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赤ちゃん猫や子猫に『猫用ミルク』を与えよう!用意するべき必要なものと与え方の注意点

      2018/01/15

赤ちゃん猫や子猫に『猫用ミルク』を与えよう!用意するべき必要なものと与え方の注意点

猫飼育初心者の方が生まれたばかりの赤ちゃん猫から育てることはほとんどないかと思います。きちんと授乳期間が終えた生後2~3ヶ月の子猫をもらって飼い出すということが多いでしょう。

しかし、母猫の育児放棄などで授乳が必要な子猫を保護することがあることもあります。私も経験があります。

また、成猫であっても時と場合によってはミルクが必要なこともあります。そんな時のために、『猫用ミルク』と用意するべきもの、与え方を知っておきましょう。

なお、子猫の離乳食についてはこちらの記事を参考にして下さい。

参考:子猫の餌は何を与える?離乳食と生後の月齢に合わせたキャットフードの知識

猫に牛乳を与えてはいけない

猫に牛乳を与えてはいけない

まず、ミルクというと「牛乳」を思い浮かべる人もいるかと思いますが、猫に牛乳を与えてはいけません。

猫にとってはヒトが飲む牛乳は栄養価が高過ぎることもあり、また「乳糖」も含まれているため、お腹を壊してしまいます。「じゃあヒト用の乳糖が含まれていない牛乳なら良いのか」ということではありません。

猫の体内では牛乳を上手く分解して吸収することができないため、すぐに下痢となってしまい、結果的に体に負担をかけるだけとなってしまいます。

参考:コレ飲ませても大丈夫!?猫に与えて良い飲み物と与えてはいけない飲み物

それなので、猫には必ず『猫用ミルク』を与えて下さい。

また、後ほど詳しく紹介しますが、猫用ミルクにも年齢に合わせたいくつかの種類がありますので、この点も注意しておきましょう。

子猫にミルクを与える時に必要なもの

子猫にミルクを与える時に必要なもの

子猫にミルクを与える時に必要なものは次の通りです。

  1. 子猫用ミルク(粉末タイプ・液状タイプ)
  2. 猫用の哺乳器(哺乳瓶)
  3. 注入器(スポイト)
  4. ガーゼのハンカチ・ペット用ウェットティッシュ

これらはネット通販やペットショップで購入することができますので、あらかじめ用意しておきましょう。

では、ひとつずつ詳しく紹介していきますね。

1.子猫用ミルクは2種類ある(粉末タイプ・液状タイプ)

子猫用のミルクは2種類あります。どちらが良いかは子猫の状態や利便性を考えて選びましょう。

粉末タイプ

一般的に多く出回っているのが粉末タイプだと思います。ペットショップ以外にもホームセンターのペットコーナーで売られているところもあります。

粉末タイプだと作る手間がかかりますが、保存が利きます。また、液状と比べて費用も安めです。

  • (例)粉末ミルク(250g入り)→およそ2000円(参考:アマゾン)

おすすめのものを掲載しておきます。

 

普通のに比べてちょっと価格が高いですが、ワンランク上の粉ミルクも人気があります。専門店で販売されているプロ品質ですね。

 

液状タイプ

液状タイプは、ペットショップでないと手に入らないことが多いようです。作る手間が省けますのでかなり便利ではあります。(温めるだけで良いのでおすすめ)

しかし長期保存ができないので、開封後の消費期限に注意しましょう。すぐに使わない場合は余った分を捨てることも考慮して下さい。

また、粉末ミルクに比べて少し割高です。

  • (例)液体ミルク(1パック200ml入り)×24個→およそ4500円(参考:アマゾン)

お世話をする飼い主さんのライフスタイルに合ったものを選ぶことをお勧めします。

 

※成猫(全猫種用)ミルクもある

成猫は基本的にはキャットフードを与えますが、まだミルク離れできていなかったり、何かしらの病気や怪我でキャットフードが食べれない(食べにくい)時などには成猫用ミルクを与えます。

人間用のミルクではお腹を壊してしまいますが、猫用ミルクなら乳糖ゼロなので下痢することもなく安心して与えることができます。

 

2.猫用の哺乳器(哺乳瓶)

哺乳器は数本あると便利です。飲み口のスペアもいくつか用意しておきましょう。

 

3.注入器(スポイト)

子猫が哺乳器で上手く吸えない時には注入器を使用します。

 

4.ガーゼのハンカチ・ペット用ウェットティッシュ

ガーゼのハンカチは、子猫がミルクを飲んだ後に口を拭いてあげるためのものです。きちんと拭いてあげないと、ただれの原因となります。

ハンカチは洗濯が大変なのでペット用ウェットティッシュがおすすめですが、ウェットティッシュも人間用のものを使わないように注意して下さい。

これはたくさん必要になりますし、ミルクを与える時以外でも他の用途で使えるので、まとめ買いしておくと便利です。

 

子猫にミルクの与え方

子猫へのミルクの与え方

必要なものが準備できたら、実際に子猫にミルクを与えます。

まずは子猫の首を支えてあげることから始めます。

  1. 子猫の首を後ろから支えて、ななめ上を向かせるようにする(食道にしっかり流れるようにするため)
  2. 哺乳瓶の口を子猫の口先に持っていき、口をつんつんと当てて刺激する(強制して飲ませるより、自分から飲むようにします)
  3. ミルクを飲み終わったら口をふく(ミルクが口の周りについた状態だと、ただれなどの原因になります)

