青い瞳のもふもふ大型猫『ラグドール』。性格と飼い方のコツは?

青い瞳の大型猫『ラグドール』。性格と飼い方のコツは?

異国の風を運んでくれるような青い瞳がとても魅力的な猫がいます。それが『ラグドール』です。この猫は大型猫の仲間です。猫の中でもかなり大きく育つので、初めて飼う人はびっくりするかもしれませんね。

でも、愛らしい瞳やもふもふしてる柔らかな毛触りが癖になりますし、抱き心地がすごくいい猫はラグドールの右に出る猫はいないでしょう。大型猫の印象を変えてくれる猫であることは間違いありません。

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ラグドールの特徴

ラグドールは、アメリカが原産国の猫で、人為的に交配をして作り出した種類です。大きな体格と長毛種であることを前提にしてかけ合わせをしたそうです。ラグドールは、「ぬいぐるみ」を意味しています。

大型猫であるのに、被毛がとても柔らかく、ふわふわしているのが大きな特徴です。骨格や筋肉がしっかりしているので、抱き心地が抜群にいいことも関係しているのではないでしょうか。

目にも特徴があり、大きくてぱっちりしています。青色しかラグドールと認められていませんので、一色のみとなっています。それがまた毛の色とマッチしています。体が大きいので、「太っているのでは?」と誤解されがちですが、筋肉質であることと、ふわふわの毛のなせる技なのです。

ラグドールの毛色

ラグドールの毛色

ラグドールは、他の猫みたいに産まれて間もない頃から色が入っているわけではありません。産後は全身がほぼ白っぽい毛色です。2年という年月をかけて少しずつ色が付いてきます。

2年後のラグドールの毛色は、白と他の色の2色(バイアスカラー)が多いようです。メインの色が白っぽい色で、顔周辺や手足やしっぽに茶色やグレーといった色合いが出てきて定着していくようになっています。

グレー×クリーム

レッド系(茶)×ホワイト

ライラック×ホワイト

などがあります。

それ以外にも模様や毛色がありますので、子猫を購入する時はどのような色合いになるか、親猫の毛の色を参考にしてみるといいかと思います。

メインの色が淡色なのでシルクのような見た目がします。手触りも上質なシルクのようです。毛の長さは、長毛種と短毛種の間の長さの子が多いと思います。(セミロングと呼びます)それ以外に短めの毛を持つ子もいるようです。

被毛は厚みがありますので、寒さに強いです。(元々の生まれがアメリカでもカナダよりの地域ですので、当然と言えば当然ですが…)

ラグドールの性格

ラグドールの性格

ラグドールは、基本的に穏やかで温厚な性格ですが、活発でもあります。遊ぶ時は激しく遊びます。しかし、基本的な性格のせいか物怖じをしませんし、ドシッと構えていて激しく鳴いたりすることはありません。

ちょっと抜けているところが見られるようで、ソファーの背もたれを歩いていて、突然踏み外してしまうなんてことがある、おちゃめな猫でもあります。

猫には珍しく抱っこされるのが好きな猫です。オスメス共に穏やかな性格であるところは共通していますが、オスの方は人なつっこさが強く、メスの方は神経質さや気分屋な面が強く出ています。

忍耐強い面もあるため子どもの過剰なちょっかいや、他のペットや同居猫の干渉にも耐えることができます。あまりひどい場合はラグドールがストレスを抱えてしまいますので、飼い主さんがストップをかけてあげてほしいと思います。

飼い主の姿が見えないと不安がってずっと鳴いたりすることがありませんので、留守をする時間が長い飼い主さんには、安心して飼うことのできる種類だと思います。

また、猫にはとても珍しい「帰巣本能」があります。(犬のようですよね…)それが強いため、環境が変わることを嫌がります。新しく迎え入れられたラグドールは、引っ越しや模様替えなどが少なからずストレスに感じてしまうかもしれません。

新しい環境や風景に慣れるまで時間がかかるでしょう。そのような場合は、慣れるまであまり構わないようにします。キャットハウスやケージといった猫自身のニオイがするものがあるところにこもってしまうこともあるようです。猫自身が出てくるまでそっとしておきます。あとは、飼い主さんの愛情でカバーしてあげましょう。

