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猫がおむつを必要とするタイミングは?使用上の注意点も知っておこう!

      2018/06/07

飼い猫におむつが必要になる時期があります。生まれたばかりのトイレを覚えていない猫だけではなく、高齢期を迎えた猫や下半身麻痺を患った猫などさまざまな理由によります。

こんな場面に直面したときに必要な情報を持っていたら、慌てたりすることなく対処することができます。ここでは猫のおむつについて、必要になるタイミングや使用上の注意店、おすすめのタイプなどを紹介していきます。

 

猫におむつが必要な時とは?

猫がおむつを必要とするタイミングは?使用上の注意点も知っておこう!

子猫を飼い始めた人など、若くて健康な猫を飼っている場合は、「飼い猫におむつが必要になるなんて遠い先の話」と思っていることでしょう。しかし、そうでない場合もあるのです。どんな場合におむつが必要になってくるのかみていきましょう。

下半身に麻痺などがある場合

猫に先天性、もしくは事故などの後天性の下半身麻痺などがある場合、どうしても自力でトイレに行くことができない、排泄が難しいということがあります。この場合はおむつが必要です。飼い主の負担も減りますからね。

高齢になった時・介護が必要になった時

高齢期の猫・介護が必要な猫は足腰がどうしても弱ってしまいます。トイレに間に合わなかったり、トイレの場所がわからなくなったりするため、粗相をしてしまうことだってあります。その場合はおむつが必要になります。

この場合、定期検診の時に獣医さんから話が出てくると思いますので、時期を逃してしまうことは少ないと思います。猫友の飼い猫は、24歳でこの世を去りました。最期の年はトイレに行く元気がなく、おむつをしたと話していました。

参考:飼い猫が老いてきたら…老猫の介護に必要な準備を始めよう!

オス猫のスプレー行為がとまらない時

今までは介護が必要な猫の話でしたが、発情期のオス猫にも使う場合があります。発情期のオス猫はマーキングのスプレー行為をします。去勢手術をしていないと、家中の壁なんかに強烈なニオイのおしっこをひっかけますので、その防止策としておむつを使います。

本来であれば去勢手術をしますが、病気などで手術時期がズレてしまうと大変です。スプレー行為対策のためにおむつを使いましょう。

認知症と診断された時

猫も人間と同様に、認知症になってしまうことがあります。飼い主としては、とても悲しい事ですが、高齢になり該当症状が出てくると認知症と診断されてしまうことも少なくありません。

認知症になると、トイレの場所がわからなくなってしまったり、トイレだと勘違いして自分の寝床などに粗相をしまったりすることがあります。このような場合は、足腰が弱っていなくても、おむつを使ってあげた方がいいでしょう。

粗相をしたと怒る必要がなくなりますし、掃除の手間も省けますので、飼い主さんもラクです。

泌尿器科系などの病気で体調が悪い時

うちの猫がそうだったのですが、泌尿器科系の病気にかかったとき、なかなか尿が出ないためにトイレに長く居すわる子と、出たくなったらその場でしようとした子がいました。猫の性格によって違うのだと思います。

もし、トイレ以外の場所でしようとする場合は、嫌がるかもしれませんがおむつが必要です。

著者の猫の場合、トイレまで抱いてつれて行こうとしたらかなり嫌がられました。(体調が悪くて気が立っていたのだと思います…)

このように、体調が悪いと気が立ってしまうような子には、おむつをはかせて粗相に備えることをおすすめします。受診した時に、獣医に聞いてみるとよいです。

おむつの種類とサイズ合わせ

おむつの種類とサイズ合わせ

おむつにはいくつか種類があります。猫用は以外と少なく、ペット用・犬猫兼用などのようなくくりになっていることも。選ぶ際は、サイズを見てあげないと漏れてしまうこともありますので要注意です。

おむつの種類

おむつというと、人間の赤ちゃんがするようなタイプを思い浮かべると思いますが、それだけではありません。マジックテープで留めるタイプの他に、履かせるタイプ、布タイプ(おむつカバーが必要)などが販売されています。

ただし、猫用というのは数が少ないため、飼い主さんが手作りをするという方も多いと聞きます。現在では、犬猫兼用やペット用と記載のあるものを使われている方も多いようです。

サイズ合わせ

犬猫兼用(ペット用と記載があるものもあります)を使う場合は、愛猫のサイズに合っているかどうかを必ず確認する必要があります。

平均的な成猫の場合は、Sサイズくらいです。そのため、体が小さめな場合は、SSやSSSといった小さいサイズになるかと思います。

目安となるのは、腰回りと足回りのサイズです。おむつのパッケージには、必ず「腰回りサイズ○センチ~○センチ」などと書かれています。購入前にサイズを測っていきましょう。サイズで迷うことはなくなります。

大型猫(メインクーンやラグドールなど)を飼っている場合は、Sサイズが基準というのが当てはまらないことがありますので、腰回りと足回りを基準としてください。

犬用しかない場合のおむつの裏技

犬用として売られているおむつが使える場合もあります。その際は、必ず女の子用と書かれているものを使ってください。雌犬用は、猫の排泄で流れ出て染み込む部分が似ているためです。

せっかくおむつをしているのに、漏れてしまったなんてことにならないようにするために、犬用の場合は女の子用を使いましょう。

猫のおむつはどこで買う?

