オスとメス、猫の性別による性格の違いとは?初めて飼うならどっちがおすすめ?

オスとメス、猫の性別による性格の違いとは?初めて飼うならどっちがおすすめ?

初めて猫を飼う人にとって、「オスがいいか、メスがいいか?」という問題は、最初に考えてしまうものですよね。かく言う私も初めて猫を飼うことになった時は、それはそれは悩んだものです。

でも、今はたくさん飼ってきたので、選ぶ時はファーストインスピレーションに任せていますが…。初心者の方は、ファーストインスピレーションも大切ですが、経験者の話も参考にしてみて下さい。

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オス猫の性格はこんな感じ

オス猫の性格はこんな感じ

オスは気性が荒そうなイメージがあるかもしれませんが、それだけではありませんので、下記を参考にしてみてください。オス猫は、ずばりこんな性格です。

  • 甘えん坊
  • やんちゃで遊びに夢中になりやすい
  • 喜怒哀楽が態度に出やすい
  • 感情をストレートに出す

成長していけば、やんちゃぶりがある程度はおさまりますが、基本はそんなに変わるものではないです。その代わりしっかりした部分を見せるようにもなります。

猫でもオスは頼れるんです。女性がオスを飼う場合は、甘えん坊でもしっかりしてくるので、もしかしたらぐっとハートを掴まれる感じがするかもしれませんね。

男性がオスを選ぶ場合は、やんちゃなところから子分のような弟のような感じになるかもしれません。そして、しっかりとした絆が持てる感じがするのではないでしょうか。

とにかく「猫と遊びたい!」と思っている人にはオス猫はオススメです!成猫になってもやんちゃですし、寄り添ってくれている感もあります。

オス猫を飼う際の注意点

オス猫を飼いたいとなったら、いくつか注意して欲しい点があります。その中でも大きいのは発情期に見られる行動を含めた2点です。

  • 発情期中のスプレー行為(マーキング)
  • 基本的に室内飼いにする(外に出たら保護が難しい)

発情期中のスプレー行為(マーキング)

発情期が始まる前に去勢手術をしないと、室内でスプレー行為をします。これは、尿以外にニオイのきつい分泌液を出すものです。しかも、トイレではなく、縄張りと思っているところにかけて回ります。家具やソファーなど至るところにやりますので、部屋中にニオイが染みついてしまうことも往々にしてあるのです。

もう1人の弟が飼っている猫(オス・10ヶ月・MIX)は、先日発情期が来てしまいました。仕事と動物病院の空きが合わず、その状態で発情期を迎えることに。弟が帰宅したら、部屋中臭いニオイがしていたそうです。アパートの壁や家具などにかけまくったのでしょう。掃除と消臭に時間がかかって大変そうでした。「仕方がないので、おむつをあてたよ」と言ってどうにか対処しているようです。

こういうことが起こってしまうと、飼い主さんに大変な負担となってしまいますので、できるだけ早めに、計画的に去勢手術をすることをおすすめします。

基本的に室内飼いにする(外に出たら保護が難しい)

オス猫は、好奇心が強い上に、メス猫よりも行動範囲が広いです。去勢手術前に外に出てしまうようなことがあれば、捕まえるのが大変になるでしょう。これについては著者も両方とも経験があります。

去勢手術前の猫(オス・当時1歳・MIX)が網戸を引っ掻いて脱走した時は、あっという間に駆けて行ってしまいました。あちこち探し回って、やっと見つけたときには4時間が経っていました。どこで何をしていたのかわかりませんが、草が付いているやら汚れているやらで大変でした。

去勢した猫(オス:当時1歳5ヶ月:MIX)が玄関の扉のすき間から外へ出てしまった時は、玄関先から庭にあるベンチの下で動けなくなっていました。そのためすぐに捕獲することができました。同じオス猫でも去勢をしたかしないかではこのくらい違いがあるのです。だから、注意が必要となるのです。

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メス猫の性格はこんな感じ

メス猫の性格はこんな感じ

メスは、ツンとして無愛想なところがありますが、実はそうでもありません。メス猫は、ずばりこんな性格です。

  • ツンデレなところが多数
  • 用心深いのに気まぐれ
  • あまり感情を表に出さない
  • どちらかと言えば、おとなしい

メスはおとなしいので、運動量も少なめ。用心深いのでなかなか他の人にはなつきません。でも、甘えたときのうるうるの瞳が何ともかわいくて抱きしめたくなります。

性格のしっかりさ加減が早い段階から見られます。おとなしさはありますが、遊びがエスカレートすれば興奮しやすいという面があるのは確かです。

男性がメスを飼う場合は、猫の方がしっかり者である面と甘えんぼうである面を両方しっかりと見せてきますので、何と言いましょうか、猫が『彼女のような感覚』になる人もいるかもしれません。

