猫のトイレのしつけ方まとめ!トイレ環境を整える~失敗時の掃除方法まで

猫のトイレのしつけ方まとめ!トイレ環境を整える~失敗時の掃除方法まで

初めて猫を飼う人にとって一番不安に感じてしまうのは、トイレのしつけではないでしょうか。

私もコツを知るまでは本当に苦労しましたので、ここでは簡単にできるコツやトイレ環境など、猫のトイレのしつけに必要なことをひと通りお伝えしたいと思います。

猫のトイレのしつけをする上で知っておくべきこと

難しいように感じる猫のトイレのしつけですが、実はやってみると簡単です。そのためには排泄の習性を知ることから始めましょう。猫は砂の上で排泄をするという習性があります。砂漠地帯で生活していたというその昔からの習性です。ですから、市販で売られている猫のトイレ用の砂を活用することができるのです。

外で生活している猫が公園の砂場などをトイレとしているという話を聞きますが、これも猫のトイレの習性と関係していると思います。

それでは次に、しつけをする上で必要な猫のトイレ環境を整えることからはじめていきます。

スポンサーリンク

トイレ環境を整える

トイレ環境を整える

猫のトイレ環境は一番先に整えますよね。しかし、最初のうちはよくても段々と崩れてくることがあります。飼い主さんが仕事などで忙しいときは要注意です。

猫は基本的にきれい好きです。トイレの環境が悪いと別な場所でしてしまったり、トイレを我慢して泌尿器系の病気の原因になってしまったりすることになります。「トイレ環境を整える」ことは大切にしましょう。

  • トイレに糞便が溜まらないようにする(便の状態のチェックは毎回しましょう!)
  • トイレ容器ごと洗う(月1程度が目安)

多頭飼いをしている場合、トイレが不足している可能性があります。そうすると、「トイレ以外の場所で粗相をした…」という事態が起きます。うちでは最高で6匹飼っていたことがあります。(子猫が生まれたので)飼い始めたとき家に用意してあったトイレは2つでした。(6匹の前は3匹でした)

少し経つと、玄関マットに粗相する子が出てきました。しかし、どの子かはわかりません。そこでトイレが足りなかったのではないかと考え、慌ててもう1つ買い足しました。その後は粗相がなくなりました。トイレが少なかったために間に合わないということが起きたのかもしれません。または、立場の弱い子がトイレを使えずにいたということも考えられます。

今はさまざまなタイプのトイレが売られています。全自動が販売されている時代です。それでもトイレ環境だけはしっかり見て、整えてあげるようにしましょう。

猫が使いやすいかどうかを重視して

猫はとても清潔好きで、トイレが汚れているとその場所ではしなくなってしまいます。それ以外の問題として考えられるのは、猫にとっての使いやすさがあるかどうかです。

たとえば、トイレのふちが高すぎるようなものも嫌がります。子猫の場合はそこに上がるまで時間がかかり漏れてしまうという話も耳にします。猫が使いやすい高さのものを用意してあげることで解消できるはずです。

トイレも狭いところを好む子がいます。ドーム型が人気ですが、個人的には掃除がしづらいことが難点かなと思っております。ドーム部分の取り外しができるものであれば、いいかもしれません。

一時期、ドーム型を使っておりました。その時飼っていた子は2匹でしたので、試してみたのですが、頭をぶつけたりすることがありました。あるとき、愛猫がトイレに入っている時にお皿を落としてしまい、大きい音がしたのです。愛猫は飛び上がって驚いたようで、ドームに頭がぶつかったようです。トイレが動きましたのでわかりました。そのあと猛スピードで飛び出して行きました。用を足している時に申し訳なかったと反省しております。その出来事以来、ドーム部分を取り外して使うようにしました。

著者のようなコントっぽいのはごくまれだと思います。他のお宅の猫は外が見えにくい分、使ってくれる子も多いようです。いずれにしても、飼い猫が使いやすいトイレ(ふちの高さなど)を考慮してあげた方がいいことは確かです。

猫砂をやたらに変えないこと

安い猫砂があったからとか、新商品が出たからなどの理由で、しょっちゅう変えることはおすすめできません。猫砂もトイレ環境の一部と考えてください。砂の感じが変わったことを、猫は感じ取って粗相の原因となってしまうことがあります。ですから、なるべく同じものを使うようにしましょう。

