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初めて猫を飼うなら!最初に知っておくこと&用意する猫用品まとめ

      2018/04/29

初めて猫を飼うなら!最初に知っておくこと&用意する猫用品まとめ

初めて猫を飼う場合、飼い始めるにあたって知っておくべき情報があります。それは入手方法であったり、キャットフードの与え方、トイレの問題、しつけの仕方であったりするわけですが、これから猫の飼育を始めるという方は事前に飼育全体の概要を知っておくべきと思います。

単に「可愛いから」という理由で何も知らないまま飼育を始め、「こんなはずじゃなかった」と飼ったことを後悔し、育児放棄する無責任な飼い主も後を絶ちません。引越し先の物件がペット不可だからと言って、夜な夜な人気のないところに行って「ごめんね」と一言残して平気で捨ててくるなんてケースもあるといいます。

このような飼い主は、自己中で無責任。相手が人だろうが動物だろうが関係なく「自分さえ良ければいい」と思って生きている、あまりに身勝手な輩としか言いようがありません。個人的にはこんな人間とは一生関わりたくありませんね。

無計画に「何とかなるだろう」という、安易な最初の気持ちだけで動物の飼育はできないことを今一度考えて欲しいと思います。


猫の飼育にはしっかりとした住環境と猫用品、キャットフード、トイレの始末、病気への対処、毎月発生する飼育費用、手間もお金もかかります。その覚悟と、何があっても絶対にゆるがない決心があってはじめて飼育することを検討していきましょう。

前置きが長くなりましたが、ここでは実際に猫の飼育にあたって「取り急ぎ、知りたい!」こと、初めて猫を飼う際に知っておくべきこと、あらかじめ用意する必要最低限の猫用品をまとめました。これから猫を飼い始める初心者さんはぜひ参考にしてみて下さい。なお、ひとつひとつの項目に詳細記事へのリンクを貼ってありますので、そちらも併せて参考にしてみて下さい。

猫の入手方法

猫の入手方法

猫を手に入れるためには大きく分けて2つの方法があります。それが、「有料」「無料」です。有料の場合、ペットショップやブリーダーさんなどを利用する方法です。無料というのは、譲渡会や保健所、拾うという方法を取る場合を指します。

ペットショップ

ペットショップではお金を払って猫を購入するわけですが、メリットとして自由に見ることができるだけでなく、猫の詳しい情報を知ることがあたります。(性別・生まれ・ワクチンなど)

ペットショップで猫の購入を検討している場合は、クーリングオフ制度の適用など商品のような取り扱いのルールがありますので、店員さんからしっかり話を聞いておきましょう。血統書付きの子を購入する場合は、血統書の送付時期などの確認も必要です。

こちらの猫は、おおむねワクチンの接種が済んでいるというメリットもあります。(生後1年目の子)

参考:猫を飼う前に知っておこう!猫の値段と飼育費用はどれぐらい?

譲渡会

スーパーマーケットなどの商業施設の掲示板や、ネット内などで里親募集として情報が出ていますので、1度は見かけたことがあるかもしれません。譲渡会は、保護活動を行っている団体が行っています。場所を変えて定期的に行われているのが特徴的です。

譲渡会では子猫もいますが、生後1年以上の猫たちもいます。1匹ずつケージに入れていて、気に入った子がいた場合は抱かせてもらったりといったコミュニケーションを取ることができる点がメリットですね。

保護活動をしている団体によって、譲渡に際して条件があって何度かお試し期間を経てということもあります。私もフリーマーケットの会場で行われていた譲渡会で、子猫をもらってきたことがあります。この会では書類に記載をしてすぐに連れて帰ることができました。会によっていろいろ条件がありますので確認をしましょう。

去勢・避妊手術やワクチンは、猫によってまちまちです。このあたりは要チェックです。譲渡会の場合は猫は無料でもらえますが、ワクチンや手術をしている場合はその分だけの費用を負担しなければならないこともあります。

なお、なかには譲渡条件が非常に厳しい場合もあります。例えば一人暮らしはダメ、年収がいくら未満の方はダメなど、人格否定されているような気持ちになってしまうほど厳しいこともありますが、それにはそれなりの理由(過去に譲渡先で虐待があった等)があるため、条件を満たせていないからと言って落ち込む必要もありませんし、猫を飼うことを諦める必要もありません。

「猫を飼うなら出来るだけ里親として保護してあげたい」という優しい気持ちは一旦置いといて、譲渡してもらえないならペットショップで購入することも結果的には売れ残りの猫を減らしてあげることに繋がります。

参考:ペットショップよりも譲渡会で猫を貰いたい!その一般的な条件とは?

