飼い猫が怪我してる!?骨折もしてるかも!?そんな時の応急処置の方法

飼い猫が怪我してる!?骨折もしてるかも!?そんな時の応急処置の方法

飼い猫が怪我をすることって結構あります。時には骨折なんていうことだってあるんです。

私は多頭飼いをしているので猫同士のケンカが多いのですが、外に出られる猫も縄張り争いなどが怪我の原因となることがありますよね。

また、家の中でもちょっとした事故などで、すり傷や切り傷、そして骨折をすることも十分に考えられますから、そうなったときの処置を知っておくといざという時に安心です。

いつもと違う動きをした場合、怪我や骨折をしている可能性が高いです。そんな時に慌てなくて済むように、飼い主がしっかりと予備知識を付けておくことが大切です。

この記事では、猫が怪我や骨折をした場合の対処法を紹介します。

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猫が怪我をした時の応急処置

猫が怪我をした時の応急処置

猫が怪我をしたときに、「慌ててしまって…、何をしていいかわからなかった」と話してくれたのは、猫友のMさんです。すり傷や切り傷だけでなく、猫の場合は噛み傷もありますので出血していたり、傷が深かったりといった状態を見ると慌ててしまうのは当然です。時には骨折してしまっているということも考慮しなければいけません。

ケンカなどによる噛み傷は、見た目よりもずっと深いこともありますから、対処に困ることがあるでしょう。怪我をしてきたときにやっていいことの他に、悪いことがありますので注意が必要です。

まず、「患部の状態を確認すること」が大切です。猫は全身に毛が生えていて良く見えない状態ですから、ガーゼやきれいなタオルを濡らして傷の状態を確認しましょう。水場に連れていって流水を使うと暴れてしまうことがありますので、注意してくださいね。

傷口に異物(ガラス・小石・ドロなど)が入っていることがあります。それがないかどうかを確認しましょう。

出血している場合は、「止血をすること」が必要です。少量の出血なら、患部にガーゼを当てて少し押さえて止血します。出血が止まったら、患部を包帯できつめに巻いておきましょう。それから病院に向かっても大丈夫です。

大量の出血の場合は、傷口よりも心臓に近い部分を包帯などできつく縛るようにして止血し、傷口はタオルなどで覆い、急いで動物病院へ行きます。

人間用の薬は使ってはいけない

やってはいけないことの典型は、「人間用の薬を使うこと」です。消毒薬などを傷に使うことを考えたりするかもしれませんが、それはあくまでも人間用です。

猫に効くとは限りませんし、成分が合わなければ傷の状態を悪化させてしまうことになります。

猫などの動物全般に使える専用の軟膏薬がありますので、こういったものを用意しておくといいと思います。ただ、使用時は注意しながら使いましょう。

エリザベスカラーの必要性

エリザベスカラーの必要性

「猫に傷を舐めさせること」はよくありません。確かに猫は自分の怪我を舐めて治すという話を聞きますが、ばい菌が付いている状態だと感染症を引き起こしてしまうことになります。

猫の舌はザラザラしていますので、傷の状態をひどくさせることがあります。それを防ぐためにエリザベスカラーがあるのです!猫が怪我をしてきたら傷を舐めさせないようにするため、エリザベスカラーをつけましょう。

エリザベスカラーを嫌がる場合は、着るタイプのエリザベスウェアが便利です。最近ではこのタイプの方が人気があります。

猫は痛いときもかゆいときも舐めます。これが傷の治癒を遅らせてしまうのです。できれば、怪我をしたらすぐにエリザベスカラーを装着するといいですね。

エリザベスカラーがない場合の応急処置

自宅にエリザベスカラーが用意できていないということもあるかと思います。それにいつ怪我をするかもわからないので、最初から購入している飼い主さんも少ないのではないかと思います。(私もそうでした、お気持ちはわかります。)

そんな時のために、応急処置用として「子ども用のシャンプーハット」を使いましょう。これなら100円均一でも購入できます。病院に行くまでの応急処置になりますし、ダメになったら躊躇することなく捨てることができるという点も良いところです。

我が家では多頭飼いをしているので、どうしても相性が悪かったり、気が立っていたりするとケンカになります。その時はすぐに止めるようにしてはいますが、いつどこで勃発するかわからないため、怪我をしてしまうこともあるのです。

そんな時に使うのが、子ども用のシャンプーハットなんです。病院に行くまでの一時的なものですが、傷をひどい状態にしてしまうことなく連れて行くことができます。

病院に行けば、ちゃんとしたものを付けてくれますので、本当に応急処置としてという使い方のみです。

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猫がこんな動きをしたら骨折をしているかも!?

