愛猫が亡くなった…埋葬・葬式に関することとペットロス症候群について

愛猫が亡くなった…埋葬・葬式に関することとペットロス症候群について

長い年月一緒に暮らした愛猫とのお別れがやってくると、本当に心苦しく感じます。

でも、そのまま悲しんでいるだけでは、愛猫とのお別れをすることが難しく、心を整理することも難しい状態になってしまいます。気持ちの上でも区切りをつけるためには、埋葬や葬式をするなどお別れの儀式をするといいでしょう。

また、可愛がっていた愛猫に不幸なことが起こったとき、多くの人が心と体に何らかの反応を起こします。それは人それぞれで、ある一定期間続きます。やはり、暮らしを共にし、楽しいことなどさまざまなことを一緒に経験してきたわけですから、色んな思いがあります。

愛猫が死んでしまってペットロス。そんなときにどう対処すればよいかを経験者の目線から書かせていただきました。ちなみに最近では愛猫を失った時のことを猫ロスという人もいるそうです。

今回は、愛猫とのお別れに関することをまとめてみました。

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自治体での取り扱い

自治体での取り扱い

自治体や市町村によって違いがあるようですので、詳しく書くことができません。飼い主さんが住んでいる地域の保健所・清掃局・役場の清掃課などに直接問い合わせてみていただきたいと思います。

法律の面(廃棄物処理法)から見ると、動物の死体は一般廃棄物に該当します。そのため、燃えるゴミとして処理できる地域があるようです。(私個人的には、愛猫をそんな雑な扱いはできません)

また、遺棄物の処理および清掃に関する法律第5条により、次の場所に埋葬することは処罰の対象となりますので注意していただきたいと思います。

  • 公共の場所(公園など)
  • 他人の土地
  • 川のそば
  • 山林

敷地内の埋葬

敷地内の埋葬

自宅の敷地内に埋葬することは問題ありません。しかし、火葬せずに埋めると、腐敗臭がするため近隣住民との問題が発生すると思われます。

また、野良犬などが掘り起こして、愛猫の眠りを妨げることにもなる可能性があります。だから、できるだけ深く穴を掘って埋めることをおすすめします。

自前のお墓(大きな石を置いたり、お墓だとわかるようにするなど)にする場合は、いつでも手を合わせられるのでいい方法だと思いますが、上記の点に十分注意をしていただきたいと思います。

愛猫のお葬式

猫の葬式

今は猫のお葬式をしてくれるところが各地にあります。電話帳やネットで十分調べることができますので、情報を収集してみましょう。現代は下記の2つが主流となっているそうです。

  • 自宅安置で自宅葬、(ペット葬儀社の人が訪問して行う)
  • ペット霊園やセレモニー会場で葬式を行う

飼い猫が亡くなった後に飼い主ができる準備があります。以下の通り。

  • 丈夫な箱(葬儀社の人が持ってきてくれることもあります)
  • タオルやシーツなど、くるむためのもの
  • 新聞紙
  • 保冷剤かドライアイス

納棺などのほとんどを葬儀社の人たちが行ってくれることが多いです。

でも、最後だからと飼い主が毛並みをブラッシングしてあげたり、お湯で湿らせたタオルなどを使って全身(肛門なども)を優しく拭いてあげたりしてきれいにしてあげる飼い主さんもいるようです。

病気などが原因で動物病院で亡くなった場合は、葬儀会社が動物病院まで飼い猫のご遺体を引き取りに来てくれることもお願いできるようです。

火葬に関しては、猫の体の大きさによって多少の差が出てくると思いますが、約1~3時間ほどです。後は準備などさまざまありますので余計に30分くらいは必要と思います。

そしてありがたいことに、火葬は火葬車が家まで来てくれて行ってくれます。個別火葬の場合は、お骨上げまで立ち会うことができます。しかし、合同火葬の場合はお骨上げは出来ません。

火葬後は、ペット霊園に骨を預けたり、家に持ち帰る飼い主さんもいて、好きな方を選べるようです。

葬儀の費用はいくらかかる?

葬儀の費用はいくらかかる?

各葬儀社によって費用が変わってくるので断定した金額は言えません。近くの葬儀社に電話をしてプランと一緒に費用のことも聞いてみるのが一番確かです。

おおよその目安として、私の愛猫の葬儀の時に聞いた金額を書きますので、参考になればと思います。

  • 火葬と埋葬をする場合:20,000円程度
  • 火葬して返骨する場合:22,000円程度
  • 火葬立会いと骨上げ:25,000円程度

このくらいだったと思います。私は火葬と埋葬をお願いし、自宅の敷地内にお墓を作ってあります。

自宅ではなく、ペット霊園・セレモニー会場などで行う場合は、葬儀・火葬・骨上げなどで、費用は40,000~45,000円が最低料金だったと思います。その他に霊園などに骨を預ける場合は年間10,000円程度かかります。(場所によって差があります)

また、自宅の庭への埋葬用に桐の箱を用意してくれるところもあると聞いたことがあります。その他にも葬儀社によってさまざまなサービスがあるようですので、一度電話をして聞いてみるのが一番です。

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お花・服装・香典

葬式のお花・服装・香典

猫だけでなく、ペットの葬式に友人や知人を呼ぶことがあります。その場合、葬式にどんな物・服装を用意したらよいかと迷うことでしょう。その辺りを知っていると慌てたり、欠席したりしなくて済むと思います。

お花

お花屋さんで、「ペットの葬式用のお花をお願いします」と頼みましょう。かわいらしいアレンジをしてくれます。優しいカラーのお花を準備してくれますので、お任せしてもいいと思いますが、NGなものがある場合は注文時に話しておきましょう。

費用は3,000円からというところが多いかもしれません。(経験上)

服装

喪服である必要はありません。でも、地味で暗めな色の服装がいいと思います。葬儀社の方でもそのように書かれていることが多いです。(ホームページなど)

ないとは思いますが、「喪服着用で」と言われた場合は、その家の指示に従いましょう。

香典

ペットの葬式では香典の必要はほとんどありません。お花や生前に好きだった食べ物などが喜ばれるようです。

ペットロス症候群とは?