女性がメスを飼ったら、同性という面があるせいか『気心知れている感じ』がするでしょう。気持ちも落ち着きますし、猫もなついてきやすいかもしれません。

メス猫を飼う際の注意点

メス猫を飼いたいと思ったら、2つの項目に注意をして欲しいと思います。メス猫は発情期になると、オスを呼ぼうとします。そうでない場合は繁殖をするために自ら出ようとします。

  • 発情期中に大声で鳴く
  • 基本的に室内飼いにする(外に出たら妊娠して帰ってくることも)

発情期中に大声で鳴く

メス猫は、発情期になるとオス猫を呼ぶために独特な鳴き方をします。しかもそれが結構大きな声なのです。そのため、メス猫の声を聞きつけたオス猫たち(野良猫など)が家の付近に多く集まってしまうことがあります。(経験あり)

あまりにもひどいとご近所迷惑になってしまいますよね。苦情がきてしまうこともありますので、注意が必要です。

飼い主さんが男性で飼い猫がメスの場合は、いつも以上に飼い主さんにすり寄ってきますから、甘えられている感じがしてうれしくなるかもしれません。

基本的に室内飼いにする(外に出たら妊娠して帰ってくることも)

室内飼いにしていても、ちょっとしたすき間から外に出てしまうことがあります。そうなったら、妊娠してしまう可能性が高くなります。交尾後に排卵がありますので、妊娠の確率が高いのです。

メスはオスほど好奇心が旺盛ではありませんので、1人で遠くへ行ってしまうことはそうないでしょう。しかし、他の猫の縄張りに入ってしまうと、縄張り争いで追い立てられて戻ってこられなくなることがあります。

うちで飼っていた猫(メス:当時1歳:MIX)は、外へ出てしまい近所の猫に追い立てられたようで自宅に帰ってくることができなくなってしまったようです。目撃情報はたくさんありましたが、見つけることはできませんでした。その後も張り紙などして探しましたが、見つけることはできませんでした。

著者のような状態になってしまうと、飼い主さんにも飼い猫にもつらいですよね。会えなくなってしまう可能性が高いのですから。だから、完全室内飼いとすることが大切なのです。

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オス猫とメス猫を問題行動の面から見てみましょう

オス猫とメス猫を問題行動の面から見てみましょう

問題行動の中で一番の問題である、発情期がきた時の猫の反応ですが、

  • オス猫の場合:スプレー行為をし、大きな声で鳴きます。
  • メス猫の場合:激しく鳴いたり、落ち着かなく動き回ったりします。

これらは去勢・避妊手術を受けさせればまったく問題はありません。しかし、もらってきた時期がズレてしまったり、体調を崩してしまったりなどして手術が受けられないこともあります。

発情期を迎えてしまうと、普段と変わった様子を見せます。性格自体がすべて変わるわけではありませんが、違った面を見せるようになります。上記のような行動は、猫の本能からくるものですから、止めさせようにも止めさせることができません。

オス猫の場合は、スプレー行為の他に、興奮しやすく攻撃的になりやすいというところがあります。どうやら縄張りを誇示する気持ちからきているようです。

メス猫の場合は、オスのようにスプレー行為はありません。しかし、鳴き声がひどくなります。しっぽの付け根を高く上げたり、陰部を気にしてよく舐めたりします。

去勢・避妊手術後はこう変わる

去勢・避妊手術後はこう変わる

発情期前に、去勢・避妊手術を受けさせると、問題行動となっていたものをしなくなります。手術直後は、気持ちだけはあるため、オスはスプレー行為のときのようなことをします。しかし、実際のところ、臭い尿は出ません。格好だけですので安心してください。

メスも同時期には、鳴き声をあげます。しかし、近所迷惑になるような大声ではありません。ただ、しっぽの付け根を高く上げたり、陰部を気にしてよく舐めたりはします。

これらのことから、オスもメスも術後すぐの場合は、まだ気持ちが残っているようです。そういう状態になる子をかなりの数、見てきました。

手術して時間が経ってきますと、発情期のような行動を見せる子は徐々に減っていきます。オスの方がはっきりわかります。性格がメスに近くなるというか、おとなしさが出てくる子が多くなるからです。術後しばらくして、飼い主さんにべったりになるというか、寂しがって依存のような態度を見せるというか、これらの状況に近くなる子もいます。