猫がこんな動きをしたら骨折をしているかも!?

飼い猫は飼い主がいない間、自由に生活しています。その間に骨折してしまうことも珍しくありません。小さめの骨折などの場合、見た感じはいつもと変わらないので、まったく気がつかないなんてことがあるでしょう。

しかし、骨折自体痛いものなので、何かしらのサインを出しています。

  • 触ると痛がるし、腫れている
  • すみっこにいて、じっとして動かない
  • 隠れている
  • なんとなく普段と様子が違う
  • 手足を引きずっている
  • 体を触ると嫌がる
  • 急に食欲が落ちた
  • トイレのとき、しっぽやお尻や足を汚す
  • トイレをした後、猫砂をかけない
  • 口が閉まらず、だらんと開けている
  • 高い場所にジャンプしない

などがあります。こういったいつもと違う動きをしている場合は、すぐに動物病院へ連絡をして指示に従ってください。放っておくと、軽い骨折ならくっつくかもしれませんが、変形や痛みを伴うようになってしまうなど、愛猫がかわいそうな状態になります。

そうならないようにちょっとした変化がみられた場合は、要注意です!

猫が骨折をした場合の考えられる原因

猫が骨折をした場合の考えられる原因

猫はよほどのことがない限り骨折はしません。体も柔らかいですし、筋肉も強靭です。それでも骨折してしまうことがあり得ます。その原因としては以下のことが挙げられます。

  • 交通事故
  • 高い所からの落下
  • ドアや窓に挟まれた
  • 不自然に手足が曲げられた
  • 栄養不足(栄養の偏りによる)
  • 高齢で骨がもろくなった

それではそれぞれについて少し見ていきたいと思います。

交通事故

猫の骨折原因で最も多いのが交通事故です。急な飛び出しによって轢かれてしまい命を落とすことだってあります。ですので骨折だけで済んだのであれば、まだ命を取られないでよかったと思えるかもしれません。どちらにしても飼い猫が外に飛び出さないように注意が必要です。

以前、道路の真ん中で動けなくなっていた猫を保護したことがあります。車と接触したようで、右腕が明らかにおかしくて、すぐに動物病院に運びました。診てもらったところ、右腕を骨折していることがわかりました。すぐに保護できたことで骨がズレてしまうことがなく、ちゃんとくっつきました

高い所からの落下

猫って高い所を平気で歩いていますよね。それに高い所から飛び降りる姿を見かけるので、骨折まではいかないのではないかと思われがちです。

でもそれは、6メートル程度の高さまでです。それ以上高い所からの落下は、骨折の可能性が急激に高くなると考えておいてください。場合によっては命を落としてしまうことも十分に考えられることです。高所に住んでいる飼い主さんは、ベランダなどに出てしまうことがないように注意しましょう。

高所からの落下の場合、手足よりもあごと顔の骨を折ってしまうことが多いです。見てあげる場所を間違えないようにしましょう。あごの骨折では、あごが閉まらないため、口をだらんと開けているような感じになります。ここがチェックポイントです。

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ドアや窓に挟まれた・不自然に手足が曲げられた

挟まれるのは子猫のときによくみられます。また猫が自分でドアを閉める際にバンと勢いよく閉めてしまうことで、不自然な方向に曲がってしまうことがあります。特に子猫の場合、軟骨と骨の接合部分が成猫に比べてゆるいです。だから、小さい衝撃で骨折することがあります。

かなり痛いので、大声で鳴きます。人だって指を挟んでしまうと、すごく痛いですよね。子猫ならなおさらですので、注意しましょう。

栄養不足(栄養の偏りによる)

これも子猫に多いのですが、栄養が不足している場合や偏っている場合、どうしても骨折が多くなります。栄養不足が原因で、骨がもろくなっているということです。この辺は飼い主がしっかり見てあげなくてはなりません。