ペットロス症候群とは?

ペットロス症候群という言葉を一度はどこかで耳にしたことがあるかもしれませんが、詳しく説明したいと思います。

「ペット」と「ロス」(失う)がくっついた言葉で、可愛がって飼っていたペットが何らかの原因で失ってしまった時に起こる精神的・身体的症状のことです。主な症状として次のようなことがあります。

  • 不眠
  • 抑うつ状態
  • めまい
  • 無気力
  • 疲労
  • 胃潰瘍

もちろんこれは、個人差があります。出会って、一緒に暮らし始めて、長い間可愛がってきた飼い猫が突然いなくなってしまったら、飼い主にとっては相当なストレスとなってしまいます。

私も飼い猫を何匹も看取ってきました。その度に大きなストレスを抱えました。ただ、私の場合は多頭飼いをしているので、1匹しか飼っていない飼い主さんから比べたら小さいかもしれません。(他の飼い猫が癒やしてくれることもあるので…)

それでも疲労感が取れなかったり、無気力感を感じたりはしました。飼い猫が死んでいなくなってしまうというのは、これくらい大きなストレスになるかということを知って、心づもりを持っていないといけないということなのです。

ペットロス症候群は、悲しみの中で毎日愛猫を思ってるだけならば、病院へ行くほどではないと考えています。しかし、以下の状況がある場合、治療が必要となります。

  • 数ヶ月が過ぎてもよくなる兆しがない
  • 日常生活や社会生活において支障をきたしている
  • 自分を責めるような感情が強く、そればかり考えてしまう

このような場合は、心療内科やメンタルヘルス科への受診をおすすめします。

ペットロス症候群を自力で克服するために

ペットロス症候群を自力で克服するために

日常生活や社会生活において支障をきたしていない状態である場合、自宅において愛猫がいなくなってしまったという「現実と直面すること」が大切です。

愛猫に二度と会えないことは、つらい事実です。でもこの事実を認めるためには、涙や心の痛みが伴い、これと向きあって乗り越えていかなければなりません。

乗り越える方法の1つとしては、区切りをつけることが有効です。例えば、お葬式などは有効的と言えます。大きな葬式でなくても家族で行うものでも十分です。愛猫を休ませてあげるという区切りが大きな役割となってくれます。

また、愛猫の遺品整理なども有効です。遺品を整理していく中で、愛猫との思い出や過ごした日々を慈しむことで、現実と向き合えるようになります。

経験者としては、失った悲しみを100%なくそうとしないで欲しいと思います。そんなことは到底無理です。思い出を消そうとしたって消えるものではありません。消そうとすると、立ち直るまでに時間が余計にかかってしまいます。

ペットロス症候群で苦しんでいる人への接し方

ペットロス症候群で苦しんでいる人への接し方

もし、自分でなくペットを失ったと言う人がいたら、人からの言葉によってペットロス症候群の症状を悪化させてしまうことがあります。「たかがペットでしょ」「いつまでも落ち込んでたって仕方がないよ」などの言葉は、心を追い詰めてしまいます。

ペットと言えど、大切な人を亡くしたのと同じ重さがあることに変わりありません。言った人には悪意はないと思います。しかし、言われた側は「亡くしたことを軽く見られている」と感じるのです。

言われた方は心底落ち込んでしまっています。そして心を閉ざしてしまう傾向にあるのです。気持ちを理解してもらえないと感じることは辛いことだとわかりますよね。

このような場合は、話を聞いてあげましょう。亡くした気持ちを聞いてあげることで早く良くなるのです。声をかけるとしても、「残念だったね」「すごくいい子だったんだね」などの言葉で十分伝わります。

私がペットロス症候群になった時、会社の同僚から「カウンセリングに通うか、新しい猫を飼うといいよ」と言われました。

確かにその通りです。でも、亡くなった猫は長年一緒に暮らした家族でしたから、とてもそんな気持ちにはなれません。心にぐさっとくる言葉だったと今でも覚えています。

新しい猫を飼えば確かに気持ちがそちらに向いて楽になるということがあると思います。でも、飼っていたその愛猫の代わりは決していませんので、ペットロス症候群真っ只中の人には禁句です。接する時は言葉に注意してあげましょう。

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まとめ

飼い猫とのお別れは辛いものです。でも、葬式は心の区切りをつけるために必要です。それに飼い猫に安らかな眠りについてもらうためにもです。どのような葬式にするかは、家庭で話し合って決めるといいでしょう。無理をする必要はありません、気持ちの問題です。

葬式に呼ばれた場合も慌てずに済むと思いますので、頭の片隅にでも置いてみてくださればと思います。

また、家族同然に暮らしていた飼い猫がいなくなってしまったときの空虚感は、体験した人にしかわかりません。飼い猫を大事にしていた人ほど、ペットロス症候群が重くのしかかってくるようです。(私はそう感じました)

でも、出会いがあって別れが来るものなので、いつかは迎えるのです。別れが来たときは自分の心に区切りをつけるようにして、少しずつ乗り越えるようにしていきましょう。亡くしてしまったら元には戻れませんが、大事な思い出が救ってくれます。

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