純血最古の大型猫『メインクーン』の性格や飼い方のポイントをチェック!

純血最古の大型猫『メインクーン』の性格や飼い方のポイントをチェック!

純血猫の中で一番の大きさを誇る『メインクーン』は、順応性が非常に高いため、最高のファミリーキャットとしても知られています。よく、「メイクイーン」と名前を間違われやすい猫でもあります。笑

メインクーンは飼いやすい点がピカイチなので、日本でもとても人気のある種類です。最近では人気ランキングでも必ず上位に入ってきます。小さなお子さんがいる家庭や、大人数の家庭などでも安心して飼うことができるメインクーンについてご紹介します。

スポンサーリンク

メインクーンの特徴

メインクーンの特徴

メインクーンの名前は、アメリカの「Maine(メイン州)」と「Racoon(アライグマ)」を合わせたものということです。風貌から「猫とアライグマの合いの子なのではないか」という伝説や、狩りの仕方がアライグマに似ているからなど諸説がいくつかあるようです。

メインクーンは、純血最古の大型猫と呼ばれているだけあって、太い骨格と筋肉質な体が特徴的です。最大で6キロ近くまで成長します。

顔つきは、野性味溢れるような魅力的な感じがします。顔のまわりの毛が長いのと耳が大きくピンと尖ったような形をしていることが関係しているように思います。鼻の付け根あたりから鼻先にかけて、緩やかなくぼみがあることで顔にくっきりとした印象を感じるのではないでしょうか。まさに、賢さが顔に出ているように感じられる顔つきです。

メインクーンは長毛種しかいません。北米の厳しい寒さに適応できるように、分厚くてなめらかな被毛が生えています。しっぽも同様で、他の猫よりは毛が厚めです。この種類は長毛種のみになります(手触りはシルクのようです)。

メインクーンの毛は、他の猫と比べると毛が油分が多いため、防水性(オーバーコート部分)があります。北アメリカの寒い国が原産地で身を守るため保温性が保てるようになっているためです。

毛色

メインクーンの毛色は、多色で模様もさまざまなパターンがあります。公認とされている色だけで30種類以上あります。ただ、他の猫に見られるチョコレート(濃茶)やラベンダー色は存在しないようです。模様も濃いめの縞模様はいません。

人気がある毛色は、ブルーシルバーやブラウン、ホワイトです。それ以外には次のような色があります。

  • ブラック
  • レッド系
  • グレー
  • クリーム

などです。レッド系やブラウン系のメインクーンはよく見られますね。

体重

体重にいたっては、猫の平均体重(4kg)の2~2.5倍の重さになります。純血種の中で最も大きい猫ですから体重もかなりです。メインクーンの平均体重は、オスが4~7kgでメスが3.5~7kgとされています。

体長などの面でギネスブックに登録されるくらいですから、体長が1mになるような子の場合は、10kg近くなるのではないでしょうか。

産まれてから2ヶ月ほどまでは、他の猫とあまり変わらない大きさです。しかし、生後3ヶ月を過ぎたあたりから急に大きくなります。1ヶ月単位で500g~1kgの間で増加して大きくなっていきます。

賢い

頭のいい猫なので、前足を使って水をすくって飲むなんてことをするようです。メインクーンは、水をあまり嫌がらない猫です。そのため、入浴やシャワーが容易にできるという利点的な特徴を持っています。

「水をすくって飲む」行為以外に、前足でドアを開けることもできます。他の種類ではあまり見られませんよね。知能が高いメインクーンの特徴でしょう。

スポンサーリンク

メインクーンの性格

メインクーンの性格

メインクーンの性格は、穏やかで温厚です。しかも賢いので、しつけも楽に教えることができるという利点があります。体長が1m近くなる猫なので、怖い印象があるかもしれませんが、堂々としていますし、順応性が非常に高いです。

「最高のファミリーキャット」と呼ばれているくらい、他の動物や子どもがいてもストレスを溜めることなく一緒に生活することができます。メインクーンは、温厚で優しい一面だけでなく、活発な猫です。そのため、遊ぶ時は思いっきり遊びます。

