猫の水飲みは自動給水器がおすすめ!水分補給の必要性と選び方のポイント

猫の水飲みは自動給水器がおすすめ!水分補給の必要性と選び方のポイント

人間にとって水分は必要不可欠なものですが、それは猫も同じです。室内飼いの猫の場合は水飲みをしっかり管理してあげないと、健康を害してしまうことがあります。

キャットフードにはこだわっているのに、猫の水飲みは特に気にしていないという飼い主さんも多いようですね。でも実は、猫にとって水飲みはとても重要なことです。

今回は、愛猫にしっかり水分補給をさせるために、飼い主ができることをまとめてみました。意外と知らない猫と水飲みに関することもありますので、ここで知っていただければ幸いです。また、併せて猫の水分補給におすすめの給水器もご紹介します。

猫の水分補給の必要性

猫も人間と同様、水分補給を十分にしないと脱水症状になってしまいます。でも、猫の水飲みは1度に少しずつしかできませんので、いつでも飲めるようにしておく必要があります。

特に暑い時期などは、給水器やお皿に入れた水を数カ所に分けて用意しないと足りなくなってしまいます。子猫や老猫は特に注意が必要です。

水分が不足してしまうとすぐに脱水症状を起こし、最悪な場合は死に至ってしまうことがあるからです。

獣医さんに話を聞いたところ、このような場合は水だけではなく電解質を加えて水分の吸収を高めてあげるようにするといいとのことでした。猫用のポカリスエットのようなものが売っていますので、暑い季節などはそれを準備しておくといいと思います。

緊急の場合は、人間が飲むポカリスエットやアクエリアスのようなスポーツ飲料を水で薄めて飲ませてもいいとのことでした。しかし人間用の飲み物は猫には強すぎるため、薄めにしてあげるにしても毎回というのはよくありません。

飲み水は常に綺麗な水を用意してあげること!

常に綺麗な水を用意してあげること!

1日に1度しか新しい水を用意しないという話を猫の譲渡会などで聞くことがあります。仕事を持っている人にとっては、出かけてしまうのでその間は替えないということなのでしょう。

しかし、猫にとっても水は命のもとなのです。ほこりが浮いた状態、エサが中に入ってしまうなどして汚れているなどの状態では、猫の健康によくありません。「仕事中に戻って水を替えろ」なんて言いませんが、せめて朝晩に綺麗な水に入れ替えてあげて下さい。

そして、水を入れる前に器を洗いましょう。水垢がついた状態は汚れや雑菌が繁殖しているため、体に良くありませんし、お腹を壊してしまいます。猫は綺麗好きな動物なので、汚れた水には口をつけないこともあります。(実体験より)

だから常に綺麗な水を用意してあげましょう。そして1箇所ではなく2~3箇所くらいに用意してあげるといいでしょう。夏場や1泊お留守番の時はもう少し必要です。

ただ、飼育環境にもよりますが、常に綺麗な水を用意してあげることが困難な場合も多いかと思います。そんな時は、後ほど詳しく紹介しますが、手間をかけずに常に綺麗な水を用意できる自動給水器がおすすめです。

水の置き場所と洗い方に注意!

水の置き場所と洗い方に注意!

猫は嗅覚が優れているため、ニオイがする場所に水があると、飲まなくなってしまいます。

水の置き場所

猫用トイレの近くに水皿が置かれていたり、多頭飼いをしていて他の猫がマーキングをしている場所の近くだったりすると、水を飲まないことがあります。

実家では、3匹の猫を飼っています。水飲み場をエサ皿の隣と居間の3箇所に設置しています。でも、居間の水皿は先住の1匹しか飲みません。他の子たちはエサ皿の隣か、洗面所の水道をなめています。先住猫以外が居間の水皿を避けて通るのを見ていますと、「縄張りとかあるのでは?」と思ってしまいます。