保健所や動物愛護施設

各地域の保健所や動物愛護施設でも猫を譲渡してくれます。この場合も費用はかかりません。子猫より成猫が多いでしょう。また、血統付きの猫はほとんど見られません。多くはMIX猫になります。

ワクチン接種の有無や去勢・避妊手術の有無もわからない場合もあります。(成猫の場合は去勢・避妊手術が済んでいることも多いようです)

保健所や動物愛護施設では、猫を譲渡するにあたっていくつかの条件が出されています。条件は各自治体によって異なりますが、だいたいの下記の内容が目安となりますので、目を通してみてください。

  1. 保健所や動物愛護施設の管轄する自治体に住んでいること
  2. 成人であること(年齢の上限を設けている自治体もあり)
  3. 同居家族の同意があること
  4. 終生にわたり、責任を持って飼育できること
  5. 飼うことのできる住宅に住んでいること(証明書が必要な場合もあり)
  6. 飼い主に時間的や経済的な余裕があること
  7. 保護猫を動物病院で診察させること

このような内容は、保健所や動物愛護施設のホームページでも確認することができます。


捨て猫を保護

捨て猫や野良猫を見かけることもかなり多くあるかと思います。保護する場合は、家の中に入れる前に動物病院に連れて行きましょう。

私も道路の真ん中で動けなくなっていた猫を保護したことがあります。その際、びっこをひいていたので動物病院に連れて行ったのです。外で生活していたこともあり、ダニが体についていて、駆除してもらうことになりました。このように、外にいた猫を保護する場合は、体に何か付いていたり、病気を持っていたりすることがあります。

また、ワクチンが未接種ですし手術も行っていません。そういった点を踏まえ、まずは獣医に診てもらうことを第一としましょう。

市町村によっては、捨て猫や野良猫を保護してかかった治療費の補助が受けられるそうです。そのあたりは、お住まいの地域の行政ホームページなどをチェックしてみましょう。

参考:野良猫や捨て猫を保護した!飼い猫にする際の注意点とは?

ブリーダーさんから譲り受ける

特定の血統の猫を飼いたいという方は、その血統の猫の飼い方などを知り尽くしているブリーダーさんから譲り受ける方法がおすすめです。譲り受ける場合もペットショップ同様に有料です。

ブリーダーさんの場合は商売として行っていますので、若干高めな金額設定になっていることもあります。また、血統書をつける場合は実費です。ブリーダーさんはホームページ上で猫の様子などを公開していますので、確認してみてくださいね。

飼育前に必要な猫用品

飼育前に必要な猫用品

猫を飼うとなったら、必要最低限な物は猫が来る前に用意しておく必要があります。

  • 食べ物(生後間もない子猫の場合はミルク、月齢がある程度の子はキャットフードなど。)
  • 皿×2(エサ用と水用です。使わない食器で代用可。)
  • トイレ容器(スコップなどセットになっているものが便利です。ダンボール代用可。)
  • トイレの砂(最初なので1回で1袋は使うことになります。)
  • 消臭グッズ(トイレの臭いを何とかするものを準備しましょう。)
  • 爪とぎ(猫は爪を必ず研ぎます。専用のものを置かないと家具や壁などでもやります。)

早急に必要な物は以上6つ、特に食べ物とトイレ用品は絶対に欠かせません。

ペットショップなら飼育知識のある店員さんに相談して買えるというメリットがありますが、その場でまとめて買うには選ぶのに時間がかかったり、買い忘れがあったり、荷物になってしまうなんてことも。あらかじめ購入する物を事前に調べておいて、リストにしておいた方が良いと思います。

