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部屋中に猫臭が蔓延!?猫と心地良く暮らすために必須な臭い対策とは?

      2018/08/20

猫を飼い出すと、どうしても気になってしまうのは臭いです。いわゆる動物臭や猫臭などと言われます。トイレなどさまざまなところから臭いがして、友人や知人から指摘されることも出てきます。

だから、猫を飼い出したら臭い対策も同時にスタートさせましょう。猫との同居をより楽しいものにするために忘れてはならないポイントになります。


猫のトイレの臭い対策

部屋中に猫臭が蔓延!?猫と心地良く暮らすために必須な臭い対策とは?

「臭い対策」と聞くと、最初に頭に浮かぶのはトイレだと思います。確かに排泄物の臭いは体によくありませんから、対策が必要です。その中でも、私や猫友など多くの猫飼い経験者がやっていることをご紹介したいと思います。

こまめな掃除

毎日のようにトイレの砂の中から猫の排泄物を取り除き、砂を足しておくことは基本です。それだけでなく、トイレやその周辺に飛び散りがないかをチェックして、拭き取ることも大切です。

「掃除をしているのに臭いがする…」と感じる場合は、トイレ周りを拭き取ることもしてみてください。排泄物(おしっこなど)が、少量でも付着していれば臭ってきます。

トイレや床を拭く時には水で絞ったぞうきんではなく、お湯で絞ったぞうきんを使うと臭いが取れやすくなります。これは、お湯には「アンモニアを分解する働き」があるからです。猫が布類に粗相をしてしまったような時も熱湯につけることで臭いを取ることができます。

また、壁などに尿がかかってしまった場合(スプレー行為なども含む)は、熱湯ですすいだぞうきんで叩くようにして拭いてみてください。臭いの取れ方が違います。

消臭スプレーもマストアイテム

消臭スプレーなどは、必ず購入して使われることと思います。掃除の後にスプレーを使うでしょうが、かけ過ぎにはご注意を!猫の嗅覚を刺激してくしゃみが止まらなくなってしまうことがあります。(うちの猫がそうでした)

消臭スプレーと消臭効果のある猫砂を使うことで、更なる臭い対策になることは間違いありません!

 

脱臭シートの併用も!

猫用のトイレにはさまざまなタイプがあり、トイレ砂を入れるところとは別に脱臭シートを入れることができるようになっているものもあります。

 

これだと取り損ねてしまった排泄物があったときでも、下からも臭い対策ができますので、安心できると思います。友人の中には、トイレ自体にそれを敷いてからトイレ砂を入れるという人もいます。

トイレ砂を総入れ替えするときに楽だと言っていました。臭い対策だけでなく掃除にも役立てているそうです。

 

空気清浄機(脱臭機)の使用

猫を飼っている人の中でもかなりの人数が空気清浄機を使っているということでした。もちろん私も使っています。トイレの臭いもそうですが、動物の臭いがどうしても部屋中にしてしまうので、臭い対策として空気清浄機を回しているそうです。

なかでも、空気清浄機では取りきれない臭いまでしっかり無臭化させる脱臭機が人気です。これが1台あると、急な来客でも安心して通すことができますね!

なお、ワンランク上の製品に「集塵機能付き(ペットのほこりや抜け毛など)」もありますので、予算に余裕のある方は検討してみてはいかがでしょうか。

 

キャットフードの臭い対策

キャットフードの臭い対策

臭い対策が必要なのは、トイレだけではありません。実は食器からも臭いは発生します。食べ残しのキャットフードや、一度口をつけた水もそうですが、それだけでなく水皿を何日もそのままにしておくことで発生する水垢からも臭いが出てきます。

食器は1回ごと、水皿は1日1回、洗いましょう。どちらも台所用の中性洗剤で洗うようにします。この時、すすぎはしっかりめにしましょう!水洗いだけではどうしても雑菌の繁殖を防ぐことができないからです。

1泊家を空けるなどしたときは、置きっ放しにしてしまうことがあると思います。このようなときは、自宅に戻ってから洗うようにしましょう。

食べ残してしまったキャットフードがある場合は処分します。一度口を付けてしまったものには口腔内からの雑菌がついてしまっています。臭いもそうですが、衛生的にも良くありません。

また、キャットフード自体に臭いがついていますので、一度封を開けたらできるだけ密閉できる容器や袋に取り付ける道具などを使って片付けましょう。そうしないと、ずっと臭いが停滞してしまうことになります。ひどい場合は、部屋中に漂うこともあります。

