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猫が毛玉を吐いた!?猫草などで毛玉対策をしてあげよう!

      2018/07/24

猫を飼い始めて、突然の嘔吐によって吐き出される毛のかたまりを見たら、飼育初心者さんはきっと驚くと思います。この毛のかたまりの正体はグルーミングで飲み込んだ毛。これは毛づくろいによって体内に溜まった毛玉を排出するための行為です。

吐き出すことができれば良いのですが、できないと病気になってしまうことがありますので、飼い主が毛玉対策をしてあげることはとても重要なのです。猫草などを利用して効果的な毛玉対策をしてあげましょう。



毛玉対策が必要なワケ

猫が毛玉を吐いた!?猫草などで毛玉対策をしてあげよう!

毛玉は、通常であれば胃腸を通って、便として排泄されるものです。飲み込んだ量が多い時は、胃の中から逆流するようにして吐き出します。その時は、嗚咽を漏らしながらになりますので、「病気にでもなったのではないか!」と飼い主は心配になります。

私も初めて飼った猫が、いきなり嗚咽を漏らしながら嘔吐した時は、本当に怖かったです。そのため、当時はオロオロして動物病院に駆け込んでしまいました(苦笑)

毛玉を吐いてくれる状態ならまだ大丈夫です。毛玉を吐けないようになってしまったら、『毛球症』という病気になってしまいます。この病気は、溜まってしまった毛玉が原因で胃腸の動きを悪くし、働き自体も悪くなってしまいます。こんな病気にさせないようにするために、毛玉対策が必要なのです。

ただし、猫の種類によっては毛玉を吐く頻度が違ってきます。長毛種と短毛種という毛の長さや状態によっても変わります。著者が飼っていた猫たちを例に挙げてみましょう。

長毛種のメス(1歳)と短毛種のメス(3歳)は、共にMIXではありますが、吐く頻度が長毛種の子の方が圧倒的に多かったです。最初は「お腹でも壊したのかな」と思っていましたが、どうやら毛が長いことが関係しているようです。

吐いたものを見てみますと、毛の状態が長毛種の子の方が、絡まりが多い感じで、「まさしく毛玉!」と思ったくらいです。この子たちの吐いたものを観察して、個人的にそう分析しました。

これは毛玉対策に効果あり!

これは毛玉対策に効果あり!

毛玉対策はいろいろありますが、試してみて効果的だと思ったものをご紹介します。

ブラッシング

ブラッシングは、できるだけやってあげることをおすすめします。抜け毛は、外側の毛だけでなく、内側の毛をもしっかり取り去ることが必要です。特に、長毛種と毛の生え換わり時期は、しっかりブラッシングをしてあげることが大切です。愛猫がグルーミングをする時に思いっきり舌に引っ掛かって、飲み込んでしまうことになるからです。(目の当たりにしました…)

ブラッシングは一番ポピュラーな方法で、これをすることによって猫の体内に溜まる毛玉の量を極力減らしてあげることができます。飼い始める時にブラシを購入するでしょうから、定期的にブラッシングしてあげましょう。

ブラッシングのやり方は、毛の流れに沿って行うということがポイントになります。「首の後ろ→背中→お尻」「背中→お腹」という感じで、毛の流れに沿いながら優しくかけていきます。「あご→のど→お腹」「耳の後ろ→首→背中」など基本的にお尻方向に向かって毛をとかしていくことです。

金属のブラシだけでなく、手のひらに収まるようなサイズのラバー製のものなどもあります。このタイプだと、細かい部分もブラッシングができるので飼い猫の大きさに応じて選びましょう。

気をつけていただきたいのは、お尻周りや性器の周りです。とてもデリケートなところですので、ブラシを当てないようにしましょう。

猫の毛玉や抜け毛を処理するのにはファーミネーターがおすすめです。

 

参考:猫のブラッシングのやり方とおすすめの猫用ブラシ(ファーミネーター他)

猫草

野良猫は、野草を食べて毛玉を吐き出すようにしています。飼い猫用のものは、ホームセンターのペットコーナーや、ペットショップなどで売られています。「猫草」と書かれて売られているものです。

 

これを用意してあげると、毛玉が溜まった際に自分から出すのに食べます。チクチクした草が胃を刺激して、毛玉を出しやすくなります。なるべく早くに用意してあげた方がいいかもしれません。

そう考えるのは、観葉植物などをかじってしまうこともあるかもしれないからです。実際にうちの猫達は、「猫草」がないと観葉植物を食べてしまっています。いたずらでやっているのかどうかは不明ですが、猫にとっては有害とされている植物もあるため、害のない物を与えた方が安心だと思うのです。

猫草は、水飲み場の近くやお日様の当たる場所に置きましょう。必要になったときに、飼い猫が食べます。

猫草をエサのように与えるものと考えている飼い主さんがいるという話を聞きました。それは間違いです。与えるのではなく、食べてもいいように置いておくという捉え方がいいでしょう。猫草は、猫が毛玉を出しやすいようにするためと、観葉植物などを誤って食べないようにするためです。

観葉植物の中には、猫に危険なものもあります。例えば、ポトス・アマリリス・ジャスミンなどです。誤って食べて体調を崩したらかわいそうですよね。そのために猫草を用意してあげるのです。