その点、amazonであれば宅配してくれますし、人気商品が分かりやすくて口コミも参考になるので、事前にまとめ買いするにはかなり便利だと思います。

【amazon】猫用品コーナー

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

後々必要になる猫用品

  • 爪切り(ペット用の物を用意します)
  • 猫用シャンプー(月1程度で洗ってあげる必要があります。)
  • ブラシ(毛が抜けますので、ブラッシングが必要です。)
  • キャリーバッグ(お出かけするときに必要です。)
  • 自動給餌器・自動給水器(自宅を長時間留守にする際に必要です。)

以上のようなグルーミングに使うような物は、猫が新しい家に慣れてからでもいいかと思います。

キャリーバッグに関しては、病院などに行くときに必要です。さまざまなタイプがありますから愛猫に合った物を選びましょう。

ケージや寝床、おもちゃなどは代用品でも十分に暮らしていけますが、揃えてあげたいと思う物があれば少しずつ揃えていってあげるようにするといいです。

あとは住環境にもよりますが、運動不足やストレス解消にキャットタワーなども検討しましょう。

詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。

動物病院でやってもらうこと

動物病院でやってもらうこと

初めての動物病院って、「何をするのだろう」と不安になってしまうかと思います。一番大切なのは、ワクチンと健康状態をしてもらうことです。猫を入手する前にかかりつけになる動物病院を探しておきましょう。

入手する日が決まったら、その日に合わせて予約しておくとスムーズです。料金に関しても事前に問い合わせておくといいでしょう。

ワクチン&健康診断

ワクチンを打ってもらうことで、死につながってしまうような怖い病気から猫を守ることができます。ワクチンは1年に1回の接種となります。

健康診断では、体に不調なところはないか、ノミやダニがついていないかなど、さまざまなところを診てくれます。

拾い猫や野良猫の場合は、かなりの割合で付いているようですのでしっかり診てもらいましょう。病気が隠れていたり、先天性のものがあったりする場合も見つけることができますから、健康診断は大切です。

参考:飼い主の義務!猫のワクチン接種について知っておくべきこと

その他

ペットサロン同様に、体のケアをしてもらうことができます。飼育初心者のため、まだ爪切りなどができないという場合は、動物病院でお願いするといいでしょう。爪だけでなく、耳掃除や肛門嚢絞りなどもやってくれますので、慣れない飼い主さんが怖々やるより動物病院でお願いした方が安全です。

その際にやり方をよく観察して、その後は少しずつ自分で出来るようにしていけば良いと思います。分からないことは聞けば教えてくれます。

その他にも、さまざまな相談をすることができます。ダイエットのことやしつけなど、動物に関することなら何でも教えてくれます。私も検診のときなどに獣医に質問しまくっています。

料金のこと

動物の場合は保険証がありません。だからお金がかかるイメージがあって、「病気が疑われてもなかなか行くことができない」となってしまいがちです。

猫用の保険もありますので、加入するなどして何かあった時にすぐに連れていける体勢を飼い主がしっかり取っておくことが必要です。

参考:猫を飼う前に動物病院を探しておこう!利用の仕方や料金について知っておくべきこと

猫の飼育方法

猫の飼育方法

飼育の仕方で大切なのは、食事とトイレです。これを最初に教えれば、後は何とかなります。ただ、どんな猫でも今までと違う場所に連れて来られたら、緊張して萎縮もするということを覚えておいてください。

そこで大切なのは「無理強いをしない」ということです。気長に見守ってあげることも愛猫との今後の良い関係性に繋がります。

エサの与え方

エサ皿にエサを入れたら食べてくれるわけではありません。飼う猫の月齢に合うエサを用意しましょう。

  • 生後間もない子猫:子猫用のミルク(牛乳はお腹をこわすので不可)
  • 歯が生えている子猫:ふやかしたキャットフードか、猫用ベビーフード
  • しっかり食べられる月齢の子:月齢に合ったキャットフード

このような感じで食べられる状態にして与えることが大切です。最初のうちは怖がって押し入れの隅や逃げ回ってしまうこともあるかもしれません。そのような時は、知らん顔をしてエサ皿に用意してあげましょう。飼い主の顔を伺いながら食べに来ます。

子猫は日に3~4回程度、成猫は日に2回が目安です。キャットフードのパッケージに月齢によっての与える目安が書いてありますから参考にしてください。

水は、新鮮なものを用意してあげましょう。食事の時間には必ず新しいものに替えてください。

トイレ

猫のトイレは、砂の上ですることを基本としています。だから猫のトイレ砂(猫砂)をトイレ容器に入れてあげるのです。どうしてもトイレ砂を用意することが出来なかった場合は、新聞紙をちぎって代用してもいいでしょう。

