『スコティッシュフォールド』は犬みたいな性格で垂れ耳が可愛い猫!

『スコティッシュフォールド』は犬みたいな性格で垂れ耳が可愛い猫!

猫の耳はピンと立っているという常識を覆した猫は、スコティッシュフォールドだけですよね。この垂れた耳の愛らしさはまるで妖精のようで、体全体が丸みをおびていて暖かみを感じる猫です。

そういった点も大人気の理由の1つではないでしょうか。2016年の飼いたい猫人気ランキングで2位にランクインしています。そんな可愛らしさを醸し出している、スコティッシュフォールドの性格や飼い方について書いてみました。

スポンサーリンク

スコティッシュフォールドの特徴

スコティッシュフォールドの特徴

スコットランドで突然変異の短毛種猫として扱われていましたが、その後この愛くるしさに惹かれ、本格的に交配が始まりました。しかし奇形などがあったため、イギリスでは認められませんでした。

アメリカに渡ったあと、アメリカンショートヘアとの交配が成功し、人気の品種として今に至っています。何と言っても、この垂れた耳が一番の特徴です。耳は他の種類の猫よりも小さく、丸い頭とマッチした大きさと垂れ具合になっています。

特徴的な耳は生後2~3週間ほど経つと垂れはじめます。しかし、スコティッシュフォールドの中でも30%程しか垂れ耳になりません。耳は、ストレスを感じたり病気にかかったりすると、耳が立ってしまうことがあります。

スコティッシュフォールドは、毛質のせいで丸みをおびているように見えますが、体つきは筋肉質でしっかりとしています。大きさでいうと中型の部類に属し、体重は3~6キロ。しっぽは体に対して少し長めで太さもあります。先端に向かってシュッとするような感じです。毛種は短毛種・長毛種のどちらのタイプもいます。

耳が特徴的

スコティッシュフォールドの一番の特徴は垂れた耳ですね。これは、「軟骨形成不全」という遺伝子の突然変異によって起こります。特徴の項目で約30%のスコティッシュフォールドにしか出ないと書かせていただきましたが、耳は個体によって少しずつ違いがあり以下の4種類に分けることができます。

立ち耳

軟骨形成不全の遺伝子を持たないで産まれてきた子の耳の状態です。生後2~3週間経っても垂れてきません。耳が普通の猫のように立った状態です。異常な遺伝子を持たないので、骨の病気にかかりづらい傾向にあるという利点があります。また、垂れ耳が特徴なので、立ち耳の子は純血でも安価に手に入れることができます。

シングルフォールド

耳の垂れ具合がゆるめな状態を言います。「シングル」と付いていますので、折りたたみの回数が1回ということになります。前方にゆるやかに垂れているだけで完全にたたみきっていません。

ダブルフォールド

耳にしっかりと折り目が付いたような状態です。垂れ耳というより折れ耳と言った方がしっくりくる垂れ具合です。

トリプルフォールド

しっかりとした折り目なのですが、三重になるような形になっています。言葉にするとわかりにくいかもしれませんが、耳が顔に沿ってたたまれている状態です。正面から見ると、顔が丸く見えます。軟骨形成不全の遺伝子要素が強く出ているため、他の遺伝性疾患にかかりやすいと言われています。

スポンサーリンク

毛色

スコティッシュフォールドは、色もパターンもすべてのタイプが出ますので、猫種の中でも種類が非常に多い猫です。スコティッシュフォールドといえば、シルバーの毛色に縞模様の「シルバータビー」が定番ですね。それ以外の毛色を紹介したいと思います。

  • ホワイト
  • ブラック
  • ブルー
  • レッド
  • クリーム
  • ブルーシルバー
  • カメオ
  • キャリコ(三毛)など。

パターンも個性的でさまざまな子がいます。

  • タビー(縞模様)
  • トーティ(まだらな模様)
  • トーティシェル(モザイクのような模様)など。

その中でもオスのキャリコは、数が少なく希少価値が高いです。理由は、ブラックとオレンジの毛色を持つのはほとんどメスだけで、オスが産まれる確率は3万匹に1匹程度だからです。めったに産まれないことから「幸運を呼ぶ猫」と呼ばれているそうです。

スコティッシュフォールドの性格

スコティッシュフォールドの性格

大らかで、のんびり屋です。とても温厚なので扱いやすいのではないでしょうか。遊びも大好きですが、「活発すぎて困る」というようなことはありません。

人懐っこい一面を持ち合わせているので、飼い主に良く懐くと思います。飼い主だけでなく、自宅に訪れた人にも懐いてしまうこともあるようです。(スコティッシュフォールドを飼っている猫友は、「配達員さんが来ても足にすりすりしてしまう」と言っていました)