変えるのであれば、以前とタイプが似ているものにするなど劇的な変化を与えないものにします。

トイレの置き場所

最初のうちはトイレの場所を覚えてもらうために、飼い主の目の届くところがいいでしょう。いきなり遠い所だとトイレの場所がわからずに、床やじゅうたんに粗相をしてしまうことがあるからです。

一度トイレの場所を覚えれば、少しずつ場所を移動して見えないところに持っていってもいいでしょう。最初は見えるところ、その後は「人通りが少なくて食事の場所からは遠い」ところにしてあげるといいです。

トイレの置き場を考えた時に、「人通りが少なくて、食事の場所から遠い場所」が難しいという飼い主さんもいらっしゃるかと思います。住んでいる間取りなどを考えるとあまり選択肢がないということもあるでしょう。

そこで、トイレ置き場として考えられる候補を挙げてみました。

  • 洗面所
  • 廊下の隅
  • 玄関の隅
  • 勝手口の近く
  • 窓ぎわ
  • 人用トイレの中

などです。私は戸建てに住んでいますので、廊下の隅が定位置となっています。実家では勝手口がありますのでそこが定位置です。1Kアパートに住んでいる友人は、リビングに置いているそうです。

ここで注目していただきたいのは、どの位置に置いても気になってしまうのは「ニオイ」だということです。ニオイを何とかするために、消臭スプレーや空気清浄機などを活用している飼い主さんもいます。猫にとってニオイはすごく重要なものです。しかし、人間にとっては害となるものですから、対策を一緒に用意することを忘れないで欲しいです。

スポンサーリンク

猫のトイレのしつけ方

初めてのトイレのしつけ方

ここからいよいよトイレのしつけに入ります。トイレのしつけで大事なのは、猫のトイレサインを見逃さないことです。

トイレサインとは?

猫がトイレに行きたくなると、しきりに床のニオイをかいだり、うろうろ・キョロキョロし始めます。その後、床をひっかく仕草や、お尻をむずむずさせることを言います。排便をしたくなると、必ず同じ場所をくるくる回ってニオイをかいだりしますから、すぐにわかると思います。

トイレサインをし始めたら…

トイレサインをし始めたら、飼い主さんは慌てないようにしてくださいね。「トイレはこっち!」や「ちょっと待って!」などと大きな声を出すと、ビックリしてしまいます。飼い主さんが落ち着いて対応することが大切です。

子猫の場合は、ビックリしすぎて逃げたり漏らしたり、飼い主さんを怖い存在と思ってしまいます。優しく抱き上げて、トイレまで連れて行ってあげましょう。そこからがスタートです。

できれば屋根とかがないタイプのトイレを用意します。これは、トイレトレーニングのときに便利だからです。砂の感触がわかれば、そこに排泄してくれます。

しかし、子猫の場合はわからずにトイレから出てきてしまうこともあります。そんなときはその場にいて、排泄が済むまで付き添ってあげると早く覚えます。数回はこれを繰り返すことになりますが、そうすることでしっかりと覚えてくれるようになりますので大切です。

ちゃんとトイレをすることができたら、ほめてあげてください!そうすれば、猫に飼い主の気持ちが伝わります。

愛猫がトイレで成功したら、ほめた後にすぐ掃除したくなりますよね。すぐ掃除してしまうと猫自身のニオイの残りがなくなってしまうため、少し時間をおいてからトイレ掃除をすることが好ましいです。特に子猫の場合は自分のニオイがしないとトイレがわからなくなってしまう原因になります。(粗相を引き起こす原因となりかねませんので要注意!)

ニオイがきつくて大変に思うかもしれませんが、最低でも5分はニオイを残してあげてください。ニオイでトイレの場所を覚えさせるためです。これはトイレトレーニング中限定の話です。トイレを覚えたら、すぐに掃除をしても大丈夫です。

もしトイレ以外にしてしまったら…

慣れないうちはトイレ以外に粗相をしてしまうことがあります。そんなときは、どうしてもイラッとして叱ってしまうこともあるでしょう。この時の叱り方に注意です。

  • 叩く
  • 怒って追いかけ回す
  • 大きな声で怒鳴る

こういうことをしても、猫は萎縮してしまうだけで覚えません。これは人間にも同じことが言えます。こういう方法はしつけにならないどころか逆効果なのでしないようにしましょう。

もしトイレ以外の場所でしている最中に出くわしたら、その場で大きな声で「ここじゃないよ」と排泄を中断させ、抱き上げてトイレの正しい場所につれて行くようにします。

失敗してしまった時の掃除方法

床などに粗相をしてしまった場合はニオイが残らないように徹底的に掃除をします。そうしないとニオイのするところをトイレと勘違いしてしまうからです。水分などを拭き取ったあとにお湯拭きをし、さらに住居用の洗剤を使って何度か拭きます。

