猫は冬の寒さに弱い!?寒い時にみせるサインと対策のための猫用暖房

猫は冬の寒さに弱い!?寒い時にみせるサインと対策のための猫用暖房

「猫はこたつで丸くなる~♪」という歌詞があるように、猫は寒がりなのではないかと普通は思いますよね。その考えが定着している人も多いのではないでしょうか。確かに猫は寒がりです。ただ、過保護にし過ぎないことも大切ですよ!

猫にとっての適温を把握して、必要に応じて暖房などで冬の寒さ対策をしてあげましょう。単にエアコンを付ければいいというわけではなく、注意点もいくつかありますのでここでチェックしていきましょう。

猫は寒さに弱い?

猫は寒さに弱い?

猫は元々エジプトが原産。暖かい地域発祥の動物ですので、日本の冬の寒さには弱いと言えます。他の動物と違って筋肉量が少ないことも理由のひとつとして挙げられます。ただ、寒さをしのぐために、飼い主がしてくれるのを待つような性格ではありませんので、自分で何とかしようとします。こたつに入ったり、暖かいと感じる場所に自分で移動したりして、暖をとろうとします。

子猫や老猫は特に寒さに弱い

また、子猫や老猫の場合は特に寒さを感じやすいです。子猫は活発ですから遊んでいる内に暖かくなってくることもありますが、老猫は運動量も筋肉量も少ないので、かなり寒がりになってしまうことがあります。

よく、「震えているから寒いのかな?」と感じることがあるかと思いますが、最初は震えていても自分で暖を取ろうとするため、いつまでも震えているということはほとんどありません。長時間震えている場合は何らかの病気が疑われます。すぐに受診した方がいいでしょう。

実家の猫(当時9ヶ月:オス:MIX)も震えながら居間に入ってきたことがありました。寒いのだろうと思い、抱いて一緒にこたつに入ったのですが、震えが収まりません。そのうちに自分からこたつを出て嘔吐し出したので、その時初めて具合が悪かったんだと気がつきました。すぐに動物病院へ行き、診てもらいました。

個体差も大きい

寒がりになってしまう理由として考えられる理由として、個体差による筋肉量もあげたいと考えています。

筋力が落ちてきたシニア猫や筋肉より脂肪がついてしまった猫は、経験上、寒がりな傾向にあると思います。脂肪が冷えやすいことは周知の事実ですし、年齢を重ねることで寒さを感じやすい人がいることも事実です。猫もほ乳類ですから、人間と同様のことが当てはまるのでしょう。

たくさん遊んだり、日々上下運動をおこなったりしている子などは、筋肉量がありますので、それほど寒がらないようです。

うちで保護猫(オス・当時13歳・MIX)を飼っていたことがあるのですが、大変筋肉質な子でした。体を触っただけでわかるくらい硬かったです。年齢からすればシニア猫の範囲に入るのですが、上下運動も軽くこなしていました。

冬になったのでこたつに入って寝たりするかと思っていたのですが、こたつには入らず、ソファーで寝ていることがほとんどでした。保温するものを用意してもまったく使わなかったのです。「こういう子もいるんだな」と思ったほどです。

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寒さを感じた時に見せる猫のサイン

寒さを感じた時に見せる猫のサイン

猫が寒さを感じたときに見せる仕草やサインがあります。動きや仕草がかわいくて、つい抱きしめたくなってしまうようなものから体調不良を疑わせるものに近いものもあります。

丸まっている

頭と手足を「これでもか!」というくらいに丸くして寝ていることはありませんか。これは、くっつけることで熱が逃げるのを防いでいるのです。暖かい場所ではこのような寝方はしません。この姿を見たら毛布やフリースなど暖かい物をかけてあげたいですね。

毛を逆立てている

猫が威嚇などの態度を示していないのに、毛を逆立てている時があります。それに「若干太った?」とも感じてしまいます。(経験あり)これは毛の中に空気を入れて体のまわりに空気の層を作っているのです。被毛のすき間に空気の層をつくることで体温が逃げていくのを防いでいるのです。ダウンジャケットを着ているような感じでしょうか。暖かみを感じますよね。猫は自分でそれができるのです。

余計な動きをしない

余計な動きをしない

寒さが苦手な猫は、暖かさを逃さないようにするため、余計な動きが減ることがあります。必要最低限の動き、ご飯とトイレ、水分補給のみといった感じでしょうか。それ以外の時間は寝ていたり、起きてはいても横になってその場所から動かなかったりといった感じです。

自分がいる場所は体温で暖まっているために動かないのです。動かなければ暖かみはなくなりませんし、体力を消耗することがありませんからね。

ただし、具合が悪くて動かないということもあります。ご飯や水分補給、トイレに行かないなんて状態になっている場合は、体調不良で動けない可能性が高いです。トイレの利用状態を確認してみて判断してください。