おやつばかりでなく、総合栄養食と書かれているエサを与えましょう。

高齢で骨がもろくなった

シニア猫は年齢が高くなるごとにこの危険が増してきます。そこに病気(腫瘍など)が重なれば折れやすくなっているという状態になるのに時間はかかりません。

定期検診などをして獣医からしっかり診てもらうことが早期発見につながります。

自宅でできる骨折の応急処置

自宅でできる骨折の応急処置

人の場合は、骨折が疑われると当て木をしてから運びますよね。猫の場合も同じ処置が必要なことがあります。手足なら固定できるようなものを当てて、包帯などで固定するように縛ります。(強く縛ってしまうと痛がりますので、注意しましょう。)

当て木となるようなちょうど良い物が家にない場合もあるでしょう。そんな時は古新聞を丸めるなどして、当て木の代用品にします。

骨折だけでなく、出血が伴っている場合もあります。そんな時は、清潔なタオルや厚手のガーゼなどを傷口に当てて止血も同時に行います。

注意点として、猫は痛いと飼い主でも威嚇したり、攻撃してきたりすることがありますので、その場合は、当て木などを無理にしないようにしましょう。痛みで気が立っていますから、噛みついたりすることが考えられます(私はやられました…)。

獣医に相談し、そのまま連れて行くことがベストの場合もあります。できるだけ、動かさないようにすることが大切ですが、逃げようとしたり暴れたりすることが考えられますので、ゲージなどある程度の広さがあるものを使って、気をつけて病院へ運びましょう。

怪我・骨折は早めに動物病院の受診を

怪我・骨折は早めに動物病院の受診を

怪我をしたときに怖いのが化膿してしまうことです。特に、目の周り・大きな傷である場合は、雑菌が入り込んで化膿してしまう可能性が高くなります。

膿んでしまえば治りが悪いだけでなく、猫自身も痛みがひどいのでかわいそうです。化膿すると、菌を殺そうとするため発熱しますので、熱っぽくだるさを感じてしまうことでしょう。

骨折の場合は変な形で固まってしまう可能性があります。早めに動物病院を受診して、処置してもらい、傷には軟膏などの薬をもらっておくだけで早く良くなります。

特に急いで受診が必要なのは、出血がひどい場合です。素人にはどうすることもできません。獣医に診てもらわないと命の危険にさらされることになります。

愛猫の死はかなりつらいものになります。そうなってしまわないために、発見したらすぐに受診をしましょう。

治療費は意外と高額になることも

もちろん怪我や骨折の程度によるのですが、治療費は意外と高額です。入院しなければならない場合は、20万円をゆうに超えます。高額になってしまう理由は基本的に全てが実費だからです。

最初に受診した際、レントゲンを撮り、血液検査をします。手術が必要な場合は、全身麻酔に手術代、各種注射や薬代などが発生します。入院をする場合は、入院代やエサ代などがかかります。退院後も通院しなければいけませんので、さまざまな処置をすることになります。

箇所や度合いによって変わりますが、完治するまで3~4ヶ月程度はかかるでしょう。入院期間はだいたい1週間~1か月ほどかかります。

「実費だとかかりすぎる」と考えて、受診をしぶる飼い主さんがいるようですので、このような時のためにペット保険に加入しておくか、ペットのための貯金をしておくことをおすすめします。

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猫の怪我や骨折の対処法まとめ

猫の怪我や骨折の対処法まとめ

飼い猫が怪我をしてしまうとドキッとします。今以上に状態を悪化させないために飼い主ができることは、状況を判断し、自宅でできる応急処置をした後に早めに動物病院へ連れて行くことです。

そして自宅にエリザベスカラー(応急処置用でも良いので)を準備しておくことです。「傷を舐めさせること=悪化させること」と考えましょう。

骨折の場合は、骨折する原因や骨折箇所の情報など知っておくと、万が一のことが起きた時にすぐ対応できるでしょう。

ここで気をつけていただきたいのは、気が立った猫に応急処置をしようとして、飼い主さんが怪我を負ってしまうことです。飼い主さんが怪我をしてしまったら、愛猫を病院に連れて行くことが難しくなってしまいます。

私も浅はかな判断で化膿させてしまい、悪化させてしまったことがあります。また骨折をしたとき、無理に病院に連れて行こうとして、痛いところを触ってしまい、思い切り噛まれたこともあります。こういう失敗があったからこそ、次に活かせると思っています。

とにかく焦らないこと!そして気が立っている飼い猫には、応急処置などの手を出さないようにして、獣医の元に運んであげて欲しいと思います。応急処置も大切ですが冷静に臨機応変に対応することが重要です。私のような失敗をしないよう、どうか飼い主の皆様には気をつけてもらいたいと思っています。

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