 

おむつは、ペットショップやホームセンターなどで購入することができます。また、動物病院でも購入ができます。簡単に装着でき、吸収も良いので助かるものとなっています。

サイズ選びは慎重に行いましょう。ぴったりだとお尻周辺がかぶれてしまうし、毛もおしっこで濡れてしまいます。ある程度余裕のあるサイズがおすすめです。

ただ、ペット用のおむつはとても高価で、飼い主にとってはちょっと痛手となります。代用品としておすすめできるのが人間用の赤ちゃんおむつです。これは私も飼い猫に使っていました。飼い猫のお尻より少しだけ大きいサイズのものを用意し、しっぽ用の穴を空ければ完成です。

ただし、しっぽ用の穴の空け方がまずいと、尿漏れを引き起こしてしまいますので、空け方に注意しましょう。しっぽの位置となりえる部位に印をつけ、逆T字か、バツ印のような切り込みを入れます。穴は大きくし過ぎないようにしましょう。おしっこが漏れます。

その後、飼い猫のしっぽを通し、外にめくれてしまったおむつを中に入れ込むようにすればOKです。

おむつの価格

おむつはペットショップやドラッグストアなどの実店舗でも売られていますが、アマゾンなどの通販サイトでも購入することが可能です。

おむつは、Sサイズ1パックに15~30枚程度入っているようです。価格は600~1500円となっています。1枚あたりの価格は、40~50円程度のようです。売り出しの時や、おむつの試供品が付いているような時を狙って購入するようにすれば、1枚あたりの単価ももう少し安くなるはずです。

オークションサイトなどだと、サイズが合わないので出品されていることがあります。その時を狙ってみるのも1つの手ですね。

おむつを使う時の注意点

おむつを使う時の注意点

猫におむつを付けると最初は咬んで取ろうとしたりします。元気な猫であれば特に…。紙おむつだけでは取れてしまうことが多いと判断したら、おむつカバーを付けるようにしましょう。慣れるまでの間でもOKですが、横漏れも防いでくれますので安心できます。

紙おむつは、ムレやすいため、かぶれが生じてしまいます。それに、毛の方も濡れますので、こまめに変えてあげなくてはいけません。そうしないと、皮膚炎を起こしてしまうこともあります。おむつはこまめに替えて、1日1回程度、お尻を蒸しタオルで拭くか、洗ってあげましょう。ニオイやかぶれを防ぎます。

乾かした後は、皮膚部分にワセリンなどを塗っておくことでおむつかぶれをさらに防ぐことができます。かぶれがひどい場合は、動物病院を受診して塗り薬などをもらうようにしてください。

かぶれの他に、皮膚に炎症を起こしてしまう可能性もあります。排便をしたとわかったら、すぐにおむつを変えたり、お尻ふきを使って丁寧に拭き取ってあげることも大切です。

高齢期の猫は、免疫力が低下している場合があります。そのあたりにも注意を払ってあげましょう。

おしっこの量が多かったり、体勢が悪かったりするなどの場合、横漏れなどが起こることがあります。寝る時はペット用のシートやおねしょシート(人間用)などを使う必要があります。

しっぽ穴から漏れている場合は、テープで補強して漏れを防ぐといった方法も考えましょう。人間だって漏れは気持ちの悪いものですから、猫だって同じように感じるはずです。個々に合わせた漏れ対策を取ってあげましょう。

使い心地も考えてあげよう

愛猫におむつを使う場合、使い心地を視野に入れることも大切な点ではないでしょうか。飼い主さんが仕事などで長時間おむつをつけなければならないような場合もあるでしょう。本来であれば、すぐに交換してあげる必要があります。

それが叶わない場合は、吸水力のあるおむつを使用したり、通気性の良いものでムレを防いだりする必要があります。夏場のムレは、皮膚のただれやかぶれを引き起こしてしまいます。

こういった状況を何とかするために、長時間の使用が最初のうちにわかっている場合は、ジャストサイズではなく、少し大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。尿で濡れた部分が皮膚につきにくくなります。

また、通気性が良くなることで、ムレが起こっても風が通って不快感を緩和させてくれるはずです。万が一のことを思うならば、寝床におねしょシートなどを敷いておくようにすると、漏れてしまっても最小限で済みます。

猫のおむつまとめ

猫のおむつまとめ

飼い猫がおむつを必要とする高齢期や下半身不随などの場合は、しっかりとお世話をしてあげなくてはなりません。これは仕方のないことです。しかし、スプレー行為対策のためのおむつは、猫にとってもかわいそうですので、できるだけ早めに(計画的に)対処をしてあげましょう。

いずれにしてもおむつをする場合は、かぶれや漏れをどうするかがカギとなってきます。猫にとっても居心地のいいようにしてあげる工夫をしていきましょう。

 

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