猫は自由を好む生き物ですが、それぞれ何かあるようです。「トイレや他の猫の縄張り近くでないところに水を置く」というのは大切にした方がよいと思います。

水飲み皿の洗い方

猫用の食器やエサ皿を洗うときは、柑橘系のニオイがする洗剤を使わないようにすることが大切です。柑橘系のニオイは、猫を避けるときに使いますよね。洗い流してもニオイは残ってしまいますので、使わないようにしましょう。

器の素材にも注意が必要です。プラスチック素材だと、ニオイが移りやすく、傷が付きやすいため雑菌が繁殖してしまうことがあります。細かい傷が付いているのを発見したら交換時です。

シニア猫になってくると、運動量が減るため、飲む水の量も減ってきます。それ以外にも、下まで体を下げるのがつらく感じる子もいるようです。

猫友は、飼い猫のシニア猫(18歳:メス:MIX)が、水を飲むことが減ってきたことに気づいたため、台の上に食器類をのせて飲んだり食べたりしやすいように工夫してしました。体を無理に下げなくても良くなったせいか、以前より飲んでいるようだと話していましたよ。シニアやケガなどをしているような場合は、こういった工夫が必要かもしれません。

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愛猫がしっかり水分補給できてるかをチェック!

愛猫がしっかり水分補給できてるかを確認

猫は水飲み皿から直接飲む場合は、1回に飲む量が少ないです。犬と比べると一度に少ししか飲むことができません。でもその分回数を多く飲みます。だから、常に新鮮な水をたっぷり用意しておく必要があるのです。

また、水の減り具合によって猫が水分不足かどうかの健康管理ができますから、水をただ交換するのではなく、減り具合を観察することも大切なのです。

猫が1日に必要な水分量と失う水分量を知っていますか?

1日の必要水分量:

猫の体重1kgあたり約40mlといわれています。4kgの子であれば、約160mlというわけです。

1日に失う水分量:

猫の体重1kgあたり約60~70mlだそうです。この量は、尿を含む量となっています。

水皿にどの位の水を入れたかまでチェックする飼い主さんは少ないかもしれません。外出などをしていれば、どのくらい飲んだかまでわからないこともありますし、こぼしてしまっていることもありますからね。

でも、必要な水分量や出てしまう水分量を知ることで、水分補給の確認をするようになるのではないでしょうか。日々、少しでもチェックできれば泌尿器関係の病気予防にもつながりますよ。

私はそこまで見ていなくて、尿路結石になっていることに気がつきませんでした。(多額の治療費がかかりましたし、愛猫の痛みも相当なものだったはずです…)

水分が不足すると、体のさまざまなところにトラブルが起きます。その中でも泌尿器に関するトラブルは起こりやすく、特に去勢手術をしたオスに多くみられると言われています。こういった病気の早期発見にも繋がりますから、日頃から水分を十分に摂れているのかチェックしてあげて欲しいと思います。

ウェットフードからも水分補給できる

ウェットフードからも水分補給できる

缶詰やパウチなどのウェットフードに含まれている水分量は約80%と言われています。だから、缶詰やパウチなどのウェットフードを食べている猫は食事から水分を摂取していますので、水飲みの量が少なくても心配することはありません。

しかし、カリカリのドライフードには約10%ほどしか水分はありません。ですから、ドライフード派の猫は、多めに水分が摂れるようにしてあげることが大切です。心配な場合は、時折、猫用のミルクをあげるなどしてもいいかと思います。

「水を飲む量が少ないな」と思われるような場合は、水分が多めなおやつなどを利用してもいいかと思います。(体調などを考慮して、状況に応じて与えましょう)

例えば、いなばのCIAOちゅーるは大人気のおやつです。こちらは水分が90%と成分表に記載がありました。どうしても水分が取れにくくなっているような場合に使ってみてもいいかと思います。