暖かい場所に避難

これは寒い時期に見られる行動ですよね。猫は自分で暖かい場所を探せる動物です。布団の中やこたつの中、今まで飼い主さんが座っていた場所など、今の場所より暖かいところを求めて移動します。

こたつに入っていたかと思えば、飼い主さんの膝の上に乗ってきたり、お布団に潜り込んできたりということが普通に起こります。トイレに立ったら、今まで座っていたところに猫が陣取っていたなんていうかわいいことをされたりもしますよ(笑)

小刻みに震える

子猫やシニア猫に多く見られるような気がします。筋肉量が少ないか減ることで、寒さをダイレクトに感じるのでしょう。そのような時は抱いたり毛布などでくるんであげたりして暖めてあげてください。暖まると震えはおさまります。

しかし、30分以上暖めても震えているような場合は要注意です。寒さで震えているのではなく、体調不良で震えている可能性があります。発熱や血糖値の低下など、病的なことが関係していることが考えられますので、すぐに動物病院への受診をおすすめします。

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猫の適温ってどれぐらい?

猫の適温ってどれぐらい?

猫が快適に過ごせる室内温度は、若い猫の場合は20度程度、シニア猫の場合は23度程度と言われています。(病気の時は少し高めと考えてください。)秋や冬に暖房を設定するときはこれぐらいになるようにしてあげてください。

室内の温度だけじゃなく湿度も大切

暖房などで室温が高くなると空気が乾燥してしまいます。空気が乾燥すると皮膚が乾燥を起こしてしまいますし、またウイルスや菌にも感染しやすくなってしまいますので、暖めてあげるのと同時に加湿することも忘れないようにしましょう。

冬はただでさえ空気が乾燥しているのに、そこに暖房による乾燥もプラスされると室内の湿度は概ね20%前後になってしまいます。猫も人間と同様に、湿度は50~60%がベストです。過ごしやすい温度&湿度に環境を整えてあげることが大切になります。

感染を起こしやすい子猫やシニア猫、持病のある猫がいる飼い主さんは特に湿度に注意してくださいね。加湿器を利用することで湿度が保てますが、濡らしたバスタオルなどを干しておくことでも湿度を上げることができます。

また、乾燥によって体内の水分が失われて脱水症状の危険もありますので、飲み水もしっかり用意しておきましょう。

電気を使わずにできる猫の寒さ対策

電気を使わずにできる猫の寒さ対策

昼間は日の光が当たって室温も上がりますが、問題は夕方から夜、飼い主さんが帰ってくるまでの時間です。この時間帯は温度がぐっと下がりますから、そのときに暖を取れるような場所が必要になります。

こたつや布団、猫用ベッドなど、潜り込んで暖まれる場所があると、電気を使わなくても猫が自分の体温で自分を暖めることができます。まずは電気を使わずにできる寒さ対策からチェックしてみましょう。

猫ベッドにアルミシートを敷く

毛布やフリースだけという飼い主さんも多いかと思います。著者も最初はそうでした。猫ベッドがあるお宅では、毛布やフリースの前(一番下)にアルミシートを敷いてあげましょう。保温性がありますので今以上に暖かさを維持できるのです。猫用も売られていますが、100円ショップなどで売られているものでも十分に効果がありますよ。

猫ベッドは窓から遠ざける

寒い時期は、猫ベッドを窓ぎわから遠ざけましょう。寝床となるものはすべて遠ざけることをおすすめします。日中は日が当たって良いのですが、冷気が当たって「寝ると寒い」という矛盾な減少を引き起こしてしまいます。そうなるとせっかく買ったものでも寝てくれなくなります。

冷気は下に流れますから少し高いところに置いてあげるのもいいですね。段ボールを敷いてあげるといった対策をすることでも、冷気が流れてくるのを防ぐことができますよ。

ブラッシング

被毛に毛玉ができていると、毛を逆立てて暖を取ることができにくくなります。長毛種なら日に2回、短毛種なら日に1回はブラッシングをしてあげましょう。それだけで毛玉の発生を抑えて、皮膚の血行が良くなります。猫が自分で保温がしやすくなります。

食事をする場所にマットを敷く

猫がご飯を食べるとき、普段は床に手足をつけた状態でいます。しかし、寒い時期は床に冷気がかなりたまります。ご飯を食べるときと水を飲むときだけの利用ですが、寒い時期だけはマット類を敷いてあげるといいでしょう。ゆっくりご飯を食べることができますし、水を飲みに行くのも行きやすいと思います。(床暖をしている場合は別ですが…)