そのあと、さらに固く絞った雑巾でしっかりと拭けばニオイは取れます。じゅうたんなども水分を取ったら、専用の洗剤を使いましょう。布自体に染み込んでしまうと厄介ですので、お湯で絞った雑巾で叩くようにして拭くと効果的です。

とにかくニオイを残さないことが重要ですので、粗相をしてしまったらすぐに対処しましょう。粗相をしてしまった場所を掃除し終わった後に、愛猫が一生懸命にニオイを嗅いだり、掘るような仕草をしたりすることがあります。これはその場所がまだ臭っている証拠です。そのまま放置すればまたそこで排泄しようとします。

このような仕草が見られたら、猫はニオイを感知しているのだと思ってください。猫用の清掃剤や消臭剤が売られています。徹底的にニオイを取り去るようにしましょう。

他の猫がいる場合

他にも猫を飼っている場合は、先住の猫がトイレの場所を教えることが多いです。母猫がいる場合は子猫に教えてくれますので飼い主としては楽ですね。先住の猫がいる場合は教えてくれることが多いのですが、相性が合わないと教えないことも考えられます。

相手が子猫の場合であれば、たいていの場合は教えてくれますが、成猫の場合は飼い主さんが教えてあげる方がいいかもしれません。

譲り受けたトイレや、先住猫が使っていたトイレなどを使うことがあるかと思います。それが原因で粗相をしてしまうこともあるようです。

トイレ自体のニオイを嗅ぎ分けてしまう子がいるからです。また、洗剤臭や柑橘系のニオイなど猫が嫌いなニオイがしたら、トイレを使ってくれません。汚れやおしっこが結晶化していることがありますので、中性洗剤とスポンジでトイレを丸洗いしましょう。タオルなどで拭いてもいいのですが、外で陰干しするとなお良いですよ。

どうしてもニオイが取れない、使ってくれないという場合は、新しい物を購入するか手作りして今の猫の専用を用意してあげましょう。

なかなかトイレを覚えてくれない時は?

もらって来た猫の場合は、以前の家や施設で使っていたトイレの砂をもらってきて、トイレの中に混ぜて入れておくというのも1つの方法です。自分の尿のニオイがすれば、トイレに入りやすいことは言うまでもありません。

また今では、猫のトイレしつけがうまくいかないという人のために、「しつけスプレー」という楽なものが売られています。トイレの猫砂にこれをふりかけると、尿のニオイがするので、そこでしようとするように導くことができるものです。

ただ、敏感な猫には自分と違うニオイがするとやらなくなってしまうこともあるようですので、奥の手として考えた方がいいかもしれません。

スポンサーリンク

トイレのしつけをしたのに粗相してしまう理由と対処法

トイレのしつけをしたのに粗相してしまう理由と対処法

トイレのしつけをしたのに、粗相をしてしまうことはよくあります。トイレまで間に合わないことや、トイレに感じている不満など理由は個々によって変わってきます。

考えられる理由を挙げてみました。

  • トイレに問題がある
  • ストレス
  • 病気が隠れている
  • 粗相した場所をトイレと思ってしまった

などです。

トイレに問題がある

成猫に多いのですが、トイレのさまざまなことが違っていることでトイレを使わないことがあります。この問題は結構よくあるようです。あちこちで耳にします。

もらわれる前に住んでいたところのトイレの砂と、今のトイレの砂が違っていても、戸惑いを感じることがあるようです。トイレの砂の変化だけでも環境の変化となることを理解してあげてください。

砂の場合は、もらう時にどのような砂を使っていたかを確認するといいでしょう。時間をかけることで慣れてはいきますが、少し時間がかかる子もいます。似たような物から始めるといいですよ。

トイレが汚れていたり、先住猫のニオイが強くしたりする場合も自分のテリトリーと違うと感じて粗相をしてしまうこともあります。(経験あり)トイレ掃除は毎日1回が基本です。多頭飼いの場合は匹数によっても変わりますが、1~2回程度は必要です。

通常は、固まった糞便だけを取るだけでよいのですが、トイレの側面などが汚れてしまった場合は、拭き掃除が必要になります。(掃除をしないとニオイもしてきますので、必ずするとは思いますが念のため…)

先住猫がいる場合、新しく猫が加わる場合は、トイレのケースを洗って砂を総入れ替えすることをおすすめします。先住猫は、トイレの場所をわかっていますし、しつけもできているでしょう。だから問題はありません。新しく家に来た子にトイレを覚えてもらうためです。

ストレス

飼い主さんとのコミュニケーションが足りなかったり、寂しかったりするとストレスが溜まってしまい、トイレ以外のところでの粗相をしてしまうことがあります。

飼い主さんにかまって欲しくて困らせようとしているのではないようです。でも、ニオイがキツイですし、掃除も大変ですよね。なるべく遊んであげたり一緒に過ごす時間を長めにとったりすることでおさまることがあります。

長引くような場合は、しつけ直しをしなければならなくなりますので、早い段階でストレスとなることから救い出してあげてください。

病気やケガが隠れている

今までトイレでしっかりできていたのに、粗相をするようになったら病気やケガといった原因が隠れている可能性が高いです。考えられるのは、椎間板ヘルニアやしっぽ・仙骨部のケガ、泌尿器科系の病気です。

急に粗相をするようになった場合は、病気やケガが考えられます。その他の症状として歩き方がおかしかったり、気にする様子でしきりに舐めていたりといったことがあります。このような時は、なるべく早いうちに受診をしましょう。見た目にはわからないものが原因となっている場合は、早めに治療してあげることが大切です。

粗相した場所をトイレと思ってしまった

粗相が繰り返すようだと、その場所にニオイが残ってしまい、トイレだと思い込んでしまっている可能性があります。一時的ではありますが、そこにトイレを置き、慣れさせてもいいでしょう。

この方法は著者も試したことがあります。粗相をした場所をしっかり掃除をしているのですが、その場所にばかり行って「トイレに行きたいサイン」をするので、その場所にトイレを置いてみようということになりました。トイレの場所や形状を覚えてしまえば、後々変えればいいことですから簡単です。この時は、2週間ほどで場所を元に戻しましたが、その後は粗相をすることがなくなりました。

その場にトイレを置くことができないような場所の時は、尿のニオイをしっかり取り去る必要があります。そうしないと、その場所での粗相をやめさせることが難しくなります。布製品であればしっかりと洗濯をしましょう。床などの場合は拭き取るだけでなく、消臭は完璧にしてください。

スポンサーリンク

成猫にしつけ直しをする方法

成猫にしつけ直しをする方法

トイレを覚えてくれていたはずなのに、別の場所でしてしまうようになった子は、トイレのしつけ直しをすることでまたトイレでできるようになります。まず、病気やケガなどがないことを確認しましょう。

そういった理由がない場合は、しつけ直しをします。猫がニオイを嗅ぎ始めたりうろうろし始めたりなどの「トイレに行きたいサイン」をし出したら、すぐに猫を抱き上げてトイレに入れます。そんな状態が数回続きますと、自分でトイレに行くようになります。時間的には、数日~1週間程度でできるようになると思います。

それでもトイレに行かないで逃げてしまうような場合は、トイレをしっかり水洗いして、余計なニオイを落としましょう。自分以外のニオイがしている(嫌いなニオイや洗剤臭など)場合があります。

粗相をした時に、ティッシュに尿を吸わせて猫のトイレに入れておくという方法も効果的です。自分のニオイがするとそこでするようになります。

しつけ直しには、飼い主さんの根気が必要です。怒るなと言われても無理な話であることは、経験上よく理解しています。「トイレに行きたいサイン」を見るたびにトイレに連れて行くようにして、もし、粗相をしたら、「コラ」や「ダメ」と短い言葉で大きな声で叱ってもいいと思います。手を上げるのだけはNGです。

猫のトイレのしつけ方まとめ

猫のトイレのしつけ方まとめ

猫のトイレのしつけはトイレサインを見逃さないことが早く覚えさせるためのコツです。数回行えばきちんとできるようになりますので、ぜひ、実践してみてください。

ただし、粗相をしても怒ったりしないようにしましょう。猫を萎縮させてしまい、慣れるまでに余計に時間がかかるようになってしまいますからね。

猫のトイレグッズ一覧

併せてこちらもチェック!

猫の飼育知識
スポンサーリンク
餌代をケチらず安全な原材料で選びたい!おすすめキャットフード6選

猫にとってキャットフードは食事の全てであり、その内容によって健康状態や寿命が左右されます。

この記事では、安全な原材料の使用に注目しておすすめのキャットフードをピックアップしました。

猫がいる生活。