他の猫と同じように、オスとメスでは少しずつですが性格に違いがみられます。

  • オス:温厚で人になつきやすい
  • メス:オスより活発で単独行動をする

上記のことから、しつけをしやすく覚えやすいのはオスのようです。賢く凜々しい顔つきとは違って、温和で優しい性格ですが、寂しがり屋な一面もある猫です。

メインクーンの飼い方のコツ

飼い方のコツ

食事

メインクーンなどの大型猫は、普通の猫と違って、成長が遅めです(1歳を超えてもなお体は成長します!)。成長期間が長く、長いと5歳程度までが成長期間となる子もいるくらいです。

キャットフードを成猫の物に変えるタイミングを間違えないようにしましょう。生後4~8ヶ月は高タンパクで高カロリーの食事で良いのですが、その後は成長の度合いが緩やかになります。

大型猫ですから、食事の量はかなり多いと思っておいてください。普通の猫を参考にしていたら絶対に足りませんが、逆に量を与えすぎて肥満にならないように、1回に与える量を減らして回数を増やすなどの工夫が必要でしょう。

キャットフードのパッケージや獣医さんの話を参考にするといいと思います。

被毛のお手入れ

メインクーンの特徴的な毛は、ブラッシングが必要不可欠です。長毛種ですから毎日のブラッシングとコーミングを朝晩1回ずつします。そうしないと、毛が絡まったり抜けたりして毛球症を引き起こす原因となってしまいます。猫が自分で行うグルーミングの時にかなりの毛を体内に取り込んでしまい、毛玉を吐くだけでなく、胃や腸内に溜まってしまいます。

ブラッシングは、体調管理の一貫だと考えてこまめに行ってあげてほしいです。また、ブラッシングやコーミングをしてあげることはコミュニケーションにもなりますし、病気・ケガがないかをチェックすることもできます。

飼育スペース

「大きい子だと体長が1mほどまでに成長することもある」という話から考えてわかる通り、猫のためのスペースをしっかり開けておくことが必要になります。ゆったり寝ることのできるスペースだけでなく、遊び回れるスペースや大きめのトイレなど行動範囲となる部分のスペースを他の猫よりとってあげます。

そうしないと、運動不足の問題だけでなく、家具にぶつかるなどといったケガに繋がります。動きにしなやかさのある猫ですが、大型猫の場合は余裕を持たせるようにした方が安心できます。

熱中症に注意

メインクーンは、寒い地方の出身であるため、長毛種の中でも毛がさらに厚くなっています。そのため暑さには弱いです。真夏の空調されていない閉めきった室内では、急激に体温が上がってしまい熱中症になってしまうこともあります。

猫は汗をかくことができませんので、体温を下げることも難しいのです。日の当たらない部屋に出入りできるようであればいいのですが、そうでない場合は空調管理と水分補給ができるように気をつけましょう。
真夏日などは、極力丸1日の留守番をさせないことも大切です。

すべり止めを設置

メインクーンは、長毛種であるため肉球の間からも毛が出ています。そのせいでフローリングなどを走り回ると滑って転んでしまうことがあります。関節を傷めたり骨折してしまったりというようなことに繋がります。滑りやすい場所はできるだけカーペットなどを敷くと防ぐことができます。

なるべくカーペットやすべり止めマットの上で遊んであげるなどの配慮をすることも大切です。

メインクーンがかかりやすい病気

メインクーンがかかりやすい病気

純血のメインクーンは、遺伝性の心疾患を持っている場合があります。特に皮膚や消化器系、泌尿器系、循環器系の病気に注意しましょう。

親の遺伝的要素が強く関わってきますので、両親が病気を発症している場合は下記のような病気が発症する可能性があります。症状をあらかじめ知っておけば早期発見に繋がり、早期治療が可能となるはずです。

飼う時に、その心配がないかを購入先や動物病院で確認しましょう。遺伝子検査で発見できる病気もありますので、メインクーンを飼う場合は検査を受けておいた方が安心です。

肥大性心筋症

心臓病の1つで、心臓の筋肉が厚くなり周囲を圧迫してしまうことから機能障害を起こしてしまう病気です。特徴として、オスの方がかかりやすく、高齢での発症が多い病気と言われています(若い頃から発症することもあります)。