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ラグドールの飼い方のコツ

飼い方のコツ

食事

ラグドールは大型猫であるため食事量が多く、特に気をつけなければならないポイントです。筋肉質な体型ですので、高タンパク質の食事を心がけてあげて欲しいと思います。

1歳までは成長期であるために高タンパクな食事が必要ですが、それ以降は成長が緩やかになるため、1歳期の食事は必要ありません。与えすぎれば肥満の原因となってしまいます。

キャットフードのパッケージの給餌量を参考にしたり、獣医さんに相談したりして食事の管理をしっかりしましょう。

ボディコンディションスコアを活用して管理するという方法もあります。

ラグドールは成長がゆっくりです。血統書発行団体「TICA」によれば、ラグドールが成猫になるための年月は、およそ4年です。他の猫より時間を要します。

成猫になったときの体重の目安は次の通りです。

  • オス:6~9kg
  • メス:4.5~6kg

かなり重くなることがわかりますね。抱っこが好きな猫種ですから重さを把握しておくとびっくりしなくて済むでしょう。

トイレ

トイレは、普通の猫用より大きめのサイズを買って用意します。大きくなってから買い換えるでもいいですが、トイレが狭いと感じると我慢をしてしまうことがあるようです。ストレスになったり、問題行動を起こしてしまうようになってからでは大変ですので、その辺りを最初に検討しておくといいでしょう。

室内飼い

活発なところがあるため、外の世界に興味を示すことが多いです。外に出てしまわないように注意しましょう。ベランダなども要注意です。(完全室内飼いにしましょう)

以前、近所に住んでいたラグドールがマンションの5階から落下する事故がありました。網戸を破って、ベランダに出て遊んでいるうちに落下したそうです。

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ブラッシング&コーミングが大切

ラグドールの美しい毛並みを保つためには、バランスの良い食事とストレスの少ない生活、そして、ブラッシング&コーミングが大切です。

厚みのある被毛と長い毛(セミロング)は、毎日しっかりブラッシングをしないとあっという間に毛玉ができ、絡まりができてしまいます。日に2回(朝晩)が基本です。

体はしっかりとブラッシングして、しっぽだけはさっとかけるだけにしておきます。そうしないと毛が抜けすぎて貧相なしっぽになってしまうようです。これは、ラグドールのブラッシングの基本です。そうしないと、特徴的な大きなしっぽの毛が大量に抜けて薄くなってしまいます。注意しましょう。

換毛期は、抜け毛が増えますのでしっかりめにブラッシングします。抜け毛が散らばって口の中に入ってしまわないように掃除もこまめに行うことをおすすめします。毎日ブラッシングをしても毛が大量に飲み込んでしまうことがあるからです。

ラグドールの毛は厚いので、シンプルな金属タイプのブラシとコームがおすすめです。しっかり毛を梳かせます。それに、ブラシで取った毛をしっかりキャッチしますので捨てやすいでしょう。

キャットタワーなどは低めでOK

ラグドールは、運動量が少なく高い場所へと飛んだり跳ねたりする猫ではありません。おっとりした性格も手伝って、キャットタワーに登らない子も少なくないようです。ただ、まったく運動しないのも運動不足となってしまいますので、用意する場合は低めの物にしましょう。

選ぶための大切なポイントは、安定感と安全性です。他の猫と違って体重が思いですから、大型猫の体重を支えられるものでないとケガをしてしまいます。乗ったときにぐらつきがあれば2度と乗ってくれなくなるでしょう。購入の際は、耐久性などの安全面を重視して購入してください。

低めで安定感のあるキャットタワーであれば、運動があまり好きでないラグドールでも登ってくれると思います。1段でも登り降りすれば、運動になりますからね。

ラグドールが気をつけたい病気

ラグドールが気をつけたい病気

ラグドールは遺伝する病気をあまり持っていない猫と言われています。そうとはいえ、全くないわけではありません。遺伝的な病気と気をつけたい病気を合わせて紹介したいと思います。

肥大型心筋症

ラグドールの遺伝的な病気として挙げられるのは、「肥大型心筋症」です。この病気は、文字の通り、心臓の筋肉(心筋)が中心に向かって分厚く肥大してしまう心臓の病気です。心臓に大きな負担がかかり、拡張障害を起こしてしまいます。特に0~4歳までのオスが発症しやすい傾向にあるとされています。