実家猫(オス:5歳:MIX)は、もらわれてきたときはやんちゃな子でした。元気いっぱいでおもちゃのネズミを追いかけ回し、飼い主のところに行くのはご飯をもらう時だけみたいな子でした。その後、去勢手術をしたところ、年々、甘え方が増してきているように感じます。

飼い主の父に対しては、ずっとついてまわっています。トイレや浴室の前で出てくるのを待ち、ソファーに座っていれば膝の上で甘え、夜寝るときは父の腕枕で寝ているのです。

手術前とはまったく違う面を見せています。性格も大人しくて甘えん坊という部分が追加されているのがおわかりになることでしょう。こういった感じで甘えが全開になってしまうオス猫もいるようです。

メス猫の場合は、元々おとなしい性格ですので、あまり違いが感じられないかもしれません。発情の時期になると、体をくねらせて鳴いて甘えることが多くなるというところは変わりません。ツンデレな部分が少なくなり、甘える部分が多くなります

また、オスと一緒にいても違和感がなく、仲良く毛づくろいするような子たちもいるくらいです。先ほど紹介した甘えの度合いが強くなってしまった子はよく見かけますし、話にもよく聞きます。

オスとメスでしつけのしやすさを考えてみる

しつけのしやすさを考えてみる

しつけのしやすさの面から考えると、たくさんの猫を飼った経験のある私の場合、どちらかというとメスの方が早く覚えたような気がします。

オスは子猫時、遊びスイッチが入ってしまうことが多く、落ち着きがなくて大変に感じるということがあります。(今まで子猫からもらってきたオス猫はそうでしたが、全部のオス猫がそうだと言うわけではないと思います。あくまで私個人の意見なので、実際は個体差があると思います。)

譲渡会などでもらってくる場合は、しつけがされていることが多いので、その場合はトイレや爪とぎ場を教えるだけでいいのであまり問題ではないと思います。

経験上、子猫はしつけがしやすいのですが、去勢・避妊手術前と後ではしつけをしやすさが違います

しつけのしやすさを表してみますと、『子猫(メス・オス)>手術後の猫(メス・オス)>手術前の猫(メス・オス)』という感じでしょうか。そして、どちらの項目もメスが勝っています。

去勢・避妊手術を受けた後だと、オスもメスも素直さが増すように感じます。ただ、メスは賢いところがあるため、しつけやすいと言えるかもしれません。

飼い主の性別からみると…

飼い主の性別からみると…

最初にも書かせていただいたように、同性同士の方が飼いやすい面がたくさんあります。人間と猫という大きな違いがありますが、性格の差に大きな開きがあるわけではないと感じています。

猫に何を求めるかによっても違うでしょう。性別が違うことでお互いを守り合うような、パートナーのような不思議な絆を感じることは間違いありません。

私の弟の猫は、メスです。でも、弟のことを恋人のように思っている節があります。常にそばにいますし、弟がお風呂やトイレに入っている時は、ドアの前で待っています。寝室に行けば、ベッドに飛び乗って呼びますし、本当に彼女のような感じでした。

友人(女性)の猫はオスです。友人が帰宅するとすり寄ってくるだけでなく、脚に飛びついてきて「まずオレを構え!」とでも言わんばかりだそうです。

虫を捕まえると、必ず見せに来て「オレはやったぜ!」という姿を見せるとのことでした。(生きている状態のまま持ってくるので、困るとも話していましたが(苦笑))

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まとめ

まとめ

初心者で猫を飼う場合は、飼いやすいのはどっちかと考えてしまいますよね。

トータルで考えてみると、メスの方が初心者には向いていると思います。なぜなら、屋外へ出さなければ被害が少ないですし、問題行動の面で考えた場合、オス猫のマーキングのひとつであるスプレー行為のニオイは、本当に大変なことになりますので対応が必要だからです。

ただ、去勢・避妊手術さえすれば、どちらもさほど大きな違いはありません。

また、飼いやすさだけを基準にするのではなく、どんな絆を持ちたいかを考えて選んだ方が、より自分にぴったりくる猫を選ぶことができると私は思います。

異性間でしか持てない絆が欲しい場合は自分と反対の性別の猫を、兄弟・姉妹のような絆を持ちたい方は、同性の猫を飼うことをおすすめします!

猫の飼育知識
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