猫草と書かれ売られているものは、エン麦の若葉です。エン麦は麦の一種であるため、大量に摂取したら良くないのではないかと思われるでしょう。大量に食べることは少ないので、それほど心配することはないかと思います。

うちでは4匹いますが、1鉢の猫草で足りています。毛玉を吐き出すためだけに少し食べるだけですので、大量には必要ないようです。まったく食べない子もいますので、猫草はブラッシングの補助的なものと考えてはいかがでしょうか。

キャットフード(毛玉ケア用)

毛玉予防専用のキャットフードがあります。食物繊維がたっぷりのキャットフードなので、吐かせるのではなく、毛玉を便として排出させる効果があるのです。お腹の中に溜まって苦しい思いをさせなくてすみますし、猫への負担が少ないのが大きな特徴となります。日常的に食べさせることで、排出が促進されます。

 

ちなみに他のキャットフードと混ぜて与えてみたりもしましたが、やはり効果が落ちているように感じました。毛玉予防専用のキャットフードは、それのみで食べさせた方がいいようです。

また、食物繊維がたっぷりのキャットフードは、そのまま食べさせるだけでは詰まりの原因となってしまいますので、一緒に水分補給ができるように多めに水を用意しましょう。

含まれている食物繊維は、「水溶性」と「不溶性」の両方が入っています。バランス良く配合されているため、キャットフードを食べるだけで便として排出することが可能です。

ただし、毛玉ケア用のキャットフードを与える場合は、それだけを与えるようにしましょう。他のフードと混ぜてしまうと効果が薄れてしまう可能性があります。これだと意味がありませんよね。毛玉ケア用のフードだけは、徐々に変える必要はありません。

猫にオリーブオイルを使うことってどうなの?

猫にオリーブオイルを使うことってどうなの?

飼い猫にオリーブオイルを与えたり使ったりしているという話を良く耳にするようになりました。

オリーブオイルには、腸の潤滑に効き、腸を活性化させることに役立ってくれるようです。また、綿棒にオリーブオイルをつけて肛門を刺激してあげることで排便を促すことができるというわけです。人間の赤ちゃんにも似たようなことをしますが、猫にも効果があるということなのでしょう。

オリーブオイルの使い方としては、

  • 少量(体重4kgに対して小さじ1/2程度)をキャットフードに混ぜて与える
  • スポイトなどで直接口に入れて飲ませる
  • 綿棒にオリーブオイルをつけて肛門を刺激する

などがあります。便秘気味の飼い猫に肛門を刺激して排泄を促すのは良いと思いますが、食べさせることについては注意が必要です。

オリーブオイルは、油であることは誰もが承知のことと思います。油分はたくさん摂取することで弊害が起きることも知っているでしょう。猫も同じです。お腹を下してしまったり、肥満になってしまったりといったことが起きます。

それにオリーブオイルの過剰摂取は、脂肪過多を引き起こすため膵炎を起こしてしまうこともあるということを覚えておいてほしいと思います。だから、主に与え方に注意が必要なのです。

毛玉対策しているのにこんな症状があったら?

こんな症状があったら?

さまざまな毛玉対策をしているのに、頻繁に毛玉を吐き出したり、食欲不振や体重減少が同時期にみられる場合は、注意しなくてはいけません。

毛球症がすでに発症していることや、別な病気になっていることも考えられます。外見だけでは判断がつけられない何かが、猫の体内で起こっている可能性があると思った方がいいでしょう。そんな時は、迷わず獣医に相談することをおすすめします。

毛玉がたくさん詰まっているだけであれば、薬などで排出させることが獣医ならできるはずです。でも、猫にとっては苦しいことですので、自己判断せずに相談しましょう。

毛玉を吐かない時は要注意

長毛種・短毛種という毛の長さに関係なく、猫は毛玉を吐くものです。そうやって自分の健康を維持しています。確かに吐くところを見れば、心配になり著者のように病院へ駆け込むという飼い主さんもいるでしょう。でも、食欲があり便の状態も正常ならそれほど心配はありません。

ところが、「毛玉を吐かなくなってしまう」「吐けなくなってしまう」ということが起こったら要注意です。その他の症状が出ていないかを合わせて見てください。

  • 食欲がない
  • 元気がない
  • 体重の減少がみられる
  • 便秘になっている

などがありましたら、『毛球症』になっている可能性があるかもしれません。

毛球症は、毛玉が何らかの原因でうまく排出することができなくなってしまい、胃や消化器官内に大量の毛が溜まって固まってしまう病気です。猫はとても苦しい思いをすることになります。お腹を触ることを極端に嫌がることもあるようです。

吐かないことが続いていたり、上記に挙げた症状が合わせてみられたりするような場合は、急いで動物病院に受診することをおすすめします。

まとめ

毛玉対策まとめ

私の家では現在、ブラッシングと猫草の2つを主流に毛玉対策として行っています。ブラッシングは、余分な毛を取るだけでなくスキンシップとしても大事だから欠かせません。

猫草は、どうしても観葉植物をいたずらに使ってしまうため、そうならないように置いています。少しでも毛玉が溜まると自分でも出すことができるようにしているのです。

どの方法がいいのかは、ライフスタイルと飼い猫に合わせて選んでみてください。私のように複数試してみるのもいいですよ!

 

 

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