こんな水の飲み方をする猫も…

こんな水の飲み方をする猫も…

「猫が水分をちゃんと摂れているか心配」という人も出てくるかもしれません。私自身も以前飼っていた猫が水飲み皿からあまり水を飲んでいないことがありました。

飼い猫は水皿から水を飲むのが当然のように思われがちですが、水皿だけではありません。水道の蛇口などさまざまなところから飲もうとします。

その時、飼っていた猫(当時5歳:オス:MIX)は、台所の蛇口から直接水を飲んでいました。仕事から帰ってきたら、水道の水が出るところを舐めていたんです。しかもただ飲むのではなく、蛇口にすり寄って首に手を回すような感じで絡みつくようにして飲むんです。普通に飲めばいいのに、なぜ絡みつくようなことをするのか不思議です…。

猫友の家でも、洗面所浴室の蛇口から直接水を飲んでいる子がいるという話を聞いたことがあります。

また別の猫友の飼い猫(アメリカンショートヘア・メス・2歳)は、とにかく頭をコップの中に入れて飲みます。水飲み皿に新鮮なお水が入っているのに、キッチンにあるコップやグラス、テーブルの上にある飼い主が飲んでいるグラスなどから飲もうとするんです。

最初は手を入れて水をすくって飲むのですが、それがいきすぎてコップに頭を入れて飲んでしまいます。頭がはまって取れなくなってしまうことも過去にはあったようですが、こういう子もいるんです。

怒ると飲まなくなってしまうことも

好きなところで水を飲むというのは、自由奔放な猫に合っている行動だと納得してしまいました。もし、飼い猫がこういう行動を示したら怒らないであげましょう。

飼い主が怒ってしまうと、自由に水分を摂取することができなくなってしまう可能性があります。水飲み皿からにしてほしい場合は、水道で飲もうとしたときにこれを阻止、水飲み皿の前に連れていくようにしましょう。

そうやって何度もやっているうちに水飲み皿から飲むようになってくれるはずです。

溺れないように注意!

また、浴室の水道から飲むようなこともあるかもしれませんので、風呂に水を溜める時は注意しましょう。溺れてしまうようなことがあれば、悔やんでも悔やみ切れません。ドアをしっかり閉めて開かないようにしておくか、水を抜いておくかしましょう。

猫の先祖は湧き水を飲んでいた?

猫の先祖は湧き水を飲んでいた?

猫の先祖と言われているリビアヤマネコは、砂漠地帯(比較的水の乏しい地域)に住んでいたそうです。そして、オアシスなどの湧き出る水を喜んで飲んでいたという話が残っています。狩猟を好む生き物ですから、自分で見つけた水を好むというのは、今は説でしかありません。

しかし、蛇口から直接の飲むような子や、トイレの水や水槽の水を飲むような子は、『自分で見つけた水を好む』という説が当てはまるかもしれませんね。

蛇口を少しだけゆるめておいて垂らしておくのもいいですが、無駄に感じる飼い主さんもいらっしゃるでしょう。そのような時は、循環式の自動給水器を使っているのも一つの手ではないかと思います。

猫に飲ませてはいけない水に注意!

猫に飲ませてはいけない水に注意!

飼い主さんが与えた水以外に、猫はさまざまな場所で水を調達することがあります。その中には、猫の健康に害を及ぼしてしまうものがあるため注意しなければなりません。

ゆで汁

キッチンの流しに置いたゆで汁を鍋から直接飲んでしまうことがあります。手作り用のエサに肉や魚のゆで汁を使うような場合は、無塩であるから問題はありません。人間が食べる物のゆで汁や、塩分が溶け出ている汁は、猫の健康を害してしまいます。

流しに置きっぱなしの場合はしっかり流しましょう。そのままですと、ニオイで寄って舐めてしまうことがありますので、流しも軽く水で流し洗いすることをおすすめします。

花瓶や植木の水

花瓶や観葉植物・植木には、肥料や植物安定剤などを入れることがあります。薬品が溶け込んでいるような水は危ないですよね。

植物の中には中毒を引き起こすようなものがあります。留守をするときは、花瓶を置かないか、手が届かないようにしましょう。観葉植物や植木の場合は受け皿に水が流れて出てくることがあります。肥料や植物の成分がしみ出ていますので、中毒になってしまう可能性があります。