甘えるのがとても上手なので、留守が多い飼い主さんだとストレスを抱えてしまう可能性が考えられます。

のんびり屋な性格が全面に出ているスコティッシュフォールドですが、オスとメスによって性格が多少違ってくるようです。少し詳しくみていきましょう。

甘え上手なオス

オスは、喜怒哀楽がはっきりして子が多いようで、素直に甘えることができます。そして、遊び好きなため活発度がメスよりも高いです。遊び好きということは、好奇心を示しやすそうです。基本的にのんびりな性格ですので、活発・旺盛とまではいかないようです。

ツンデレなメス

メスは、オスに比べて喜怒哀楽が少ないようです。甘えてくるのですが、猫自身のタイミングで甘えてくるため、それ以外は大人しいです。そのため、ツンデレがあるように感じてしまいます。

あまり鳴かないので飼いやすい

のんびりな性格からか、大声で鳴いてエサをねだったり寂しくて大声で鳴いたりということがほとんどないようです。鳴いたとしても小さい声ですので、賃貸物件にお住まいの飼い主さんは助かると思います。

犬みたいな性格?

スコティッシュフォールドが、「猫なのに犬みたいな性格」と言われるゆえんは、飼い主さんに従順で協調性があるからです。他のペットや来客にもフレンドリーに接することができるので、多頭飼いや子どもがいる家庭、他のペットとの同居にも向いています。これだと飼い主さんも安心できますね。

スポンサーリンク

スコティッシュフォールドの飼い方のポイント

飼い方のコツ

スコティッシュフォールドは、耳掃除に注意しておかなくてはなりません。耳が垂れている分、他の猫よりも耳垢が溜まりやすくなっています。綿棒やコットンなどを使って、こまめに掃除をしてあげる必要があります。(週に1回程度が目安)

また、多頭飼いをする場合は、交配に気をつけなくてはいけません。スコティッシュフォールド同士の交配をすると、奇形や骨格異常などの健康的な面での問題が出てきますので、そんなことにならないように注意が必要です。(耳の立ってる他の種類となら大丈夫です)

スコティッシュフォールドは他の猫よりも寿命が短いです。猫の平均寿命が約15歳で、スコティッシュフォールドは平均すると10~13歳と言われています。しかし、食事に気をつけるなどすれば、もっと長く生きることができます。(20歳まで生きたという記録が残っています)

環境作り

スコティッシュフォールドは、「軟骨形成不全」という遺伝子の突然変異を持って産まれてきました。そのための垂れ耳が大きな特徴なのですが、遺伝的に骨に異常が起こりやすいのです。そのため、耳だけでなく足や股関節などに異常が出やすく、生活環境を猫に合うようにする必要があります。

猫に合わせて家を替えるというのではなく、猫が使う部分の環境を整えるようにするということです。滑りやすい部分には滑らないような物を使うなどすることでだいぶ変わってきます。例を挙げてみましたので、できる範囲で整えてみましょう。

  • フローリングは滑らないようにマットなどを敷く
  • 家の階段は足腰に負担がかかりやすいので柵をつけるなどする
  • キャットタワーは高低差の少ない物か、途中に段差をつけてカバーする

などです。甘えん坊な性格ですので、飼い主さんの側によってきたがりますから、そんな時は優しく膝の上に乗せて上げるなどして高低差を埋めてあげるようにしましょう。

大きな音に注意

飼い始めたら、掃除機など大きな音のするものに注意してあげましょう。スコティッシュフォールドは、大きな音がするものが苦手です。掃除機をかける際はケージに入れるなどして掃除機自体を近づけないようにします。

また、叱る際に大きな声を出してしまうと、飼い主さんに恐怖を感じて信頼関係を築くのに時間がかかってしまうことがあります。大きな声も「コラ!」や「ダメ!」といった短い言葉にします。

トイレの粗相や爪とぎ場以外で爪を研ぐようなことがあった場合は、現行犯で抑えるようにして、大きな叱り口調で名前を叫んだり叩いたりしないようにしましょう。

コミュニケーションをたっぷり取る

人なつこくて甘えん坊な面があるスコティッシュフォールドは、他の種類の猫と違って飼い主に構って欲しがります。また、留守をする時間が長いと寂しがる気持ちも強いです。子猫の時期や迎え入れたばかりの頃は、誰もがコミュニケーションをたっぷり取るでしょう。