子猫はミルクを飲んでいる最中に哺乳瓶から顔をそむけることがあります。また、舌べらで哺乳瓶の口を押し出そうとします。

こういった仕草をしたら「もうお腹いっぱい」の合図です。無理に飲ませないでやめても大丈夫です。

飲む量が少ないのではないかと思い無理矢理飲ませようとすると、気管に詰まってしまうことがあります。むせたりしますがもっと悪いと肺炎を起こしてしまう可能性があります。余ってしまっても、決して無理強いはしないようにしましょう。

体重から判断!与える量の目安

赤ちゃん猫の場合は体重で与える量が変わります。

  • 体重150g:1回に7cc程度、1日に6回程度
  • 体重350g:1回に20cc程度、1日に4回程度

子猫が小さければ、1回に飲む量が少しで回数が多いです。猫用のミルクには分量と与える回数や注意点などが詳しく載っていますので、そちらを参考にするのが的確です。

ミルクを与える際の注意点

ミルクを与える際の注意点

生後4~8週目ごろの子猫は、母猫から母乳をもらって育ちます。母猫の中には、まれに育児放棄をしてしまったり、安全な場所へ子猫を移す際に見逃してしまったりなんてことがあります。

そういったまだ赤ちゃん猫を保護したら、「ミルクを与えなくては!」と考えると思います。ここで、ミルクを与える時に注意しなくてはいけない点がいくつかあります。

猫のミルク=牛乳はNG!

冒頭でもお伝えしましたが、大切なことなので繰り返します。「ミルクといえば、牛乳だ」と思ってしまう人がいますが、牛乳はNGです。牛乳には、猫が消化しにくい成分が含まれていることがあるため、お腹を壊してしまう可能性があります。必ず猫用のミルクを与えてください。

ただ、保護した時にすぐにミルクを与えなくてはいけないなどの緊急の場合は、緊急対応用としてミルクの作り方を紹介します。これはあくまでも緊急対応用なので、なるべく早く子猫用のミルクに切り替えてください。

緊急対応用としてのミルクの作り方

  1. 牛乳(100ml)を鍋で弱火にかける
  2. そこに卵黄(1個の4分の1程度)と練乳小さじ1程度を入れてよく混ぜ合わせる
  3. 人肌の温度になるまで冷ましてから与える

ミルクの温度

ミルクの温度は本当に注意が必要です。熱すぎればやけどをさせてしまいますし、冷たすぎるとお腹を壊します。

ミルクの適温は母乳と同じ38~40度です。温める際は電子レンジでチンすれば簡単ですが、熱くなりすぎてしまいますので、小鍋で温めるか、早めに温めて冷ましてから与えましょう。

ミルクの作り置きはNG

ミルクの作り置きはやめましょう。雑菌が繁殖して腐敗したり酸化して不衛生だからです。週齢が低いと少ない量を何度も与えないといけないと思うため、作り置きをしてしまいがちですが、毎回作って新鮮なものをあげてください。

ミルクは粉状のものと液状のものが売られています。液状のものだと温めるだけでいいので、週齢が低い場合はそちらの方が楽かもしれません。

私も子猫を保護したことがあります。片手に乗るくらいの小さな子猫でした。獣医に相談し、ミルクを与えて育てることにしましたが、週齢が低かったため、毎回ミルクを作ることを大変に感じ、ある程度の作り置きをしてしまいました。(3~4回分程度だったと思います)

次の日にはお腹を壊してしまい、動物病院に駆け込む羽目に…。かわいそうなことをしたと思っています。(獣医にも怒られました)

排泄物のチェック!

排泄物のチェック

ミルクを飲んだ後、子猫がトイレで用を足したら排泄物のチェックをしましょう。お腹を壊していないかどうかなど、体調面の状態を見ることはとても大切です。

もしお腹を壊しているようなら、週齢の低い子猫の場合は命に関わることもありますので、すぐに動物病院に連れて行きましょう。

参考:お腹の調子が悪いの?猫の便秘と下痢の原因と予防法

ミルクを飲まない原因は?

ミルクを飲まない原因

「子猫がミルクを飲んでくれない」と焦ってしまいますよね。熱さを確認したり、体調が悪いのではないかと心配したりしてしまうことでしょう。

そんな時は、焦る前に原因を探ってみてください。

  • お腹が空いていない(少し時間をおいてから再チャレンジしてみてください)
  • 腸内に排泄物が溜まっている(排泄後にミルクを飲んでくれることが多いです)
  • 自力で飲めない

一番心配なのは、「自力で飲めない」場合です。スポイトを使っても飲むことができない場合は、衰弱していることが考えられます。たぶんぐったりしているのではないでしょうか。すぐに動物病院へ受診しましょう。

スポイトで飲むことができる場合は、少しずつミルクを与えてください。ポイントは、「ゆっくり、少しずつ」です!

まとめ

週齢の低い子猫を保護したらミルクを与えることを考えるのは当然ですが、必ず子猫用の物をあげるようにしなくてはなりません。

今回は、緊急対応のミルクの作り方を記載させていただきましたが、あくまでも代用と考えてください。なるべく早く専用のものを用意しましょう。

人間が飲む牛乳は子猫にとっては良いものではありません。命を守るためにもこの点は注意していただきたいと思います。

子猫を保護した時にすでに元気がないと思われたら、迷わず動物病院に連れて行ってあげてください。保護したことを伝えれば獣医がしっかり診てくれます。面倒を見てあげるかどうかはそれから考えても遅くはありません。

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