症状

  • あまり動かなくなる
  • 呼吸の異常(呼吸が荒くなったり呼吸困難になったりする)
  • 食べているのに痩せる

などです。

スポンサーリンク

脊髄性筋萎縮症

胴体や足を動かす脊髄の神経が消失して、筋肉の低下や萎縮が起こる病気です。最悪、命を落としてしまう可能性がある病気ですので、症状が見られたらすぐに受診が必要だと心得ておいてほしいと思います。

症状

初期症状は、後ろ足の力が弱かったり、かすかに震えたりといったことがみられます。その後、ジャンプをしなかったり(できない)歩くときに後ろ足が揺れるような感じになったりします。

多発性嚢胞腎

腎臓にのう胞(水ぶくれ)ができてしまい、正常な組織の破壊が起こり、機能低下が起こる病気です。悪化すると腎不全を起こしてしまう怖い病気です。この病気は高齢期(7歳以上)に発症しやすいと言われています。また、初期症状がほとんど見られないため、のう胞が複数できたり大きくなったりしてからの発見が多いそうです。

症状

  • 食欲がなくなる
  • お腹が張っている
  • 回数の多い嘔吐
  • 多飲多尿

などが見られます。

異形成症

股関節に異常が起こり、運動障害や関節炎が起こる病気です。この病気はメインクーンがかかってしまう唯一の猫種だと言われています。

症状

  • 高い所から飛ばない
  • ジャンプしない
  • 歩くときに体をよじるようにする
  • 痛みで歩けない

などがあります。

メインクーンのしつけ方

メインクーンのしつけ方

大型猫ですから、ラグドールと同様に大きめのトイレを用意しましょう。自分の体がしっかり入って、ニオイを嗅いだりするスペースなどがないと安心して排泄ができずに他でしてしまうことになります。

床のニオイを嗅ぐ・掘るような仕草をみたらすぐにトイレに連れて行きます。そうして一度トイレの場所でできれば、あとは自分でできるようになります(トイレしつけは最初だけ気をつければ、すぐにしつけられます!)。

また、活発な遊びを好むので、留守中に壊されたくない物などがある場合は、出かける前に片付けていきましょう。そうしないと、好奇心いっぱいで遊びまくってしまいます。

帰って来たら散らかってしまっていたなんて、困りますよね。触られたくない物は、必ず片付けていきましょう。

値段と入手先

価格&入手先

メインクーンは、ペットショップかブリーダーさんのところから購入することになります。成猫であれば運が良ければ譲渡会などに出ることもあるでしょう。でもほとんどないと思っていた方がいいかもしれません。

価格は、純血猫の中でもお手頃な値段で手に入ります。子猫の方が高く、成猫に近くなっていくと金額が下がっていくようです。

ペットショップ

ペットショップで購入する場合は、10~20万円程度と言われています。しかし、病気などの検査を行っていなかったり、気に入った毛色やパターンの子がいない場合もあります。

時々、値段の高い子を見かけることがありますが、値段が高いから血統のいい猫であるということはありませんので、その辺はよく話を聞いてみましょう。

ブリーダー

ブリーダーさんのところで購入する場合は、10万円前後で手に入るようです。しかし、この場合も、毛の色やパターンによって10万円を下回る子がいたり、25万円を超える子がいたりします。

疾患の件などもブリーダーさんが詳しく理解しているので、話をしっかり聞いてみるといいでしょう。検査の有無やワクチンの状態なども確認することをおすすめします。

スポンサーリンク

まとめ

メインクーンは、とても愛らしくて毛並みもいい猫です。大きくなりますから小さい子とも仲良く遊ぶことができる間柄になることでしょう。

ただ、食事の量や毛の抜け具合などを管理してあげることを大事にして欲しいと思います。最初の健康診断の時は、遺伝子検査を追加するなどして、遺伝性の疾患がないかをみることも必要です。

なんともなければ、元気で長生きをする猫です。飼う場合は、大事にしてあげてください。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました