猫はしっぽの状態で気持ちが分かる!よく観察してご機嫌を見極めよう

猫はしっぽの状態で気持ちが分かる!よく観察してご機嫌を見極めよう

猫は言葉が話せませんが、猫の機嫌の良し悪しを察するのはそんなに難しいことではありません。見極めのポイントは主に「しっぽ」「しぐさ」「鳴き声」の3つです。

なかでもしっぽの状態で猫の気持ちがよく分かります。今怒っているとか、不機嫌とか、甘えてきていることなどの気持ちが理解できると意志疎通がしやすくなり、愛猫と今以上に仲良くなれるのは間違いありません。そうなれば、家族としてもっと心が近く感じられ、より一層かわいく感じられることでしょう。

ちなみに私はこれまで散々失敗してきました。そのことから学んだことを書かせていただきましたので、参考にしていただけたらうれしいです。

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猫の言葉代わりになる『しっぽの状態』

猫の言葉代わりになる『しっぽの状態』

猫は言葉を話すことができないため、行動をみて色々と判断するしかありません。その中でもしっぽの状態やその動かし方によって感情を判断することができます。

しっぽから発しているサインをよく見て、気持ちを汲み取ってあげることがコミュニケーションを取るためにも有益になります。注意して観察していれば、猫の気持ちを勘違いすることがなくなるでしょう。会話こそできなくても、それによってお互いにいい関係性で暮らせたら理想的ですね。

最初は見極めることが難しいと感じるかもしれませんが、しっぽの動きに注意してよく観察してみると、実はいろんなパターンで動かしていることが分かります。

一番簡単な見極めは、小さい感情の時は小さく動かし、大きな感情の時は大きく動かすということです。特に不安だったり落ち着かない気持ちが強かったりすると、大きく動かしますよ!

ここからは、猫のしっぽの状態や動かし方の具体例を挙げて、その時の感情を紹介していきたいと思います。

機嫌のいいときのしっぽ

機嫌のいいときのしっぽ

機嫌が良い時のしっぽの動きを集めてみました。

しっぽをぴんと立てる

これは、機嫌がよい状態でうれしさや甘えの現れです。飼い主が帰宅した時などに良く見られます。このような状態で近寄ってきた時は、

  • 撫でてほしい
  • 餌や水がほしい
  • 遊んでほしい

など、スキンシップを求めていると思っていいでしょう。猫と仲良くなれる最高のタイミングです。パソコンに向かっている時や、新聞・雑誌を読んでいる時など、いきなり目の前に来て座りこんだり、横になったりすることがあります。

「さっき遊ぼうとした時は無視していたくせに、突然どうした!?」と思われるこのしぐさは、自分に注目して欲しいんです。自分に目を向けて欲しくて来ているので、邪険にしないで優しく撫でたり声をかけたりしてあげましょう。

しっぽを立てた後に弓のようにしならせる

このようにしならせた状態はあまり見たことがないと聞きます。私の猫友も言っていました。でも、注意してよく観察しているとしっかりとやっているんです。

こちらのしっぽの状態は、興奮状態にあるときにやります。猫とおもちゃで遊んでいるときなどにこれをよくしていますから、しっぽに注目してみてくださいね。

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抱かれた時にしっぽを垂れ下げる

飼い主が猫を抱っこしたときに、しっぽをこのように垂れ下げたら、安心してリラックスしている状態にあります。このまま寝てしまうこともあるかもしれません。そのくらい落ち着いています。好意を示し、うれしいとか、好きといった感情が溢れ出てしまっているのです。

また、「遊んで~」「ご飯ちょうだい」などというような甘え&欲求を表していることもあるようです。飼い主に近づきながらこのしっぽをさせていたら、好意を示していると判断できます。

同時にお腹を見せたり、すり寄ってくる動きも見せます。お腹を見せるというしぐさは、相手を信頼していなければやりません。猫が飼い主の前で寝転がってお腹を見せてきたら、「信頼してるよ。大好きだよ!」のサインです。

動物が内蔵のあるところをさらけ出す行為は、命の危険を伴いますから本来は絶対にしません。でも、見せてきたということは命の危険を感じていないこと、つまり信頼をしているということなのです。

実家の飼い猫は、父や母には横になってお腹を見せますが、私がそばへ行くとすぐにお腹を下にしてお腹を触らせないようにします。

抱かれた時にしっぽをゆっくり動かす

猫は人に抱かれるとたいていしっぽを大きく動かして嫌がりを示すのですが、しっぽをゆっくりと動かしている時は、心地よさやのんびり感、うれしいことを示しています。飼い主に抱かれて、ご機嫌も良くなっている状況です。

座ったときに前足にしっぽを巻き付ける

リラックスしています。飼い主の膝に座り込み、しっぽを巻き付けたら、そこでしばらく過ごそうと思っていると受け取っていいでしょう。

ご機嫌斜めなときのしっぽ

ご機嫌斜めなときのしっぽ

猫の機嫌が悪い時は、しっぽの動きが大きくなります。

パタンパタンと素早くしっぽを振る

機嫌の悪さが顕著に現れています。イライラや不快感がたっぷりといったところでしょうか。こういうしっぽの動きをしている時は、同時に顔も見てみてください。表情にも不快感が見られるはずです。

このような時は、構わないでそっとしてあげましょう。無理して構うと、噛まれたり威嚇されたりする可能性があります。

私は初めて猫を飼った時、このしっぽの動きを見て、犬と同様に「喜んでいるんだ!」と勝手に決め込んでしまい、構おうとして噛まれました(泣)その時、初めて犬とは動かし方が違うのだと知ったのです。

同時にぷいっとそっぽを向いてしまうことがあります。これは飼い主に怒られたとか、仲間の猫とケンカしたとかの後に見られることが多く、相手に敵意がないことを示すしぐさです。悪いことをして反省していないというのではなく、「刃向かいません」といったところでしょうか。

抱くとしっぽを早く動かす

抱かれることがそんなに好きではないので、たいていの場合はしっぽを動かします。この時、大きくしっぽを動かし、なおかつ早く動かしている場合は、はっきり嫌がりを示しています。この動きをさせていたら、すぐに下ろしてあげましょう。しつこく抱いていると逃げますが、余計に機嫌を悪くさせてしまいます。

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しっぽの毛が立ち、膨らませた状態

威嚇をする時の体勢です。背中の毛を立ててしっぽをブラシのように膨らませて大きく見せます。自分の体を大きく見せて相手を威嚇しているのです。自分が優位であることを示し、臨戦態勢と言ってもいいでしょう。

興奮状態にありますが、それと同時に恐怖感もあります。そのため、「シャー」と威嚇を見せることもあります。また、驚いた時にも見せる動きです。

さかりがついているのに外に出られないなどの原因で、気が立っている時は、飼い主にもこれをやります。噛まれないように気をつけましょう。(必要以上にそばに寄らないことです。)

しっぽで体を巻くようにくっつける、抱いたときにしっぽをお腹にピッタリとつける

猫がしっぽを体にピッタリと巻きつけている時は、恐怖心を感じています。弱気になっている状態ですので、優しく接してあげましょう。怒ったり大きな声を出したりすると余計にストレスを与えてしまいます。

腹を上にして抱いたときに、しっぽをお腹にピッタリつけることがありますが、これも同様に怖がっているのです。家に来て間もない頃や、抱かれた時に不安定さを感じてもこのしっぽをします。

譲渡会でいただいてきた猫がこのしっぽをさせていました。最初はその動かし方がかわいくて、それを見たいが為に何度も抱っこしました。しかし、検診の時に獣医に指摘をされてやめました。猫にとってストレスになっていたようです。かわいそうなことをしてしまったと反省しています。

足と足の間に挟み込むように巻き付ける

この場合も先ほどと同様に、恐怖心があるときに行う動きです。この時は体も小さくさせて、うずくまるような姿勢を取るのでわかると思います。

うずくまって相手より小さくて弱いことを示し、「弱いから襲ったりしないで」と意思表示しているのです。

しっぽを振る・揺らすときの気持ち

しっぽを振る・揺らすときの気持ち

猫のしっぽから分かる気持ちの中で、この揺らす行為は表現の仕方に種類があります。上記のしっぽの状態から分かる「機嫌の良し悪し」と内容は被ってきますが、ここではしっぽを振る・揺らす動作からその気持ちを判断してみましょう。