しかし、成猫になり落ち着きをみせると、コミュニケーションの時間が短くなってしまうことがないようにしたいものです。いつでも愛情を持って接してあげましょう。

ケガや病気は早期発見が第一

スコティッシュフォールドは、成長期(生後3ヶ月~2年ほど)を過ぎるまで特に気を配りましょう。成長期に遺伝性の骨形成異常が発症することが多いためです。

歩き方がおかしかったり、痛がるそぶりを見せたりしたら、すぐに獣医さんに診てもらいましょう。飼い主さんの「あれ?ちょっと歩き方が変かも」という気づきが早期発見となり、飼い猫の命を救います。

また、スコティッシュフォールドは遺伝的に身体の弱い猫です。完全室内飼いにしていれば、だいたいの感染症は防げます。でも、さまざまなところからウイルスが入ってきますので、気をつけることに越したことはありません。

予防接種を受けることと、定期的な検診に連れて行くことで病気も早期発見をすることができ、早い処置や対処が可能です。過度に神経質になる必要はありませんが、注意しておくことは大切です。

しつけ方

しつけ方

トイレのしつけ方は、定期的にトイレに連れて行ってあげます。1度でもそこで排便ができれば、次もそこでするようになります。スコティッシュフォールドは、このように成功体験があると、次からできるようになるというほどしつけが簡単です。

音に敏感なので、トイレは洗濯機などの大きな音のするところには置かないようにしましょう。前出の猫友の家では、それでトイレトレーニングを一度失敗したそうです。

また、悪いことをしたら、大きな声で「ダメ!」とか「コラ!」と発しましょう。猫が動きを止めるくらいの大きさが目安です。(鼻が低いので、鼻にデコピンをすると痛みが強すぎると思われます。)

値段と入手先

値段&入手先

価格は毛の長さでも変わってきます。スコティッシュフォールドは短毛種が多いのですが、長毛種もいます。しかし、産まれてくる確率をみますと、長毛種の方が低いため価値が上がっています。それ以外に、若さ(生後1年未満)や血統書付き、耳の垂れ具合によって価格は大きく変動します

購入するには、ペットショップブリーダーさんのところになります。里親募集はないと考えた方がいいかもしれませんね。譲渡会でほとんど見られません。

ペットショップ

ショップで購入する場合は、10~40万円といったところが相場です。値段は他の猫同様に子猫のうちが最も高く、成長するごとに下がっていきます。また、耳の垂れ具合や毛の状態によっても値段が変動します。

注意してほしいのは、極端に安い場合です。外見ではわからない発育状態の不良や、疾患がある可能性が考えられます。ただし、立ち耳の場合は安くなることもありますので、安い理由を必ず尋ねましょう。

ブリーダー

健康状態が良い猫を購入したいと思ったら、ブリーダーさんを探すことをおすすめします。実際に見に行ける距離圏内とか、直接手渡しのみなどの条件が付くと思いますが、その方が安心ではないでしょうか。

値段は17~45万円が相場です。やや高いように感じるかもしれませんが、健康状態が良いことや飼い方のコツを教えてくれるといったメリットを考えれば、高い値段ではないはずです。

注意してほしいのが、利益優先のブリーダーです。スコティッシュフォールドは、耳が垂れた猫同士の交配を禁止されています。それを行って利益を得ようとしている悪徳ブリーダーがいるようです。

信頼できるブリーダーさんから購入するようにしましょう。実際に見学ができるか、血統の確認ができる書類があるかどうかなどをチェックしましょう。あとは、飼育環境が整っているかどうかも大切なポイントになります。

スポンサーリンク

スコティッシュフォールドまとめ

スコティッシュフォールドは、おとなしくて人懐っこく、甘えが素直にできる種類の猫です。飼い主のことをすごく大事に思ってくれることでしょう。そんなところが、人気の高さに表れているのかもしれませんね。

飼い方のポイントとしては、耳の掃除や交配など注意しなければならない点がいくつかあります。でも、しつけも楽ですし、初心者の飼い主さんには向いていると思います。また、血統猫を飼ってみたいという方にもおすすめです!

猫の種類
スポンサーリンク
餌代をケチらず安全な原材料で選びたい!おすすめキャットフード6選

猫にとってキャットフードは食事の全てであり、その内容によって健康状態や寿命が左右されます。

この記事では、安全な原材料の使用に注目しておすすめのキャットフードをピックアップしました。

猫がいる生活。