仕事(残業)や急なお誘いがあると、愛猫にエサをあげなければならないのに帰りが遅くなってしまうこともありますよね。
そんな時に、飼い主として助かるのはタイマー式自動給餌器。外出時にとりあえず毎回セットさえしておけば、いざという時に飼い猫への食事を待たせてしまうことがないのでとても便利です。
逆に言えば、こういったものが自宅に無い場合、飼い主の都合で愛猫にエサを与えることができないという最悪のケースも起こり得ます。
お腹を空かせて飼い主を待っている愛猫。可哀想なのはもちろんですが、何よりもストレスを溜めさせてしまい、健康を害してしまうかもしれません。
そして最近、猫や犬を飼う単身世帯が増えたこともあり、このタイマー式自動給餌器の需要が殺到し、さまざまなメディアで取り上げられています。
中でも人気No.1を獲得したのが、『うちのこエレクトリック』というメーカーの「カリカリマシーン」と「カリカリマシーンSP」。
今回は、この二種類の自動給餌器の機能とそれぞれの相違点、利便性について注目してみました。
「カリカリマシーン」の特徴
最初に出た「カリカリマシーン」は、使い方がシンプルというのが最大の特徴ではないかと思います。ドライフードに対応したタイマー式自動給餌器です。
シンプル操作
画面が大きくて見やすい上に、操作がシンプルです。こうした機械が苦手という私でも「使える!」と感じました。操作画面が、ボタン式ではなくてスマホのような感じです。スマホが操作できるなら問題なく使えます!
時間・エサの量を1日4回まで設定ができます。エサの量は、10g単位で設定が可能なので、食べさせ過ぎてしまうことがありません。
録音機能付き
飼い主の声を録音することができます!エサの時間になると、録音してある声がするので、愛猫が自然とやってきます。
私は「ご飯の時間だよ~、おいで~」と録音しようと思っています。いつも愛猫に対して、ご飯の時にかけている声の調子でいいので、ご飯の時間だってわかりますよ。
センサーと保護機能つき
「カリカリマシーン」には、給餌口に赤外線センサーが付いています。フードタンクが空になったことやトレーにフードが残り、積み上がるようなことがあった場合などにセンサーが働き、警告音を鳴らして知らせます。
警告音は、「ピッピッ」という音です。異常が解消されるまで鳴り続けて知らせてくれます。
トレーにフードが過剰に積み上がったり、汚れなどで検知不良を起こしたりするようなことがあった場合、「カリカリマシーン」に付いているモーターが作動を停止させます。
それに、自己保護機能が付いてますので、過負荷によって生じるモーターの加熱や故障をも防ぐことができます。
「カリカリマシーンSP」の特徴
うちのこエレクトリックでは、「カリカリマシーン」のワンランク上の自動給餌器「カリカリマシーンSP」も発売しています。
こちらは、「カリカリマシーン」の良いところをそのままに、さらに機能が追加となっています。それが、スマホアプリとWi-Fi通信が対応という大きな特徴です。
新世代の自動給餌器
スマホアプリとWi-Fi通信を利用することで、遠隔操作が可能になっている自動給餌器です。自宅でのセッティングはもちろんですが、外出先からスマホを使って自宅にいる愛猫にエサをあげることができるんです。
「カリカリマシーン」にはなかった機能ですよね。これがあることによって、さまざまなことが可能となっています。まさに新世代のマシンと呼ぶにふさわしいです!
専用アプリを使っていろいろ出来る
「カリカリマシーンSP」には、専用アプリがあります。ダウンロード・インストールをするだけですぐに使うことができます。
ご飯をあげる時間を設定するだけじゃなく、エサの給餌が終わったら知らせてもくれます。また、「うちのこデータ」に飼い猫の名前や年齢、品種や体重などの詳細データを入力・管理することができます。
リアルタイム・リアルボイス
アプリの中にある写真や動画の録画機能とマイク、リスニングなどの機能がありますので、タップして外出先から愛猫に声をかけたり、様子を見たりすることもできます。
飼い主からも愛猫の方からもコミュニケーションが取れる機能が付いていますので、外出先から一瞬にして自宅にいるような感覚が味わえるのが良いところですね!
また、留守中に愛猫が何をしているかをリアルタイムで見たり、写真・動画として残しておいたりすることもできる機能があります(レア写真や動画が手に入ります!)。
それに、アプリに同じアカウントでログインすれば、家族みんなで共有ができます。家族で情報を共有できることができるのは助かります。
フードタンク
猫の中には、賢くて器用という才能を持った子たちが多くいます。そのため、ふたをこじ開けようとしたり、手を入れてエサを取って食べたりということが起こってしまいます。
そのため、フードタンクは他に類を見ない設計になっています。
- ふたが開かないようにするだけでなく、倒してしまわないように、ロックボタンを搭載
- 手を入れて取ったりできないように、エサの出口を狭く設計
- 取り外して洗うことができるので、清潔に保つことができる(違う味を入れる時も不便がない)
この3点があるだけでかなり違います。愛猫の食事管理がばっちりできるというものです!飼い主にとっては本当に助かる部分ではないでしょうか。
2つの機能の違いとは?
基本的な違いは、スマホで操作することができるかどうかというところだと思います。「カリカリマシーン」では、使い方のシンプルさが際だっていますよね。
それに対して、「カリカリマシーンSP」は、アプリを利用して外出先での操作ができたり、双方で映像と声をやり取りできたりします。まるで、ドラえもんの秘密道具、『どこでもドア』を手にしているような感じでしょうか。
こちらも使い方はシンプルですが、機能が追加されています。便利さはアップしていますので、飼い主さんのライフスタイルによって選ぶことができます。
会社対応が親切なことが大切
最初の段階(設定や使い始め)では、取扱説明書を読みながらやってもわからなくなってしまうことってありますよね。私もそうでした。そんな時に私が使う手段は、カスタマーセンターに電話します。なぜかと言うと、
- 早く使えるようにするため
- ややこしい説明書を読むよりも楽だから
- これから使う製品の会社のことを知りたい
という3つがあるからなんです。特に電話のやり取りですと、人を通して会社のことが見えてきます。カスタマーセンターに電話をしたら、親切で丁寧なだけでなく、使う人の立場に立って説明をしてくれました。
「困ったことがあったらすぐにお電話を…」と優しい口調で話してくださいました。本当に助かりました。
サポートの方が親切に対応してくれるというのは、使う側にしたら本当に助かるものです。それがしっかりできる会社だということがわかりました。
まとめ
さまざまな自動給餌器を見てきました。使ってみた物もありますが、これほど便利で飼い主が「あったらいいな」という希望を搭載した自動給餌器に出会えたのは初めてです!
使ってみるまではわかりませんでしたが、良いところがたくさんあります。電気を使う物は電気代がかかるため敬遠していましたが、電気代が安いという点にも私は高評価を付けたいと思います。
それに会社としての対応がすごくいいです。何かあっても相談しやすいというか、サポートの面がしっかりしているというメリットがあるのも強みだと思います。
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