著者宅では、ボイラー室の一角にキャットフードをしまう場所を設けています。最初の頃は、封の閉め方が甘かったので、扉を開けるたびに臭っていました。その後、手を付けたフードはケースに入れ替えをして臭いの問題をなくしました。

水や食器を洗剤を使って洗うことに抵抗がある飼い主さんがいるそうです。この場合は、熱湯消毒をおすすめします。洗剤を使わなくても、こすり洗いの後に熱湯に浸けるか、さらすだけでもいいでしょう。臭いも菌も取り去ることができます。金属のお皿を使っている飼い主さんはやけどに注意してくださいね。

猫の体臭と口臭対策

体臭と口臭対策

猫自体から臭いがする場合は、病気のサインであることが多いです。元々、猫は臭いが少ない動物です。健康な子はほとんど臭いません。臭いが気になるということは、何らかの病気を持っているか排便の臭いと考えていいのではないでしょうか。

また、長毛種の場合は、毛に便がついてしまったということはよくあります。これは便の臭いがしますので、飼い主さんが気づくはずです。それ以外の異臭は、猫の口や体から発していることが多いため、病気のサインとなっている可能性が高いです。

体臭が強い場合

  • 傷口の化膿
  • 皮膚炎が起きている
  • 肛門周辺で炎症が起きている

体から臭いが出ている場合は、病気が疑われます。このとき、飼い猫にあまり顔を近づけないようにしてください。菌やウイルスが原因になるような病気によっては飼い主さんにうつってしまうことがあります。

猫を撫でたら手を洗うこともしましょう。獣医さんに診てもらい、感染症でないことを確認しなければなりません。大げさかもしれませんが、お互いの命を守るためです。病気の場合は、毛のパサつきなどの別な症状も現れます。注意してみてあげてください。



口臭がする場合

  • 歯垢や歯石が溜まっている
  • 内臓系の病気が起こっている可能性がある

病気でなくとも、病気の原因(細菌などの付着物)となるものがくっついていることも臭いの原因となります。臭いがどこからしてきているのかをまずは見てあげましょう。口腔内であれば歯磨きをすることで臭いが止まることもあります。

参考:噛まれないように気をつけて!猫の歯磨きが必要なワケとやり方

それ以外の場合は、病気のサインと受け取って、動物病院への受診をおすすめします。以前飼っていた私の猫(当時2歳:オス:MIX)も口から臭いがしてきて、おかしいなと思っていました。それで歯磨きを念入りにしていました。でも、口臭が消えるわけではありませんでした。

悩んだあげく、動物病院を受診しました。原因は、内臓系の病気と歯の磨きすぎだということがわかりました。病気が早くわかって良かったと思いましたが、歯の磨きすぎで歯茎を痛めてしまっていたということに、もっと早く受診すればよかったと反省しました。

マーキングの素、肛門にある分泌液の臭い対策

マーキングの素、肛門にある分泌液の臭い対策

愛猫のお尻が臭いと感じることはありませんか?排泄物の臭いとはまた違った強烈な臭いがします。この臭いの原因は、肛門付近にある肛門腺からの分泌液なのです。

肛門腺の分泌液って?

猫の肛門付近には、肛門嚢と呼ばれる袋があります。そこには「肛門腺」と呼ばれる分泌腺があり、臭いが強い液体が分泌されます。分泌液は、個々で臭いが違うため、縄張りやマーキングをするために利用されているのです。

猫同士がお尻の臭いを嗅いでいる姿を見たことはありませんか?これは、分泌液の臭いを嗅ぐことで、コミュニケーションを取っているのです。

分泌液は便と一緒に出るから臭い

肛門腺の分泌液は、排便時に便と一緒に分泌されます。トイレが異様に臭いのは、この分泌液のせいでもあるのです。ところが、分泌ができない状態にあったり、肛門腺が詰まってしまったりということが起こると、臭いが強烈になるだけでなく、手術が必要になってしまうような病気になってしまうこともあります。

分泌液がうまく出ていない場合に見られる症状

  • お尻を引きずるような歩き方をしている
  • お尻をずっと気にして舐めまくっている

このように変な動きをすることと、ひどい臭いが伴うような場合は、肛門の分泌液がうまく排出できていない可能性があります。病院へ行かず、飼い主さんが行う「肛門腺絞り」という方法があるようですが、あまりおすすめできません。自分でやるのではなく、動物病院でお願いするようにしましょう。