「肥大型心筋症」は遺伝性の病気ですので、家系にこの病気を発症したことがある猫がいるかどうかを確認しましょう。家族にこの病歴がある場合は、発症しやすい傾向にあります。

症状は、疲れやすかったり呼吸が早かったりなどが見られます。呼吸が苦しいような様子がみられたら、受診をしましょう。早期発見できれば治療である程度良くすることができます。また、定期検診にも積極的に行くようにすることで発見できることもあります。

尿石症

尿石症も、ラグドールがかかりやすい病気です。尿管などに石ができてしまい、尿が出にくくなってしまう病気です。遺伝性の病気であるからというだけでなく、食事の偏りや水分不足が原因で発症しやすくなります。この病気もまた、オスがかかりやすいと言われています。

トイレに何度も行っているのに、おしっこで固まった砂が少ないような時は、尿の出が悪くなっていると思ってください。それ以外に急に尿のニオイがきつくなったり、おしっこをしている時に痛そうな様子をしていたりしたら、急いで動物病院へ受診しましょう。悪化させないためにも獣医さんの的確な診断が必要です。

毛球症

長毛種に多い「毛球症」は、セミロングで被毛の厚いラグドールも例外ではありません。ブラッシングをしっかりやってあげないと、自分で行う毛づくろい(グルーミング)で大量に毛を飲み込んでしまいます。

猫草などを食べるなどして、自力で出すことができるうちは良いのですが、胃の中で飲み込んだ毛が固まってしまう状態になると、毛球症と言い、猫が苦しみます。吐こうとしても出てこない状態になると、治療が必要となります。

こまめにブラッシングを行い、換毛期は特に注意してあげましょう。食欲が急に落ちているようなことや吐き気がある場合は、獣医さんの処置が必要となります。動物病院で診てもらうことで早期発見に繋がります。

ラグドールのしつけ方

しつけ方

ラグドールは、穏やかで物怖じしない性格なのですが、飼い主にとっては愛情深く思っているせいか、用心深く観察しています。特に、叱られることが続くと、寄ってこなくなります。(やはり猫と飼い主は同等という考えを持っているので当然なのでしょう)

大きな声を出して注意をするのはいいですが、毎日のように怒った顔を見せ、怒鳴りつけていれば怖いと感じてしまいます。ラグドールを飼う中で最も大変なのが、トイレのしつけと言われています。

飼い始めたら、一番にトイレのしつけをしましょう。そうしないと、家の中が排泄物で汚れてしまうことになりますからね。床のニオイを嗅ぎ出す・掘るような仕草をするという行動をしたときが、トイレのしつけをする時です!

行動をし出したら、すぐに抱いてトイレにつれて行き、トイレで排泄させます。自分で埋めてトイレから出てきたらほめてあげましょう。1度できると、次もそこでしてくれます。

失敗した場合は、ニオイをしっかり消さないとまた同じ場所でやってしまいますので、最初のトイレトレーニングだけしっかり行うようにしましょう。

ラグドールの値段と入手先

価格&入手先

ラグドールは、人気のある種類です。そして、大型の猫であるため平均価格が他に比べてやや高めの設定になっています。特に、ペットショップで購入を考えている場合は、ブリーダーさんからの買い取りに加え、中間マージンが入ります。

安く手に入れたいと考えるなら、やはりブリーダーさんを探すことをおすすめします。

ペットショップ

10万円台で売られている場合もありますが、何らかの原因(毛色のパターンや病気など)があって、安くなっていることが考えられます。また、成猫である場合も金額が下がる傾向にあります。平均的には、20~35万円でしょう。

ブリーダー

病気などがないかしっかり見てくれていますし、余計なマージンなどがかかりませんので、ペットショップよりは安めです。平均して12~25万円くらいです。しかし、稀少色のラグドールともなると55万円を超える場合もあるようです。

また、オスよりもメスの方が高額(繁殖を目的とするならば)となります。

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まとめ

しつけが意外と楽で、おっとり系の猫はとてもかわいいです。長毛種なのでブラッシングなどでコミュニケーションを取れますし、遊ぶことも大好きなので成猫になっても楽しい相棒のように接してくれるでしょう。

また、猫の中でも唯一抱っこが好きな猫なので、抱いてかわいがることができます。

ただし、完全室内飼いにして外に出さないようにしましょう。かわいそうな顛末になることだけは避けなければなりませんからね。

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