まだまだ寒い!エアコン以外の猫の防寒対策グッズ

まだまだ寒い!エアコン以外の猫の防寒対策グッズ

室内飼いの場合、飼い主さんが傍にいるときはエアコンやヒーターなどで室温をこまめに調整してあげることができますが、外出する際に付けっぱなしにするのは電気代もかかりますし、それに夏の冷房とは違って火の元も心配になりますよね。

暖房器具にもよりますが、愛猫が倒してしまったり火傷してしまうこともあるかもしれません。最悪、火災につながってしまうなんてこともないとは言えません。

また、エアコンやヒーターで部屋全体が暑くなり過ぎてしまった場合、猫に逃げ場がありません。これだと夏に熱中症を起こす環境と同じになってしまいます。多少寒い分には布団やベッドに潜り込んでいれば済みますが、暑いのはどうしようもありませんよね。

それなので冬の寒さ対策は、できるだけ電気を使わないもの、もしくは確実に安全なものを使う、そして部屋全体を暖めるのではなく、部屋の一部の場所に留めておくのがおすすめです。ここでは、エアコン以外でできる猫の防寒対策グッズを紹介していきます。

こたつ

こたつを出している家では、猫にも重宝しますね。特に猫専用のこたつがあると便利です。(うちの猫たちも入っています)

人用のこたつは猫にとっての注意点が多々ありますので、次の記事も参考にしてみて下さい。

冬用ベッド

猫のベッドも様々な種類がありますが、私たち人間と同じように、気候に合わせたベッドを用意してあげましょう。冬は保温効果が高いフカフカベッドがおすすめです。

湯たんぽ&カイロ

湯たんぽは名前の通りお湯を入れるタイプで、カイロは電子レンジで温めるタイプのこと(このカイロタイプもまとめて「湯たんぽ」という人もいます)。どちらも電気を使わないので、一晩中置いていても火事の心配がないのがいいところですね。

寒がりな猫にとっては、寄り添うこともできる湯たんぽやカイロはありがたいのではないでしょうか。こたつや布団の中に入れておくことで、かなり長い時間暖まることができます。

温まった湯たんぽやカイロを包んだ後は、それをリビングなどに置いておくなり、ベッドの中に入れるなり、毛布でくるんでおくなり、お住いの地域の気温に合わせて使ってください。使っていて暑くなったら、猫は勝手に離れて涼んでくれますし、寒くなったらまた戻ってきます。

どちらも直接体に当てていると低温やけどになりますし、猫が舐めようとして舌をやけどしてしまうこともあるので、専用ケースに入れる、もしくはタオルなどで包んでください

ペット専用ヒーター

これはヒーターと言うよりは、ホットカーペットのようなものです。うちの猫は冬場はこれで凌いでいます。

部屋全体を暖かくするのではなく、その場所だけほんのり暖かくなるので電気代も大してかかりません。低温やけどしないように工夫されていたり、1時間あたりの電気代も0.5円ぐらいになっていたりと、経済的です。

布団乾燥機

私があまりにも寒い時に使っているものですが、猫たちがゆっくり暖まっていられるように、こたつの中だったり、猫用に出した布団に使ったりしています。

留守中の暖房器具の事故にはくれぐれも注意!

留守中の暖房器具の事故にはくれぐれも注意!

先にも述べましたが、飼い主さんが留守をしている間、猫が寒くてかわいそうだという理由から暖房を付けっぱなしで出かける飼い主さんがいるようです。夏の冷房はともかく、ストーブなどを付けっぱなしにすると、火事や猫のやけどや乾燥など、別な面での心配が出てきます。こうしたトラブルは猫と飼い主さんの両方を傷つけてしまうことになります。

過去にホットカーペットで低温やけどをしたという事例があるのをご存じですか?つけっぱなしですと、暖かいために猫がそこで寝てしまいますよね。長時間寝てしまうことが原因で起こるものなんです。

お出かけの際は、暖房器具のすべてを消していきましょう。短時間のタイマーもおすすめできません。

なので、できるだけ電気をつけっぱなしにしなくても使える保温道具を使うようにしましょう。先に紹介した冬用のベッドやレンジで温めることができる湯たんぽなどです。

まとめ

寒がりな猫には、秋冬などの季節には何かしらの寒さ対策をしてあげるといいですね。ポイントは、室内の温度だけじゃなく湿度も注意することです。

それから、猫は寒くなってくると自ら背中を丸めて頭と手足をくっつけて、丸くなって寝ます。こうして体温が逃げるのを防いでいるのです。人がしてあげる対策も時には必要ですが、猫自身ができることもありますので、あまり神経質になる必要はないと思います。(老猫や病気療養中の猫は別です)

猫の飼育知識
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