「肛門腺絞り」をおすすめできない理由

まず、「肛門腺絞り」のことを説明したいと思います。これは、肛門を飼い主さんが手で触り、肛門腺をつまむようにして液を絞り出すことをいいます。このようにして溜まった分泌物を強制的に出すのです。

肛門腺の具体的な位置は、肛門を中心にし、時計盤のように見立てて、その4時と8時のあたりになります。分泌液が溜まっているような場合、臭いのする液が出ているのでわかるかと思います。

肛門をつまむようにするというと、とても簡単にできるような感じがするかもしれませんが、猫は嫌がって逃げますし暴れます。つまむ側の飼い主さんも素手では触りたくない部位だと思いますので、シリコングローブなどを用意しなくてはいけません。

猫にエリザベスカラーをつけて行う飼い主さんもいらっしゃるようですが、双方がケガをするおそれがありますし、雑菌が入ってさらに悪化させてしまう可能性があります。それに、飼い猫から距離を置かれてしまうことになるかもしれませんので、おすすめできないのです。

興奮や甘えでも分泌液を出すことがある

著者宅の愛猫(メス・11ヶ月・MIX)が喉をゴロゴロいわせながら、寄ってくることがあるのですが、お尻から臭いを発してくることがあります。最初は「お腹を壊しているのではないか、下しているのではないか」と思いましたが違いました。

猫友に聞いたところ、子猫から成猫になる子や多頭飼いをしている場合などは、どうやら興奮したり甘えたりしたいときに分泌液を出して自己アピールをしてくることがあるとのことでした。(ちなみに著者宅は多頭飼いです)

成猫になればそのようなことはなくなると聞きました。うちにいる他の子たち(成猫)がそんな臭いをさせてきたことがありませんので、話の通りかもしれません。

臭いがしているときは、さっと拭くようにしています。そうすれば、臭いニオイが取れて安心して抱っこすることができます。拭いたティッシュなどは、ゴミ箱に入れると臭いが上がってきます。袋に入れてから捨てるようにしましょう。

賃貸物件の場合に臭い対策をする上での注意点

賃貸物件の場合に臭い対策をする上での注意点

賃貸物件にお住まいの飼い主さんにとって、所有物件の飼い主さんよりも臭いの問題は気にするかもしれませんね。1番注意が必要なのは、便類の臭いです。

壁側にトイレをくっつけてしまうと、便類の付着が考えられます。それに壁紙が臭いを吸ってしまうという点もあるでしょう。また、去勢・避妊手術が遅れてしまうと、スプレー行為をしてしまいます。これもまた家に臭いをつけてしまうことになります。家の臭い問題を何とかするためには、尿や便の処理は徹底することです。

トイレの配置を工夫

猫の便類は臭いが強烈ですから、トイレの位置に注意してください。壁側にトイレを置く場合は、壁紙に便類が飛び散らないように段ボールなどでガードしましょう。トイレがドーム型になっているものを選ぶという選択肢もいいです。(サイズの確認を忘れないでくださいね!)

 

最近はシステムトイレを選んでいる飼い主さんも多いのだとか。そこまでしなくても、便類が飛び散らないようにすることと、脱臭をすることに気をつければ大丈夫です。

著者もアパートで猫を飼っていました。そのときは1匹でしたが、ペットOKのアパートでも臭いがします。友人が遊びに来ると猫をかわいがってはいましたが、臭いのことを気にしていたので、かなり臭っていたのではないかと思います。

アパートを出るときも敷金が戻ってこなかったので、原状回復するのが大変だったのではないかと思います。

空気清浄機よりも脱臭機がおすすめ

トイレのガードだけでなく、空気清浄機や換気扇を回すなど臭いに関しての対策はしっかりするべきです。今は脱臭機が売られています。空気清浄機で取り切れない臭いを取ってくれる機械です。賃貸物件にお住まいの飼い主さんには特におすすめしたいです。

 

まとめ

猫との生活は楽しいですが、快適に過ごすためには臭い対策が必要です。お互いが心地良く生活するためと、もし愛猫が病気になったときにいち早く気づけるようにするためです。これは自分が失敗をしたことから学びました。

臭いは嗅覚を刺激しますので、心地良い生活するためには何とかしなければならない問題です。飼い主が心地良いと猫も心地良いと感じます。そのために臭い対策について考えておきましょう。




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