トイレの場所は、わかりやすい場所に置いてあげます。最初は隠れていてもトイレに行きたくなると出てきますので、その時をねらってトイレの場所を教えてそこでさせるようにします。

必要なしつけ

猫飼育初心者にとって、「しつけは難しい」と感じるかもしれません。でも、最低限のしつけだけはきちんとやっておかないと大変なことになります。

猫にとっての必要最低限なしつけは、「トイレ」「爪とぎ」です。

トイレ

  • トイレを用意しておきます。
  • トイレの中に入れ、前足で砂をかくようにします。(何回か繰り返しましょう)
  • 猫がトイレに行きたいような素振り(床のニオイを嗅ぎ回る・前足で掘るようなしぐさをするなど)を見せたら、すぐにトイレに連れていきます。
  • ここで1度でも用を足せば、次からそこでするようになりますので、トイレの場所を移動しないようにしましょう。(猫が家に慣れるまで)

参考:猫のトイレのしつけ方まとめ!トイレ環境を整える~失敗時の掃除方法まで

爪とぎ

  • 爪とぎを用意します。(タイプは何でもOK)
  • 猫を連れて来て、そこで爪を出して研ぐようにします。(何回か繰り返しましょう)
  • どこかで爪を研ごうと手をかけたところを見かけたら、すぐに爪とぎ場に連れて行って猫の手をとって、掻く真似をします。

参考:家具はやめて~!猫の爪とぎのしつけ方とおすすめ爪とぎ器

叱るタイミング

猫がおいたをしてしまったときは、現行犯で叱るようにします。そうしないと、なぜ叱られているのかわからなくて、飼い主になつかなくなってしまうからです。

叱るときは、「コラ」や「ダメ」などの短い言葉で、大きめに声を出します。叩いたり閉じ込めたりといった罰を与えることもよくありません。恐怖を感じるようになってしまいます。

食べ物

猫は、人間の食べ物を食べたがります。しかし、塩分が強かったり、アレルギーがあったりして健康を害してしまうことがあります。それだけは避けなければなりませんよね。ですから、ゴミを漁ったりしないことなどを教えます。ゴミを漁ったら「ダメ!」と大きな声で言いましょう。猫は逃げますが、追いかける必要はありません。数回やると、ダメだということが理解できます。

参考:飼い主は要注意!猫が食べてはいけないもの8選

ブラッシングやトリミング中の甘噛み

毛をとかしてあげたり、遊んであげたりする時間って楽しいですよね。猫にとっても飼い主とのふれ合いは楽しいものです。そのときに、飼い主の手を噛んだりすることがあります。(子猫に多いです)この甘噛みは、止めさせる必要があります。

「子猫だから痛くないし」と思っていると、成猫になってもやります。それに何かあったときに飼い主に危害を加えることに繋がりますので、止めさせましょう。噛まれたときに、「痛い!」と大きめの声で言いましょう。1~2回のうちに気がついてやらなくなります。

参考:猫の清潔さを保つためにトリミングやカットをしてあげよう!

猫を飼うために知っておいた方がいいこと

猫を飼うということは、人間ほどではありませんがお金がかかります。エサ・トイレ砂・病院代などが主です。その中でも病院代は、保険が利きませんので全額負担となるため、飼い主の負担が大きいです。

猫は、よほどのことがない限り長生きをします。「15年生きると80万円前後かかる」と言われていますが、実際はもっとかかっています。

病気にならなくてもワクチン接種をしなくてはなりませんし、病気になったら何十万という金額がかかります。そのことを考えて、保険に加入するという方法を取るなど、考えておく必要があります。

参考:猫を飼う前に知っておこう!猫の値段と飼育費用はどれぐらい?

まとめ

猫を飼い始めるときに知っておくべき情報を集めてみました。私は、たくさんの猫を飼ってきました。その経験から大切だと思うものだけを厳選したものです。これだけ知っておけば、初めてでもちゃんと飼うことができるでしょう。

猫がいる生活を楽しんでみてほしいと思います。

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