鞭のようにブンブン振る

相当いらだっています。かなりご機嫌斜めの状態ですので、うっかり手を出すと噛まれてしまうこともあります。(犬と同じだと思って、頭をなでようとしたら噛みつかれました…。)

同時に、耳をずっと後ろに向けっぱなしにしている時は、大きなストレスがある証拠です。騒音や悪臭、多頭飼いで相性が合わないなど様々な原因が考えられます。

あまりにも長引く場合は、獣医に相談してみることをおすすめします。

先っぽだけを小さく早く振る

落ち着かなかったり、ちょっと不安だとこの動きを見せます。例えば新しい環境に置かれた時など、隠れようとしたり逃げたりする時は、警戒していますし怖がっています。慣れるまで自分の身を守ろうとしてやるのですから、無理に引っ張り出そうとしないであげてほしいと思います。(知らない人が来た時も隠れてしまいますが、構わないであげる方が早く出てきます)

立った状態で下にさげて左右に振る

見慣れない人やものがある場合によくやります。興味を示して観察しているときに見せる動きです。ニオイをかいだりしながらやる姿がかわいいんです。

横になった状態で大きく振る

機嫌がいいときやリラックスしているときにやります。それだけでなく、考え事をしているときにもやるようですので、こんなときはそっとしておくのがいいかもしれません。

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寝ているときにしっぽだけパタパタと振る

寝ているときに名前を呼んだりすると、こういう動きを見せると思います。これは、眠くて起きるのが面倒、でも合図だけしっぽで出しているというところでしょうか。

成猫になってくるとすごくこれが多いように感じられます。(うちの猫だけでしょうか…。)でも、その姿もまたかわいらしいので許せてしまいます。

抱いている時に振る

かわいくて抱き上げたくなってしまいますよね。そんなときに、しっぽを早く動かしていたら、嫌がっているのだそうです。もっとも、嫌がるそぶりも見せますのですぐにわかると思います。

しかし、ゆっくりしっぽをふっていたら、居心地がいいという証拠です。このように、しっぽをふる行為にはいろいろな意味があります。その前後の動作も一緒に考えるとうなずけるのではないでしょうか。

機嫌の悪いときのしっぽのふり方は絶対に覚えておきましょう。そうしないと、私みたいに噛まれてしまいますよ。

しっぽを下げているとき

しっぽを下げているとき

しっぽをだらりと下げた状態のときもあります。このときは、落ち込みなどの気分が低下していることを示しています。

また、機嫌の良し悪しの他、体調が悪い場合もしっぽで表現します。体調が悪かったり元気がなかったりする時に、しっぽをダランとさせます。

体を横にしている場合もありますので、しっぽがダラリとさせていたら、他の症状が出ていないかと、気をつけて見てあげる必要があります。食欲や便の状態を見て、判断しましょう。

しっぽの毛を逆立ているとき

しっぽの毛を逆立ているとき

一般的に怖がっていると言われますね。確かに恐怖や驚きを表しているのですが、それだけではありません。相手を威嚇するときも毛を逆立ててしっぽを立てます。

威嚇にも2種類あり、毛を逆立ててしっぽを立てるときは、「防御的威嚇」といいます。相手を追い払いたいときに行います。

毛を逆立ててしっぽを下向きにしているときは、「攻撃的威嚇」のサインです。ケンカを仕掛けるときにこういうしっぽになります。

外で生活している猫や、複数の飼い猫がいて新参者が入ってきて気に入らないなどの場合に、攻撃的威嚇をすることがあります。当然のことですが、この後はケンカになってしまいますのでご注意ください。

猫のしっぽから分かる気持ちまとめ

猫のしっぽから分かる気持ちまとめ

こういったしっぽから感じ取ることができる表現方法は、一般的に見られる動きです。もっと他にもあると思いますが、それは愛猫ちゃんと飼い主さまの間で見つけてみてください。

猫のしっぽからわかる気持ちは、前後の行動も関係してきますので、その辺もよく観察してみると、おもしろい気持ちの動きが見られるかもしれませんね。

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