観葉植物や植木に水をやった後に、受け皿に水が溜まっていないことを確認し、飼い猫が飲んでしまう前に捨てるようにしましょう。

ミネラルウォーター

猫用のミネラルウォーターであれば問題はありません。人間のミネラルウォーターの中には、硬水があります。この硬水が猫にはよくありません。

硬水は、多くのミネラルが含まれているため、猫にとっては過剰摂取のような状態になります。そうなれば、腎臓や膀胱などに影響し、尿路結石などを引き起こしやすくなってしまうのです。

日本の水道水は、衛生管理が行き届いているため、水質基準は非常に高いといわれています。動物に与えても問題がないですから、人間用のミネラルウォーターを与えて、わざわざ体を危険にさらすようなことをしないようにしましょう。

猫の水分補給におすすめの自動給水器!

猫の水やりを普通の水飲み皿であげている方もいるかと思います。もちろんそれはそれで良いのですが、先にもお伝えしたように、猫が水を飲む時には常に新鮮な水を用意してあげる必要があります。

飼育環境上、家を留守にしがちな人はもちろん、毎回猫が飲むタイミングで綺麗な水に換えてあげられないという人の方が多いかもしれませんね。そんなときこそ自動給水器がおすすめなんです。

自動給水器はリーズナブルな物や仕掛けのある物など種類が豊富にあります。水が流れたり動いていたりしている状態を本能的に好きな子にはたまらないはずです。まるで湧き水のような仕組みになっています。

自動給水器から出てくる水はフィルターでろ過されますので、常に綺麗な水を与えることができます。普通の水飲み皿はほこりや猫の毛が入ってしまいがちですが、自動給水器ならそんな場合も安心ですね。

フィルターの交換や内部の掃除などのお手入れが必要になりますが、毎回の猫の水やりに比べたら大した手間ではありません。

自動給水器の選び方

今はたくさんの自動給水器が販売されています。どれがいいかと悩んでしまうこともあるでしょう。選ぶポイントは以下の3つです。

  • 掃除がしやすく清潔を保ちやすいかどうか(電気の場合は替えのフィルターがあるかどうかも確認しましょう)
  • ひげが当たらないようになっているか(猫のひげが当たると飲みづらさを感じますので、広口タイプがいいでしょう)
  • 飼い猫が好むような形状になっているかどうか(流水が好きな子もいれば、たまり水が好きな子もいます)

この3点に注意して選ぶと、猫が使ってくれないということがなくなるでしょう。最初は慣れない物なので警戒をするかと思います。その反対に、興味があって近づいてくる子もいるでしょう。次第に慣れて使ってくれるようになります。

あとは、飼い主さんの洗いやすさや設置しやすさで選んでも良いと思います。

おすすめの自動給水器4選

以上を踏まえて、口コミ評価が高くておすすめできる自動給水器を4つご紹介します。これならどれを選んでも失敗はないと思いますが、それぞれ価格も機能も多かれ少なかれ違いがありますので、購入する際は比較してよく検討して下さいね。

口コミからも分かりますが、やはり価格が高い物はそれなりに品質も高いです。逆に一生ものと考えれば安いかもしれませんね。

まとめ

猫の水飲みは飼育初心者にとってはうっかりしてしまいがちの部分です。人と同じように猫も水分補給がとても重要で、それは健康状態に関わります。水分補給の仕方は最初こそまちまちな方法を取ってしまうかもしれませんが、上手にしつけをすることで飲んでくれるようになるでしょう。

猫が水分をしっかり摂ることができるように常に新鮮な水を用意して、器の汚れや水垢も落としてあげてほしいと思います。

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