるかなのです。

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